コブクロ(Vo:黒田俊介、小渕健太郎)のアーティスト情報およびカラオケでの歌い方記事まとめ

コブクロのデータ

ジャンルデュオ
活動期間
1998~
主な地声音域
mid2G(G4)~hiA(A4)
主な裏声音域hiA(A4)~hiB(B4)
主な低音域mid1B(B2)~mid1C#(C#3)
ラップ使用なし
主なタイアップCMソング、ドラマ、映画
代表曲
赤い糸

コブクロについて

1998年から活動を開始している、男性2人組のデュオです。メジャーデビューは3年後の2001年からになります。

デビューシングルは「YELL〜エール〜/Bell」ですが、知名度が高くなったのはその4年後にリリースされた「ここにしか咲かない花」や「」で一気に人気を博しました。

その後はオリコンの順位も安定し、1桁の順位を記録し続けています。

紅白歌合戦では、2005年から合計8回出場していて、2013年まで出場していました。出場回数は多く、知名度も高めですね。

タイアップは幅が広く、CMソングやドラマ、映画主題歌などさまざまです。日本レコード大賞や日本ゴールドディスク大賞の受賞数も多く、数多くの曲が知られています。

カラオケにおいては他にも人気な曲があり、上記2曲以外ですと「」や「ここにしか咲かない花」などがよく歌われています。

コブクロのカラオケでの評価について

さて、そんなコブクロをカラオケという観点で見ていきましょう。

コブクロの音域について

まずは音域から。参考までにカラオケが得意な男性の平均的な音域を掲載しておきます。

最低音はmid1B(B2)~mid1C#(C#3)付近が多く、男性の平均的な音域から考えるとやや低く感じるでしょう。低音域が苦手ですと、苦しさを感じる曲もあるかもしれません。

一方で地声最高音はmid2G(G4)~hiA(A4)とやや高めです。曲によっては高音を連発したり、ロングトーンの形のものもあるので、安定した高音を発声する実力が必要です。

最低音、最高音を考慮して考えると、やや音域は広めです。低音域から高音域にかけて、歌唱した経験値がそれなりに必要だと言えるでしょう。

キー調整は曲にもよりますが、-1か-2くらいがおススメです。

どの曲をどのくらい下げるかは、個別の記事で解説していますので、当ページ下部の曲一覧リンクを参考にしてください。

裏声を使う曲がやや多く、使用する場合のキーはhiA(A4)~hiB(B4)となっています。男性の裏声として考えると、珍しくやや低めのキーとなります。

そもそも裏声を使うアーティストが少ないのですが、その中でもキーの低い裏声を用いるコブクロはかなり珍しい存在です。

地声の高音がある程度安定し、これから先、裏声の習得をしていきたい人におススメできるアーティストです。裏声は透き通るようなクリアな裏声で、長めの発声が多めです。

総評すると、音域はやや広く、少し歌いにくいですね。一方で裏声に関してはかなり練習向きで、これからレベルアップしていきたい人に向いています。

コブクロの音程について

続いて曲の傾向と言いますか、音程について見ていきましょう。結論から述べると、全体的に音程の難易度はやや高めの傾向になります。

もちろん、「」や「STAY」などの比較的音程を合わせやすい曲もあります。しかし「」や「蒼く優しく」のようになかなかに合わせにくい曲もあり、曲次第だと言えます。

ただし「蕾」を除くカラオケで人気度の高い曲は、音程が合わせやすくなっています。人気曲を歌う分にはそこまで問題にはならないでしょう。

どの曲もスピードがゆったりとしていて、長い発声が多いのが特徴です。ロングトーンが多めで、それらをしっかりと合わせることがまずは大切です。

音程変化も緩やかなものが多めで、息継ぎをする暇も比較的あります。歌詞やメロディをしっかりと覚えれば問題なく歌唱できるでしょう。

ただ、2人で歌唱していますので、その差異をどのように演出するかはポイントです。2人で歌唱する場合は気にしなくていいと思いますが、1人で歌唱する場合には声を意識的に変えてみるのがおススメです。

小渕さんのパートはやや高めに、そして黒田さんのパートはやや低めを意識して歌唱すると良いでしょう。もっと言うと黒田さんのパートははっきりとした発声を意識するのがおススメです。

コブクロは音程に関しては、「曲によっては」やや難しい印象を受けます。かなり曲によって難易度が変わりますので、歌う場合には下記の個別記事を参照してみてください。

コブクロ曲のカラオケでの歌い方記事一覧

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