スピッツのデータ
ジャンル | ロックバンド |
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活動期間 | 1987~ |
主な地声音域 | hiA(A4)~hiB(B4) |
主な裏声音域 | hiB(B4)~hiD(D5) |
主な低音域 | mid1F(F3)~mid1G(G3) |
ラップ使用 | なし |
主なタイアップ | CMソング、ドラマ |
代表曲 | チェリー |
ロビンソン |
スピッツについて
1987年から活動を開始している、男性4人組のロックバンドです。メジャーデビューは4年後の1991年となります。
メジャーデビュー後は大きなヒットに恵まれませんでしたが、1995年に「ロビンソン」が爆発的なヒットを記録し、一気に知名度を増しました。それ以降はオリコンでも高い順位を取得しています。
前述の「ロビンソン」の他に、「空も飛べるはず」「チェリー」と合計3つのミリオンヒットを所持しているバンドです。それ以外にもヒット曲が多く、聴いたことのある曲も多いのではないでしょうか。
タイアップは幅が広く、CMソングやドラマ、映画主題歌などさまざまです。ただ昔の曲に関しては歌番組で知ったという人が多いのではないでしょうか。
歴代のシングル売上ランキングや、春や夏などの季節を連想させる曲特集などで目にする機会が多いですね。
カラオケにおいてはかなりの人気があり、総合のアーティストランキングでは50位に必ず入るほどです。以前から活動しているアーティストとは、Mr.Childrenやポルノグラフィティなどが近くにランクインしています。
スピッツのカラオケでの評価について
さて、そんなスピッツをカラオケという観点で見ていきましょう。
スピッツの音域について
まずは音域から。参考までにカラオケが得意な男性の平均的な音域を掲載しておきます。
最低音はmid1F(F3)~mid1G(G3)付近が多く、男性の平均的な音域から考えるとかなり高いです。低音域を歌う際に低いと感じることはないと思って良いでしょう。
一方で地声最高音はhiA(A4)~hiB(B4)とやや高めです。さらにスピッツの曲はこれらのキーを連発する傾向が強く、ものによってはロングトーンが大量に出てくる曲もあります。
最低音、最高音を考慮して考えると、音域は狭めではあるものの、全体的に上にずらしたような形の曲が多めです。
これで最高音がmid2G#(G#4)付近になるのでやや歌いやすくはなると思います。とはいえキーは依然として高いので、もし苦しければさらに下げても問題はありません。
低音域の音が高いために、ある程度ならばキーを下げても問題なく歌えるでしょう。
どの曲をどのくらい下げるかは、個別の記事で解説していますので、当ページ下部の曲一覧リンクを参考にしてください。
裏声は使用する曲の数がかなり少ないのですが、使用する場合にはhiB(B4)~hiD(D5)といった音域が多めです。裏声としてのキーはやや高めですが、地声のキーに比べれば辛さは感じないでしょう。
裏声は芯のあるしっかりとしたものが多く、発声も長めです。スピッツ以外の他のアーティストでも裏声を出し慣れている必要がありますね。
総評すると、音域はやや狭いものの、キー調整は全体的にしやすい傾向です。ある程度下げた段階で一度歌唱してみて、その後に微調整をするのが良いでしょう。
スピッツの音程について
続いて曲の傾向と言いますか、音程について見ていきましょう。結論から述べると、全体的に音程そのもの難易度は低めです。
もちろん、「スターゲイザー」のようにやや難しい曲もありますが、「チェリー」や「ロビンソン」といった曲は音程が合わせやすいです。
曲のスピードが緩やかなものが多く、曲のフレーズとフレーズの間にも息継ぎをする十分な間があります。
落ち着いて歌唱が出来て、音程バーを見ながら合わせる余裕もあるので、音程でそこまで苦しむことはないでしょう。
スピッツは音程の難易度はやや低めです。音程よりも高音の方に重点を置くと良いでしょう。
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