GLAYのデータ
ジャンル | ロックバンド |
---|---|
活動期間 | 1994~ |
主な地声音域 | hiA(A4)~hiC#(C#5) |
主な裏声音域 | なし |
主な低音域 | mid1D(D3)~mid1F#(F#3) |
ラップ使用 | なし |
主なタイアップ | 映画、ドラマ |
代表曲 | However |
Winter,again |
GLAYについて
1994年から活動を開始している、日本を代表するロックバンドです。読み方は「グレイ」です。よく勘違いされますが、灰色を意味する英語の「GRAY」とはスペルが異なっています。
活動期間は1994年~、一回も休止せずに現在まで活動を続けています。また北海道で結成されたために、冬をイメージする人が多いですね。ヒット曲にも、冬をイメージさせるものが多くなっています。
日本のロックバンドの中で1,2を争うほど知名度が高く、特に有名曲である「However」や「Winter,again」は聞いたことのない人の方が少ないくらいの有名曲です。
上記2曲代表曲ですが、これら以外にも「誘惑」「SOUL LOVE」「BE WITH YOU」「とまどい」など数多くのミリオンヒット(CD売上枚数100万枚越え)を生み出しました。
この数は日本でも歴代4位に位置し、まさに平成にその名を轟かせたと言っても良いでしょう。音楽番組の歴代特集などがあると、必ずと言っていいほど目にするアーティストですね。
特定のタイアップというものはなく、ドラマや映画などさまざまなジャンルのタイアップがあります。決してタイアップ曲が少ないわけではなく、むしろほとんどのシングル曲がタイアップを所持しています。
テレビ出演やライブの公演回数も多く、テレビを見ていると目にすることも多いでしょう。
GLAYのカラオケでの評価について
さて、そんなGLAYをカラオケという観点で見ていきましょう。
GLAYの音域について
まずは音域から。参考までにカラオケが得意な男性の平均的な音域を掲載しておきます。
最低音はmid1D(D3)~mid1F#(F#3)付近が多く、男性の平均的な音域から考えると丁度よい高さです。多くの曲を見ていくとこれよりも低い最低音の曲はありますが、いずれも一瞬の発声が多めです。
一方で地声最高音はhiA(A4)~hiC(C5)と高めに設定されています。代表曲を見てみても、いずれも「hi」のキーですね。「mid」の曲は見当たりません。
この高音ゆえに、多くのカラオケでは原曲キーが「+2」以上で設定されていることが多いです。こういった傾向はX JAPANなどの高音アーティストで見受けられ、一般的には見られない傾向です。
また、裏声を全く使用しないのも特徴の一つです。hiD(D5)のキーを地声で出せるのはボーカルであるTERUさんの歌唱力がいかに高いかが分かりますね。
それゆえに、カラオケで歌う場合にはキー調整をすることがほとんどです。
各種キーの調整の詳細はそれぞれの曲の記事を参考頂ければと思いますが、いずれにせよ原曲キーでは厳しい曲が多めですね。
ちなみに、有名曲がバラード調のものが多く、高音を常に出し続けるためにやや厳しさがあります。相当高音に自信がなければ、歌いきるのは難しいでしょう。
GLAYの音程について
続いて曲の傾向と言いますか、音程について見ていきましょう。大きくアップテンポ系とバラード系に分かれます。
バラード系は代表曲である「Winter,again」や「However」「BE WITH YOU」などで、ゆったりとしたペースながら、やや複雑な音程が特徴です。
音程を合わせる余裕はあるのですが、音程バーを見ながら合わせるよりも、アーティストの歌い方を再現することに重きを置いた方が合うことが多いです。無理に合わせようと声の出し方を変えるのはおススメしません。
一方でこの傾向はアップテンポ系でも見受けられます。
アップテンポな曲は「誘惑」「Way of difference」「Beautiful Dreamer」などが当てはまりますが、いずれも音程難易度はやや高めです。
スピードも速く、音程も難解、そしてキーも高いと難しい要素がこれでもかと詰まっています。唯一裏声を使っていないのが救いといったところでしょうか。
キーを下げて音域に余裕を持たせるのは当然ですが、それでもマスターするにはそれなりの練習が必要になります。一人カラオケなどで体に歌い方を覚えさせたいところですね。
GLAYの楽曲は知名度がかなり高いので、カラオケでは特に気にせず披露することができます。さまざまな世代の人に刺さりやすいので、高音が得意な人は有名な曲を1曲でも習得しておくと、誰かと行くときに良いかもしれませんね。
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