「魔法の絨毯 / 川崎鷹也」のカラオケでの歌い方【音域】

「魔法の絨毯 / 川崎鷹也」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「魔法の絨毯 / 川崎鷹也」の楽曲音域データ

アーティスト川崎鷹也
リリース2018/7/25
タイアップLINEドラマ『家族のLINEがしんどいw』主題歌
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1C#(C#3)
地声最高音mid2G#(G#4)
裏声最高音なし
スピードBPM74(やや遅い)
ラップなし
魔法の絨毯について

2018年7月25日にリリースされたアルバム曲です。アルバム「I believe in you」に収録された一曲で、LINEドラマの主題歌にも起用されています。最初は知名度は低かったのですが、若者を中心にSNSで人気に火が付きました。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、7500万回を突破しています。ちなみに魔法の絨毯はあのアラジンの魔法の絨毯のことです。

「魔法の絨毯」は落ち着いた調子のバラードソングとなっています。

「魔法の絨毯 / 川崎鷹也」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→サビ
  • 2番:Bメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2C#(C#4)
  • 低音:地声最低音mid1C#(C#3)
  • 音程:普通(変化が激しいが、合わせやすい配置)

音域はちょうど1オクターブと狭めになっています。地声最低音はここで登場しますが、一瞬の登場となっています。すぐにキーは上がってしまいますので、外してしまっても問題はありません。

音程の変化は絶えずありますが、フレーズの最初が低いキーから始まってすぐに上がるというケースが多いです。そのため一番最初の低いキーに関しては音程を外してしまっても気にせずに歌唱を続けていきましょう。

力を入れつつも、呟くような歌声で歌唱します。歌詞の切れ目とメロディーの切れ目が一致していますし、息継ぎをする暇も充分にありますので、苦しくなることはないでしょう。しっかりと音程バーを見て、丁寧に歌い上げていきましょう。

Bメロ
  • 高音:地声最高音mid2G#(G#4)
  • 低音:mid1D#(D#3)
  • 音程:やや難(歌詞を敷き詰めていて、変化も複雑)

Aメロと比べると音域は少しだけ広くなります。地声最高音はここで登場します。一瞬登場した後にすぐ下がりますので、登場そのものは少なめです。ただそれに準ずるキーが多いので mid2G#(G#4)付近の音に関しては余裕をもって出せる必要があります。

かなり歌詞を敷き詰めがちで、なおかつ音程の配置も複雑です。特に後半では絶えず上下する音程配置が待っており、ここで音を外しやすくなっています。 Bメロの登場は曲中を通して一回のみとなっていますが、メロディーや歌詞などはしっかり覚えた上で、音程を合わせる方に意識を向けましょう。

声の出し方に関してはAメロと同じで問題ありません。ただAメロはゆったりとしたペースであったのに比べて、こちらは歌詞を敷き詰めていて、なおかつスピードが早いです。歌声が空廻ってしまわないように注意です。

サビ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:mid1D#(D#3)
  • 音程:やや難(急激な変化が多い)

音域はここでもやや狭めです。地声最低音も地声最高音も登場しませんが、全体的にキーは高めとなっています。

Bメロほどではありませんが、音程もやや難しく、特にフレーズの最初が低いキーから入って急に上がるといった音程配置が多めとなっています。低いキーは一瞬ですので外しても構いませんが、何回も登場するのである程度は合わせられるようになると良いですね。

歌い方に関してはあまり声に力をいれずにAメロAメロと、同じように歌唱していけるとGOODです。張り上げる部分にしっかりとアクセントを入れて歌唱していきましょう。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:あり

転調はありませんが、繰り返しはあります。

ラストサビで少しだけ力を入れると、よりらしさが出ると思われます。サビそのものはキーが高くはないので、余裕を持って歌唱をしていけるように、息継ぎを意識すると良いでしょう。

カラオケで歌う場合の「魔法の絨毯 / 川崎鷹也」の総評

曲中での音域はmid1C#(C#3)mid2G#(G#4)と標準的です。
地声最高音はmid2G#(G#4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、下の方にほんの少しだけ広がっています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域から分かるように、各パートでの音域も狭めになっています。各パートは歌いやすく、高すぎることも低すぎることもありません。ただし低いキーから、高いキーへの急激な変化の部分が歌いずらさを感じるかもしれません。

地声最高音はmid2G#(G#4)で、Bメロで登場します。
「魔法の絨毯」は曲の構成が特殊でして、Aメロは一番のみに登場し、Bメロは二番のみに登場します。それ故に曲全体を通して地声最高音の登場は一回のみとなっています。

発声そのものも短い間ですし、それに準ずるキーが問題無く出せるのであれば苦しくはならないでしょう。mid2G#(G#4)というキーも高すぎるということもありませんので、歌に慣れていない人でもチャレンジできる高さとなっています。

以上のことを考えて。

カラオケで歌唱する場合には、キー調整は無しでチャレンジしてみましょう。

地声最低音はmid1C#(C#3)です。
登場はAメロのみで一瞬ですが、それ以外にも低いキーは多いので、キーは下げない方が歌いやすいと思われます。低音部分は合わなくても気にしなくて大丈夫ですが。半分くらいは合わせられるとよいですね。

音程難易度はやや難となっています。
音程変化は絶えずあり、急激な変化も多めです。歌詞もかなり敷き詰めていて、音程を合わせる余裕がない場所も多いです。

覚える部分が少ないにも関わらず、この難易度に設定していることからも難しさが伝わるかなと思います。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通~やや難になると感じました。

「魔法の絨毯」はキーの高さから考えると歌いやすい一曲です。裏声をはじめとした難しいテクニックも使われていません。ただし、音程は比較的難しめと言えるでしょう。

聞いていると簡単なように思えるのですが、実際に歌ってみると難しさを感じる曲です。事前にしっかりとカラオケで練習をして、複雑な音程変化についていけるようになりましょう。

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