X JAPAN(エックス / エックスジャパン / Vo:TOSHI)のアーティスト情報およびカラオケでの歌い方記事まとめ

X JAPANのデータ

ジャンルロックバンド
活動期間
1982~
主な地声音域
hiC(C5)~hiD#(D#5)
主な裏声音域なし
主な低音域mid1F#(F#3)~mid2A(A3)
ラップ使用なし
主なタイアップなし
代表曲RustyNail

X JAPANについて

1982年から活動を開始している日本を代表するビジュアル系ロックバンドです。

活動期間は1982年~1997年。その後休止期間を一回はさみ、2007年から活動を再開しました。

最古参と言っても良いロックバンドで、さまざまなバンドに影響を与えています。メンバーもかなり有名で、ToshiさんやYOSHIKIさんはバラエティ番組でも目にする機会があると思います。

代表曲は「RustyNail」や「紅」ですが、この他にもバラード系統だと「Tears」「Forever Love」、疾走系だと「X」や「BLUE BLOOD」と名曲が多いです。

特定のタイアップというものはなく、これを見てX JAPANを知ったという人は少ないでしょう。強いて言うなら運動会や甲子園で「紅」が流れてそれを聴いたくらいでしょうか。にもかかわらず抜群の知名度を誇る当たり、伝説のロックバンドとも言えます。

ちなみに紅白歌合戦への出場回数は多く、1991年から2017年の間に8回もの出場を果たしています。そちらで知った人も多いかもしれませんね。

X JAPANのカラオケでの評価について

さて、そんなX JAPANをカラオケという観点で見ていきましょう。

X JAPANの音域について

まずは音域から。参考までにカラオケが得意な男性の平均的な音域を掲載しておきます。

最低音はmid1F#(F#3)~mid2A(A3)付近が多く、男性の平均的な音域から考えるとかなり上の方に位置しています。低音域に関しては問題になることはないでしょう。

一方で地声最高音はhiC(C5)~hiD#(D#5)ととんでもなく高いことが分かります。これはToshiさんのヘッドボイスと呼ばれる歌唱テクニックによるものですね。

この高音ゆえに、多くのカラオケでは原曲キーが「+3」以上で設定されていることが多く、これは他のアーティストでは見られない傾向です。

また、裏声を全く使用しないのも特徴の一つです。高音を地声で出せてしまうために、裏声を使用する必要がないからですね。どの曲も高さが目立ち、歌いやすい曲でもhiC(C5)程度のキーになります。

それゆえに、カラオケで歌う場合にはキー調整をすることがほとんどです。とはいえ「+3」のキーを「±0」で入れても最高音はhiA(A4)ですので、やや高さが残ります。

調整する場合には、「ー2」や「ー3」など、つまり元の高さから4つ5つほど下げるのがおススメです。

ちなみに、疾走系の曲よりもバラード曲の方が高音が厳しいです。長時間、超高音を発声し続けるために喉が深刻なダメージを受けるからです。

これも他のアーティストとは決定的に違うところですね。例えば「紅」と「Tears」ならば、後者の方が苦しくなります。

X JAPANの音程について

続いて曲の傾向と言いますか、音程について見ていきましょう。大きく疾走系とバラード系に分かれますが、どちらを見ても音程変化は緩やかなことが多く、音程難易度が高い曲は少なめです。

ただし疾走系は疾走系で息継ぎをする暇がありませんし、バラード系は度重なる高音の発声で喉にダメージを与えてきます。

原曲キーではそもそも満足に歌えないという結果に陥りやすいので、そこは注意が必要です。(そもそもX JAPANを原曲キーで歌唱できる人は本当に稀だと思いますが……)

一方で、キーを下げて音域に余裕を持たせると、そこまで難易度の高さは感じないでしょう。伴奏もしっかりと聴きとれますし、歌いやすく感じると思われます。

それでいてカラオケでは盛り上がれる曲が多いので、自分に合ったキーを見つけるのがおススメですね。

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