Mrs.GREEN APPLEのデータ
ジャンル | ロックバンド |
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活動期間 | 2015~ |
主な地声音域 | hiB(B4)~hiC#(C#5) |
主な裏声音域 | hiE(E5)~hiF#(F#5) |
主な低音域 | mid1C(C3)~mid1D#(D#3) |
ラップ使用 | なし |
主なタイアップ | アニメ、映画 |
代表曲 | インフェルノ |
青と夏 |
Mrs.GREEN APPLEについて
2015年から活動を開始しているロックバンドです。男性三人組で、ボーカルの大森元貴さん、ギターの若井滉斗さん、キーボードの藤澤涼架さんの三人から成ります。
元々はベースの髙野清宗さん、ドラムの山中綾華さんが在籍していたのですが、2021年を最後に脱退して現在は今の体制となっています。
最も人気を博したのは2019年に配信限定シングルとしてリリースした「インフェルノ」で、該当楽曲はアニメ「炎炎ノ消防隊」のOPテーマにも起用されました。この楽曲はYouTubeにて再生回数が2023年現在2億回を突破していて、公式チャンネルで一番の再生回数となっています。
インフェルノ以外にも「青と夏」や「僕のこと」などYouTubeにおいて1億回や7000万回を越える楽曲を所持しており、最近人気急上昇中のアーティストと言えます。
カラオケでも人気が高く、上記以外の曲ですと「ダンスホール」がアップテンポでノリノリで歌いやすい楽曲として有名です。
タイアップに関してはいくつかあるのですが、アニメや映画の主題歌が目立ちます。再生回数の多い楽曲はこれらのタイアップが多いですね。
Mrs.GREEN APPLEのカラオケでの評価について
さて、そんなMrs.GREEN APPLEを今度はカラオケという観点で見ていきましょう。
Mrs.GREEN APPLEの音域について
まずは音域から。参考までに男性の平均的な音域を掲載しておきます。
最低音はmid1C(C3)~mid1D#(D#3)付近が多く、男性の平均的な低音域から考えるとほんの少しだけ低い印象を受けます。ただカラオケで歌い慣れている人はもちろん、歌い慣れていない人でも出せる方は多いと思われます。
さらに多くの曲では最低音の登場頻度は少なく、表記上よりも低音域はやや高くなる傾向にあります。とはいえ下げるほどの余裕はないのでキー調整は慎重に行うのがよさそうです。
地声最高音はhiB(B4)~hiC#(C#5)とやや高めで、カラオケで歌い慣れている男性の方でも苦しさを感じる高さとなっています。
これで最高音はmid2G#(G#4)~hiA#(A#4)辺りになるのでやや歌いやすくはなるでしょう。
ただし最低音のところでも記載しましたが、キー調整はしにくいためになるべくキー調整をしない方が望ましいです。そのためには高音域の方に広く対応できる必要があるので、かなりの歌唱力が求められています。
あるいは低音がかなり得意で、mid1A(A2)くらいまでのキーが余裕をもって出せる場合にはキー調整もしやすいと感じるでしょう。
ちなみに、もしキーを調整する場合にどのくらい下げるかは、下記の個別記事から確認できますので、ぜひとも参照してみてください。
裏声はほぼすべての曲で使用し、必ず登場するといってもいいくらいです。登場頻度もなかなかに多く、張り上げて出す裏声や、ロングトーン形式の裏声など種類も多いです。
キーがかなり厄介で、hiE(E5)~hiF#(F#5)というキーは女性でもかなりの苦しさを感じるレベルとなっています。アーティストとしてはKing Gnuなどを歌えるくらいのレベルでようやく歌いこなせる目途が立つくらいには高めです。
Mrs.GREEN APPLEのボーカルである大森さんは地声の高音がかなり特徴的で、裏声との違いが分かりにくくなっています。それゆえに地声高音を裏声で歌唱することでそれっぽさを出すという手も無きにしも非ずです。
総評すると、音域は男性からするとかなり広く、とくに高音の難易度が高めです。地声、裏声どちらも男性の平均的な音域を大きく逸脱していて、高音か低音どちらかに対してかなり自信がないと歌いこなすのは難しいでしょう。
Mrs.GREEN APPLEの音程について
続いて曲の傾向と言いますか、音程について見ていきましょう。Mrs.GREEN APPLEの楽曲の音程に関しては、曲に左右されると言わざるを得ません。
例えば「インフェルノ」などのスピードが速く、歌詞を敷き詰めている曲は難易度がやや高めとなっています。ただこういったアップテンポな曲でもパートによってはゆったりとしている部分もあるために、極端に難易度が高いわけではありません。
一方で「Soranji」などのバラード調の曲はゆったりとした曲調に緩やかな音程配置の場合が多く、こちらはかなり歌いやすくなっていて難易度は低めとなっています。
総評すると、音程に関しては曲により難易度が大きく変化するものの、総じて難易度は普通~やや難程度に収まっていると言えます。
サビのメロディラインは覚えやすい曲が多いために、音程よりも高音や低音などの発声の方をメインに意識して行くのがおススメです。
ただもちろんのこと歌詞やメロディ、歌い方を覚えるのは必須となりますので、曲を聴いたり口ずさむなどして覚えることが先決です。そのあとでカラオケに行くなどして覚えていきたいですね。
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