シャトイープの大ヒットシングル「ランデヴー」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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「ランデヴー / シャトイープ」の楽曲音域データ
アーティスト | シャトイープ |
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リリース | 2023/4/25 |
タイアップ | なし |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1B(B2) |
地声最高音 | hiB(B4) |
裏声最高音 | hiC#(C#5) |
スピード | BPM73(やや遅い) |
ラップ | なし |
PV / MV | あり |
「ランデヴー / シャトイープ」曲の構成、音域、音程難易度
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ
- 高音:mid2D(D4)
- 低音:地声最低音mid1B(B2)
- 音程:普通
- 高音:地声hiA(A4)、裏声mid2F#(F#4)
- 低音:mid1D(D3)
- 音程:やや易
- 高音:地声mid2F#(F#4)、裏声hiB(B4)
- 低音:mid1F#(F#3)
- 音程:普通
- 転調:あり(地声最高音hiB(B4)、裏声最高音hiC#(C#5))
- 繰り返し:あり
カラオケで歌う場合の「ランデヴー / シャトイープ」の総評
「ランデヴー」は失恋をテーマにしたバラードソングです。ですが高音域がしっかりと響きわたり、物寂しさの中に壮大さもある一曲となっています。
曲中での音域はmid1B(B2)~hiC#(C#5)とかなり広いです。地声最高音はhiB(B4)で、裏声最高音がhiC#(C#5)です。男性の平均的な音域から考えると、上下にやや広がっています。
地声最高音はhiB(B4)で、ラストサビで登場します。転調前に一回のみ登場するので、曲中を通しての地声のメインキーはmid2F#(F#4)付近となります。mid2F#(F#4)のキーは余裕を持って出せる方が多いと思うので、一回のみのhiB(B4)を全力で出していく形になります。
ただ難点が一つありまして、かなり力強い歌声になっていて、裏声で逃げることができません。後述のロングトーン問題も含めて、やや苦しくなりやすい箇所ですね。
ただこの一カ所のためだけにキーを下げるのはあまりお勧めしません。下げるとしても、小さな範囲がお勧めです。例えば
地声最低音はmid1B(B2)です。男性の平均的な低音域から見ても低く、登場頻度もかなり多いです。低音が得意なら問題ないと思いますが、そうでない場合はキーを下げるとAメロの歌唱がおぼつかなる可能性があります。
裏声最高音はhiC#(C#5)となっています。ラストサビで登場し、回数は一回のみとなっています。
曲中には多く裏声が登場するのですが、キーが低い場合が多く、裏声に慣れていれば問題なく歌唱できるかと思います。裏声の難易度はやや控えめかと。
音程難易度は普通となっています。全体的に歌詞を敷き詰めている部分が多くなっていて、音程配置は合わせやすいものの、初見では戸惑うかもしれません。
ただ歌い慣れれば音程は難しい配置ではありませんし、歌いやすいメロディラインでもあるので、ある程度の音程は合わせられるはずです。
またもう一つ大きな問題がありまして、それがサビなどで出てくる長めのロングトーンとなります。ラストサビでも登場するのですが、キーがやや高いのが特徴で、かつかなりの長さで肺活量を持っていかれます。
幸いなことにロングトーンの後に息を吸う十分な時間はありますが、なるべく全力で歌唱することは避けて、最後のロングトーンに余力を残しておくことを意識しましょう。
「ランデヴー 」は難易度的にはやや難寄りの普通といったところでしょうか。音域の広さがなかなかに厄介ですね。ですが他には難しい要素はあまりなく、練習することでマスターは比較的容易かと思われます。
特に覚えやすいメロディラインなのが嬉しいですね。歌いやすくもありますし、カラオケでは後半のタイミングで入れることで周りをしんみりした気持ちにさせることもできるでしょう。
低音域と裏声が得意だけど、地声高音はあまり得意じゃない、という男性の方にも合っている楽曲ですし、女性ならばキーを上げることでやや歌いやすくなると思われます。
もし気に入った場合にはぜひとも練習をしてみてください!