ポルノグラフィティのデータ
ジャンル | ロックバンド |
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活動期間 | 1994~ |
主な地声音域 | mid2G(G4)~hiA(A4) |
主な裏声音域 | hiC#(C#5)~hiD(D5) |
主な低音域 | mid1D(D3)~mid1F(F3) |
ラップ使用 | なし |
主なタイアップ | CMソング、アニメ、映画 |
代表曲 | サウダージ |
アゲハ蝶 |
ポルノグラフィティについて
1994年から活動を開始している、2人組のロックバンドです。ボーカルの岡野さん、ギターの新藤さんの二人から成ります。メジャーデビューは5年後の1999年からになります。
デビューシングルは「アポロ」で、こちらも知名度が高いナンバーですね。
代表曲がかなり多いのですが、カラオケでは上記2曲の他に「メリッサ」や「ミュージック・アワー」が人気です。
活動時間が長く、ミリオンヒットこそないものの、90万枚越えを記録している曲を2曲所持しており、根強い人気を誇ります。
紅白歌合戦では13回という非常に多い出場回数を記録していて、これはバンドとしては歴代2位の記録です。
タイアップは幅が広く、さまざまです。タイアップで有名なのはアニメ「鋼の錬金術師」のOPテーマにも起用された「メリッサ」でしょうか。アニメでは他にもコナン映画の主題歌である「オー!リバル」もあります。
ライブも毎年行われており、ファンサービスが良いと評判です。
ポルノグラフィティのカラオケでの評価について
さて、そんなポルノグラフィティをカラオケという観点で見ていきましょう。
ポルノグラフィティの音域について
まずは音域から。参考までにカラオケが得意な男性の平均的な音域を掲載しておきます。
最低音はmid1D(D3)~mid1F(F3)付近が多く、男性の平均的な音域から考えるとやや高めです。「サウダージ」はmid2B(B3)だったりするので、低音域には余裕があります。
一方で地声最高音はmid2G(G4)~hiA(A4)とやや高めです。男性の平均的な高音がmid2G#(G#4)であることを考えると、ちょっとだけ高めですね。
またポルノグラフィティは高音をサビで連発する傾向があり、同じ最高音の他の曲と比較して苦しく感じやすいです。
余裕をもって歌うためにはhiA#(A#4)くらいの音が出せるくらいの技術を持っている必要があります。それゆえにサビを歌唱して高いなと感じた場合にはキーを下げるのも手です。
サビでの高音域の連発のキーが全て下がるので、1下げるだけでもかなり楽になります。こういったアーティストにはキー調整がかなり有効ですので、ぜひとも一度試してみてください。
どの曲をどのくらい下げるかは、個別の記事で解説していますので、当ページ下部の曲一覧リンクを参考にしてください。
裏声を使う曲は少ないのですが、使用する場合のキーはhiC#(C#5)~hiD(D5)です。裏声はロングトーンの形式のものも多く、綺麗で安定した裏声を出すことが要求されます。
ただキーとしては十分に男性の平均的な裏声音域に収まっています。さまざまな曲で裏声を練習した人ならば、問題なく歌唱できるでしょう。
総評すると、音域はやや高めですが、キー調整がしやすいアーティストです。低音部分が低くないのが良いですね。
ポルノグラフィティの音程について
続いて曲の傾向と言いますか、音程について見ていきましょう。曲の傾向はバラードとアップテンポに分かれます。
バラードに関しても判定が難しいですが、有名曲だと「愛が呼ぶ方へ」「シスター」「サボテン」などが当てはまると思います。
これらの曲はペースがゆったりしていて音程変化も緩やかです。音程を合わせる余裕も十分にあり、高い音程正解率を期待できるでしょう。
ただし、歌詞はやや敷き詰めていて、息継ぎをする余裕が少しないのも事実です。ブレスのタイミングは注意ですね。
一方でアップテンポな曲は難易度がかなり高めです。有名曲だと「サウダージ」「アゲハ蝶」「アポロ」「メリッサ」などのほとんどの曲がこちらに当てはまります。
ノリノリで歌って盛り上がれる曲ばかりなのですが、とにかくスピードが速く、歌詞を敷き詰めています。息継ぎの余裕もありませんね。
音程変化が複雑というわけではないのですが、速いスピードと早口で余裕がなくなりやすく、それゆえに難易度は高めとなります。
ラップ等はないのですが、AメロBメロがラップ並みに音程を合わせるのが難しいとも言えますね。
ポルノグラフィティは音域調整はしやすいものの、音程に関してはやや難しい印象を受けます。
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