「シングルベッド / シャ乱Q」のカラオケでの歌い方【音域】

「シングルベッド / シャ乱Q」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「シングルベッド / シャ乱Q」の楽曲音域データ

アーティストシャ乱Q
リリース1994/10/21
タイアップ日本テレビ系アニメ『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』EDテーマ
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1C#(C#3)
地声最高音mid2G#(G#4)
裏声最高音なし
スピードBPM82(標準的な速さ)
ラップなし
シングルベッドについて

1994年10月21日にリリースされたシングル曲です。アニメの主題歌に起用されていますが、それ以上に歌番組などを通して知名度が高くなっています。実はアニメの主題歌だったんだ、と今知った人も居るのではないでしょうか。

登場時のオリコン順位は振るわなかったのですが、じわじわとロングヒットを続け、最終的には100万枚を越えるミリオンヒットを記録しました。歌番組で売上ランキングがやっていると耳にすることがあるでしょう。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、4500万回を突破しています。上記は再録した新PVとなっています。

「シングルベッド」はゆったりとしたバラードソングで、歌いやすい一曲となっています。

「シングルベッド / シャ乱Q」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2C#(C#4)
  • 低音:地声最低音mid1C#(C#3)
  • 音程:やや易(変化はあるものの、歌いやすい配置になっている)

音域はちょうど1オクターブに収まっています。全体的に低音域が多く、上がったとしてもmid2C#(C#4)までです。地声最高音はここで登場します。回数は四回と多く、発声の長さもそれなりにあります。

音程の変化は比較的緩やかで、合わせやすい配置となっています。急激な変化も少なく、ほとんどのキーを合わせることができるでしょう。

歌い方に関してはやや力を抜いて呟くように歌唱します。ただし、フレーズの最後に長めのロングトーンがありますので、そこはしっかりと決めていきましょう。

Bメロ
  • 高音:mid2C#(C#4)
  • 低音:地声最低音mid1C#(C#3)
  • 音程:普通(急激な変化が多く、一部を外しやすい)

音域はAメロと全く同じになっています。ここでも地声最低音が登場します。全部で三回の登場で、こちらも発声がやや長めとなっています。 AメロBメロ通して考えますと、最低音は余裕を持って発声できる必要があります。

Bメロそのものは短いですが、音程の変化はAメロよりも激しめです。急激な変化が多く、そのため一部分を外しやすくなっています。

歌い方に関してはAメロとほぼ同じで問題ありません。ただしAメロ以上にフレーズの最後のロングトーンは長くなっていますので、ここはしっかりと決めていきましょう。

サビ
  • 高音:地声最高音mid2G#(G#4)
  • 低音:mid1G#(G#3)
  • 音程:普通(急激な変化が多く、一部を外しやすい)

こちらも音域はちょうど1オクターブになっていて、AメロBメロの音域を上にずらしたような形になっています。高音のキーが多く登場し、地声最高音が一瞬ですが登場します。こちらの高音は出した後にすぐそれよりも少し下のキーのロングトーンにシフトしますので、どちらかというとこのロングトーンをしっかりと決めていきたいところです。

音程変化に関しましてはBメロと似ています。細かい変化が多く、一部を外しやすくなっています。ですが、サビ全体を通して長めの発声をするキーが多めですので、その部分をしっかりと合わせることで高めの音程正解率をキープすることができるでしょう。

歌い方に関しましては、Bメロやや力を入れた歌声で歌唱します。ただし、地声最高音が登場する場面ではかなり力を入れて歌唱することで、よりらしさが出てきます。

Cメロ
  • 高音:mid2F#(F#4)
  • 低音:mid1F#(F#3)
  • 音程:やや易(変化が少なく、歌いやすい)

こちらも音域は1オクターブに収まっています。Cメロそのものがかなり短く、すぐに終わってラストサビに向かいます。

音域も高すぎず、低すぎずちょうどいい高さですし、音程もそこまで複雑な変化はありません。

ただし、歌い方は少し違っています。Bメロよりも力を入れた、どちらかというとサビに近い力加減で歌唱しましょう。音程バーを見るのではなく、雰囲気を出すことに集中できるとGOODです。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:一部あり

転調はありませんが、一部繰り返しがあります。とは言え、ほとんどの部分がサビと同じですので、そこまで苦戦はせずに歌えると思われます。

ラストサビで追加された部分もしっかりと歌い上げて、綺麗に締めていきましょう。

カラオケで歌う場合の「シングルベッド / シャ乱Q」の総評

曲中での音域はmid1C#(C#3)mid2G#(G#4)と標準的な広さです。
地声最高音はmid2G#(G#4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、ほんの少しだけ下に広がっています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域から分かるように、各パートでの音域も狭めになっています。各パートは歌いやすく、急激な変化は少ないです。全体的にキーもちょうど良い高さになっています。

地声最高音はmid2G#(G#4)で、サビで登場します。
男性の一般的な高音域で、登場も一瞬になっています。どちらかというと、それに準するキーが多いので、この最高音に関してはそこまで深く考えなくて大丈夫です。

音域的にはかなり歌いやすい高さだと思われますので。

キー調整はしない方向で一度チャレンジしてみてください。

地声最低音はmid1C#(C#3)です。
男性の平均的な低音域から考えるとほんのわずかに下の方に位置しています。ただAメロとBメロで登場し、頻度は多めになっています。発声する時間も長めですので、このキーは余裕をもって出せる必要があります。以上の点を踏まえても、キー調整はしない方がお勧めです。

音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化は絶えずあり、急激な変化もあります。ただし、それぞれの音程は歌いやすい位置に配置されています。歌詞もそこまで敷き詰めていないので、合わせる余裕も十分にあります。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや易~普通になると感じました。

「シングルベッド」はキーは低めとなっています。また裏声も使われていません。まだカラオケで歌いに慣れていなくて、これから歌が上手くなりたいという人にお勧めの一曲です。一人カラオケで練習もしやすい、良心的な曲と言えるでしょう。

また、長い歴史を持つために知名度もかなり高めとなっています。ライブ映像が流れることもあり、周りの注目を集めることができるでしょう。練習用と同時に披露用としてもマスターをおすすめできる曲ですね。

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