King Gnuのデータ
ジャンル | ミクスチャー・ロックバンド |
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活動期間 | 2013~ |
主な地声音域 | mid2G#(G#4)~hiA#(A4) |
主な裏声音域 | hiD(D5)~hiF(F5) |
主な低音域 | mid1A#(A#2)~mid1C#(C#3) |
ラップ使用 | なし |
主なタイアップ | ドラマ、映画 |
代表曲 | 白日 |
逆夢 |
King Gnuについて
2013年から活動を開始している、4人組のロックバンドです。メジャーデビューは5年後の2018年からになります。
ちなみに現在の「King Gnu」という名前になったのは2017年からで、その前は別の名前で活動していました。
ロックバンドと聞くと1人のボーカルのイメージが強いですが、「King Gnu」は常田さんと井口さんのツインボーカルとなっています。常田さんが低音域~中音域、井口さんが高音域担当です。
代表曲である「白日」が2019年に爆発的な大ヒットとなり、一気に知名度を増しました。その後はオリコンでも高い順位をキープし続け、2019年の紅白歌合戦にも出場しています。
ちなみに2022年現在、CDシングルが6作、デジタルシングルが15作と、デジタルシングルの方が多めとなっています。
YouTubeでの再生回数もすさまじく、2022年11月現在において、5000万回越えのPVも数多くあります。「白日」に関しては4億回越えとなります。
タイアップはドラマと映画が多めです。またアニメ映画でもある「劇場版 呪術廻戦 0」の主題歌も手掛けています。
King Gnuのカラオケでの評価について
さて、そんなKing Gnuをカラオケという観点で見ていきましょう。
King Gnuの音域について
まずは音域から。参考までにカラオケが得意な男性の平均的な音域を掲載しておきます。
最低音はmid1A#(A#2)~mid1C#(C#3)付近が多いのですが、曲により結構バラバラです。主に常田さんのパートでの登場となります。
常田さんはメインとなる音域がmid1B(B2)~mid2G#(G#4)辺りで、こちらのパートはほとんどの男性にとって歌いやすい高さとなります。
ただ曲によっては低音域を連発するものもあり、低音域を苦手とする場合は少し歌いにくさを感じるかもしれません。
地声最高音はmid2G#(G#4)~hiA#(A#4)とやや高めです。曲により常田さんか井口さんどちらの担当パートかは分かれますが、低音域と同じようにやや高めの高音の実力が求められています。
ここまで下げて、ようやく男性の平均的な高音域に近づくといった形の曲が多めです。ただ下げれば下げるほど低音域は厳しくなるので、ある程度は無視する形になるでしょう。
どの曲をどのくらい下げるかは、個別の記事で解説していますので、当ページ下部の曲一覧リンクを参考にしてください。
裏声のキーもかなり高めに設定されていて、hiD(D5)~hiF(F5)の曲が多いです。全て井口さんの担当になりますが、男性という観点からすると裏声のキーはずば抜けて高めです。
さらに裏声も一瞬の発声というわけではなく、ロングトーンの形式の曲も多く、綺麗で安定した裏声を出すことが要求されます。
地声での高音域を意識してキー調整を行いますが、逆に地声高音域が得意な人は裏声のキーを意識して調整したほうが良いでしょう。
総評すると、音域はかなり広めで、低音域、高音域どちらも歌いにくさを感じるでしょう。難易度はかなり高いと言えますね。
King Gnuの音程について
続いて曲の傾向と言いますか、音程について見ていきましょう。結論から述べてしまいますと、音程の難易度はやや難しめです。
純粋に音程配置が難しい曲が多めで、そもそも合わせにくいと感じることが多いです。
スピードが速かったり、歌詞を敷き詰めていたりもしますので、そういった意味でも難易度を上げていますね。
バリバリのバラード曲のようなゆったりとして、緩やかな音程変化の曲はほとんどありません。
音程を合わせる余裕は基本的にはないものの、しっかりと歌詞とメロディを覚えて練習することで少しずつ音程正解率を上げることができるでしょう。練習がモノを言うと言いますね。
個人的には音域の方が問題になりますので、練習する際は音程→音域の順で意識して練習するといいでしょう。ただし、音程の練習をするためにキー調整は先にやっておくのがおススメです。
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