「grace / 藤井 風」のカラオケでの歌い方【音域】

藤井 風(ふじい かぜ)の大ヒットシングル「grace(グレース)」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「grace / 藤井 風」の楽曲音域データ

アーティスト藤井 風
リリース
2022/10/10
タイアップ
NTTドコモCMソング
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1B(B2)
地声最高音mid2G(G4)
裏声最高音hiA#(A#4)
スピードBPM109(標準的な速さ)
ラップなし
grace について

2022年10月10日にリリースされたシングル曲です。藤井 風の21枚目のシングル曲で、NTTドコモCMソングに起用されました。

藤井 風さんは「きらり」がヒットし、2022年の紅白歌合戦にも「死ぬのがいいわ」で出場していて、それらの人気にも後押しされた形になるかと思われます。

人気が高く、音楽チャート「Billboard JAPAN」では週間のダウンロードランキングにおいて2位を記録しました。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2023年1月現在、1400万回を突破しています。インドで撮影されたPV昔を回想するようなPVになっていて、現地の人たちと待ちで踊る姿などが特徴的な作品となっています。

「grace」はアップテンポな調子で進んでいく、思わず踊りたくなってしまうようなナンバーです。PVを見ていると楽しい気持ちになってきますね。

「grace / 藤井 風」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:イントロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→Cメロ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
イントロ
  • 高音:mid2B(B3)
  • 低音:mid1C(C3)
  • 音程:やや易

音域はやや狭く、主に低音域からなるパートです。低音が得意な男性の方でもやや出しづらさを覚える低さですが、スピードはゆっくりで落ち着いて発声できるために歌いやすくはあります。

同じ英単語を何度も繰り返すのですが、それぞれアクセントが異なっているのでしっかりとメロディを覚える必要があります。音程の変化は細かい部分もありますが、おおむね合わせることができる難易度です。

声にはあまり力を入れずに、やや抑揚のない感じで歌唱します。この後Aメロに繋がりますが、そこでの力の入れようとほぼ同じと考えておくと良いです。静かに始まる曲と言うイメージを持っていると再現しやすそうですね。

ちなみにイントロは以降はサビに統合されますので、毎回のサビの後半で登場することになります。歌い方に関してはイントロとそこまで変わりませんが、やや力を入れて跳ねるようなリズムで歌唱していくと良いでしょう。

Aメロ
  • 高音:mid2E(E4)
  • 低音:地声最低音mid1B(B2)
  • 音程:普通

音域はやや広く、最低音がこのパートで登場します。全体的に中音域から高音域で構成されているものの、それぞれの音域は集中しているので急激な変化などは少なめです。

音程変化はやや細かく、発声の途中で力の入れ具合を調節してアクセントで音程を変化する部分もあります。ただ歌いやすい配置にはなっているので、大まかな部分を合わせられれば細かい部分は外しても問題ありません。

イントロと同じく出来るだけ声量をおさえて歌唱します。その状態で流れるように歌唱できると良いですね。余裕があれば細かい音程変化の部分も合わせられるようにチャレンジしてみてください。

Bメロ
  • 高音:mid2D(D4)
  • 低音:mid1D(D3)
  • 音程:普通

音域は1オクターブに収まります。このパートも低音域から中音域が多めで、音域的には歌いやすい部類に入るパートです。

ただ音程に関してはAメロ以上に細かい変化が目立ち、外しやすくなっています。上下に激しく動く音程が出てくるのも特徴的ですね。それでもスピードはゆったりしていますので、しっかりと藤井さんの歌い方を再現していきましょう。

声の入れ方はAメロと同じで問題ありません。フレーズの途中でのロングトーンが目立ちますので、その部分をしっかりと決めつつリズムに乗れると良いですね。

Cメロ
  • 高音:mid2E(E4)
  • 低音:mid1E(E3)
  • 音程:普通

ここでも音域は1パートと狭く、主に中音域からなります。曲中においては一番歌いやすいパートですね。

AメロBメロとは少し毛色が変わり、フレーズが長くそれでいて短めの発声が多くなります。ロングトーンは少なくなりますが、音程変化は緩やかです。

ただ、後半には低音地帯が待っていますので、この部分で発声が雑になって音程を外してしまう可能性があることだけは注意しておきましょう。

ここに来て歌い方が変わり、やや力を入れつつ母音を伸ばさない発声を意識します。流れるように歌唱しますが、少し早口のような歌唱になるので注意が必要です。

フレーズが長めですので息継ぎはしっかりと意識するのがおススメですし、どうしても苦しければフレーズの途中で息を吸うのも全然アリです。

なお「grace」は曲の構成がやや特殊でして、Aメロ→Bメロ→Cメロを2回繰り返した後にラストサビへと移行します。

サビ
  • 高音:地声mid2F(F4)、裏声最高音hiA#(A#4)
  • 低音:mid1C(C3)
  • 音程:やや易

音域はやや広くなり、裏声最高音が登場します。全体的に中音域から高音域で構成されていて、苦しくなりやすいパートですね。

音程に関しては緩やかな変化が多く、覚えやすいメロディラインと相まって難易度はやや低めとなっています。歌詞と歌い方を覚えればこのパートを歌いこなすのはそこまで難しいことではないでしょう。

Cメロから継続して力を入れて歌唱します。Cメロ以上に息継ぎの場所は明確ですので、そのタイミングを逃さないようにしましょう。

また、裏声部分については地声に自信がある方ならば地声で歌唱してもそこまで違和は感じません。自分の楽な方で歌唱して構わないと思われます

ラストサビ
  • 転調:あり(地声最高音mid2G(G4))
  • 繰り返し:あり

ラストサビでは一部転調し、その部分で地声最高音が登場します。

歌い方がそこまで大きく変化するわけではないので、サビでのメロディと混ざりやすくなっているのが難点ですね。しっかりと原曲を聞いたり、口ずさんだりするなどして覚えていきましょう。

繰り返しに関しては最後にフレーズを繰り返すのみとなります。その部分が前述の転調部分でもありますので、良く聴きこんで再現をしていきましょう。

カラオケで歌う場合の「grace / 藤井 風」の総評

曲中での音域はmid1B(B2)~hiA#(A#4)とやや広いです。
地声最高音はmid2G(G4)で、裏声最高音がhiA#(A#4)です。男性の平均的な音域から考えると、下方向に少し広がる形になります。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域は広いですが、各パートでの音域は狭めです。極端な音程変化がない分、歌いやすい曲だと言えます。

地声最高音はmid2G(G4)で、ラストサビで登場します。
転調した部分で登場し、頻度としては少ないです。またサビでの高音もmid2F(F4)ですので地声高音の難易度はやや低めだと言えます。

仮にmid2G(G4)がギリギリ出せるくらいの地声の実力だとしても、その日の調子によっては十分に歌える可能性があります。それゆえに、

カラオケで歌唱する際には、まずはキー調整はなしでチャレンジしてみてください。

もしも苦しいなと感じても、キーを下げる幅については1つか2つ程度がおススメです。

地声最低音はmid1B(B2)です。
Aメロで登場し、男性の平均的な低音域から考えても低くなっています。準ずるキーも多く、可能であればなるべく下げずに歌唱したいところです。

低音に相当な自信があればキーを下げても歌いこなせると思いますが、ほとんどの人は原曲キーの方が歌いやすさを感じると思われます。

裏声最高音はhiA#(A#4)となっています。
サビで登場し、地声と同じように芯のあるはっきりとしたものになっています。パート毎の歌い方でも述べましたが、地声高音に自信がある方はこの裏声を地声で歌唱してもOKだと思われます。

裏声で歌唱する場合は地声からの切り替えと地声への切り替えがあるので、その部分をスムーズに行えるように練習すると良いですね。

音程難易度はやや易~普通となっています。
全体的に歌いやすくはあるのですが、細かい変化が目立ち、外しやすくなっています。またCメロのように独特なリズムで余裕のないパートもあるので、難易度的には「普通」寄りの「やや易」だと思います。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通になると感じました。

「grace 」はキー調整こそしにくいものの、歌いやすい一曲です。カラオケで常日頃から歌唱している人にとっては歌いこなしやすく感じるでしょう。

もちろん、多少歌が苦手な人でも練習すれば歌いこなせる可能性は十分にあります。裏声を使用しているので、さまざまな声を出す練習にもなりますね。

ただ表現などを考えるとやや奥の深い曲ではあるので、あまり歌に自信がない人は歌いこなすために練習し、自信がある人はさらに上のステップを目指していくようにすると良いでしょう。

気に入った場合にはぜひとも練習をしてみてください!

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