「最後の雨 / 中西保志」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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「最後の雨 / 中西保志」の楽曲音域データ
アーティスト | 中西保志 |
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リリース | 1992/8/10 |
タイアップ | 日本テレビ系「日立 あしたP-KAN気分!」テーマ・ソング |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1B(B2) |
地声最高音 | hiA(A4) |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM144(速い) |
ラップ | なし |
1992年8月10日にリリースされたシングル曲です。30年経過した今でも人々の心に残り続ける良曲です。長い年月をかけて多くの人がカバーしており、それゆえにそういったカバー曲から知った人も多いようです。
「最後の雨」はメロディが取りやすく、そして歌いやすいナンバーとなっています。
「最後の雨 / 中西保志」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:mid2D#(D#4)
- 低音:地声最低音mid1B(B2)
- 音程:やや易
音域はやや広く、地声最低音もこのパートで登場します。ただし、中音域の音が多めで、地声最低音は一瞬しか登場しません。
音程の変化は緩やかで、かなり合わせやすく感じるでしょう。ペースもゆったりとしていて、歌詞も敷き詰めていませんし、音程を合わせる充分な余裕があります。
歌い方に関しては、Aメロなので声量を抑え目にはするものの、ハッキリとした声で歌唱します。フレーズの最後にロングトーンが待っていますので、そこで真っ直ぐとした発声を心がけましょう。また、Aメロの最後ではBメロに向けてキーが上がる部分がありますので、そこでやや力を入れてみるとらしさが出てきます。
- 高音:地声最高音hiA(A4)
- 低音:mid1G#(G#3)
- 音程:普通
音域はAメロよりも上の方に移動します。地声最高音はこのパートで登場し、それに準ずるキーも多く登場します。
音程に関してはAメロと同じく緩やかな変化が多めです。やや歌詞を敷き詰めている部分がありますが、音程の変化は緩やかですので合わせることができるでしょう。
歌い方に関しては、前半はAメロの最後とは打って変わって声量を抑えます。ここで落差を作ることができると良いですね。そして後半になるにつれてキーが上がりますので、力を入れた歌唱にシフトし、サビへ繋いでいくといった感じになります。
- 高音:地声最高音hiA(A4)
- 低音:mid1C#(C#3)
- 音程:やや易
音域がかなり広く、このパートでも地声最高音が登場します。ちなみに低音のmid1C#(C#3)ですが、登場は本当に一瞬で、すぐに一気にキーが上がるために、この部分に関しては音程を外してしまっても気にしなくてOKです。
音程に関しては急激な変化の部分があるものの、それ以外は比較的に緩やかな変化に収まっています。歌詞を敷き詰めている部分もなくなり、全体的に歌いやすい印象を受けるでしょう。
歌い方に関しましては地声最高音を含む部分と、それ以外の部分で明確に分かれます。地声最高音を含まないパートでは、やや力を抜いて余裕を持った歌唱を心がけます。一方で最高音を含むパートでは張り上げるような声を出して雰囲気づくりをすると良いでしょう。
- 高音:地声最高音hiA(A4)
- 低音:mid1G#(G#3)
- 音程:普通
メロディー、音域、音程ともにBメロとほぼ同じになっています。 Cメロとは記載しましたが、実質Bメロのようなものですね。
ただし、ラストサビへと繋がっていくので、力の入れ方はBメロよりもやや強めとなっています。
- 転調:なし
- 繰り返し:あり
転調はありません、繰り返しはあります。繰り返しはフリーズの途中で発生しますので、焦ってしまわないように注意です。どのタイミングで繰り返しが発生するのか、事前によく確認しておくとよいでしょう。
カラオケで歌う場合の「最後の雨 / 中西保志」の総評
曲中での音域はmid1B(B2)~hiA(A4)とかなり広いです。
地声最高音はhiA(A4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると上下に少しだけ広がっています。
曲を通しての音域から分かるように、各パートでの音域も広めになっています。ただし、低音から高音への急激なシフトがあるために音域が広くなっているだけで、実際の歌唱範囲では音域が狭めと言えます。各パートは歌いやすく、急激な変化は少ないです。ただし、サビにおいてはややキーが高めな傾向にあります。
地声最高音はhiA(A4)で、Aメロ以外で登場します。
男性の平均的な音域から考えると少し高めですが、それに準ずるキーも多く登場します。ですので、この最高に関しては余裕をもって出せる必要があります。
実際にカラオケで歌唱してみて、苦しいなと感じた場合にはキーを下げることも考えてみてください。
これでサビでの歌唱がかなり楽になるはずです。とはいえ、音域の高さを考えると調整をしないというのがという方が良いのは言うまでもないでしょう。
一度、調整なしでチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
地声最低音はmid1B(B2)です。
男性の平均的な低音域から考えるとやや下の方に位置しています。さらに、登場頻度も少なめで、すぐにキーが上がってしまいます。それ故にたとえ原曲キーで歌唱したとしても、この最低音は音程を外しやすいです。ですのでこの部分を無視すると考えれば、キーを下げるという選択肢もありだと思います。
音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化が少なく、合わせやすい位置に配置されています。歌詞もそこまで敷き詰めていないので、合わせる余裕も十分にあります。
落ち着いたバラード調の曲ですので、落ち着いて歌唱をしていきましょう。
以上を考慮して、
「最後の雨」は男性の平均的な音域から考えると、歌いやすい曲となっています。キーはやや高めですが、全体的に難易度は低めで、裏声なども使われていません。
難易度低めですので、一人カラオケでの練習にも使えます。ただキーは高めですので、苦しい場合は少し下げる必要があるでしょう。きちんと練習をすればしっかりとマスターできる難易度ですので、気に入った場合はカラオケで練習してみてください。