「丸ノ内サディスティック / 椎名林檎」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
「丸ノ内サディスティック / 椎名林檎」の楽曲音域データ
アーティスト | 椎名林檎 |
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リリース | 1999/2/24 |
タイアップ | なし |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid2A#(A#3) |
地声最高音 | hiD#(D#5) |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM100(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
1999年2月24日にリリースされたアルバム「無罪モラトリアム」に収録されている楽曲です。シングルカットこそされていませんが、根強い人気を誇っています。
シングルカットどころかタイアップすらないものの、コンサートや音楽番組で取り上げられることが多い一曲です。
その人気はすさまじく、リリースから20年以上経った2022年現在でも、カラオケ総合ランキングTOP50にランクインし続けています。
YouTubeに公式チャンネルがLIVE映像を投稿しています。
再生数は2022年10月現在、4700万回を突破しています。ちなみに公式チャンネルの東京事変は椎名林檎さんがボーカルを務めるバンド名です。
「丸ノ内サディスティック」は他の曲では見ない独特なリズムとメロディが特徴的な一曲です。最初は違和感を覚えるかもしれませんが、聴けば聴くほどその世界観にハマっていくでしょう。
「丸ノ内サディスティック / 椎名林檎」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Bメロ→ラストサビ
- 高音:mid2G(G4)
- 低音:mid2D#(D#4)
- 音程:やや易
Aメロが短いために、音域はかなり狭くなっています。女性からするとちょうど良い高さとなっていて、音域的にはかなり歌いやすいパートです。
音程の変化も激しくはなく、スピードもゆったりとしているために難易度は低めとなっています。さすがにしっかりと音程を合わせるほどの余裕はないですが、歌い方を再現できればほとんどの音程バーを合わせることが出来るでしょう。
Aメロですが、跳ねるような軽快なリズムで歌唱して行きます。意図的に声量を抑えたり、張り上げる必要はありません。流れるように歌唱して、Bメロへと繋いでいきましょう。
- 高音:mid2G(G4)
- 低音:地声最低音mid2A#(A#3)
- 音程:やや易
音域はAメロよりは広くなるものの、それでもまだまだ狭いです。Aメロと同じようにBメロも短く、音域的には歌いやすいパートです。
最低音は発声こそ長めですが、キーがmid2A#(A#3)とやや高いためにそこまで問題にはならないでしょう。
音程に関してはAメロよりも難易度が下がります。長めの発生が多くなり、ペースが継続するためです。こちらのパートではしっかりと音程を合わせる余裕もあります。しっかりと音程正解率を稼いでいきたいですね。
歌い方はAメロと同じで問題ありません。力の入れ具合が同じでも、Bメロの方が低音域が多めですので、そちらの発声に注力すればAメロとの差は演出できるでしょう。
- 高音:地声最高音hiD#(D#5)
- 低音:mid2D#(D#4)
- 音程:やや易
音域は曲中で一番広くなりますが、それでも1オクターブと狭めです。ただ音域的には高音が多めですので、少し苦しさを感じるかもしれません。
地声最高音が登場しますが、地声の高音からシフトしての発声となります。キーが高く、声が裏返りやすいのが難点ですが、どうしても厳しい場合は裏声で代用しても良いかなと思います。
音程に関してはこのパートも難易度は低めです。全体的に歌いやすい位置に配置されていて、ほとんどのキーを合わせることが出来るでしょう。
音程ではなく、高音の発声を重視するのが良いですね。
歌い方に関しては力を入れて歌唱します。ただ全力で歌唱するというよりも、流れるように歌唱していくイメージです。独特のリズムに乗っていけると良いですね。
張り上げる部分に関しては力を入れて歌唱してOKですが、それ以外の部分は歌い方をなるべく再現していきましょう。曲のスピードが早くなく、歌詞も敷き詰めていないので表現の余裕はあると思われます。
- 転調:あり(疑似最高音hiG(G5))
- 繰り返し:あり
判断が難しいのですが、ラストサビ歌唱後にコーラスの部分があり、そこにも音程バーが割り振られています。
一応この部分で曲中で最高音であるhiG(G5)が出てくるのですが、この部分に関してはそもそもそもそも歌唱しなくてもよいのではないか、と個人的には思います。
余裕がある人のみ歌唱するというスタンスで構わないかと思います。ちなみコーラス後にシャウトがありますが、この部分には音程バーが割り振られていません。
カラオケで歌う場合の「丸ノ内サディスティック / 椎名林檎」の総評
曲中での音域はmid2A#(A#3)~hiD#(D#5)とやや広いです。
地声最高音はhiD#(D#5)で、裏声は使われていません。女性の平均的な音域から考えると、上に少し広がっています。
曲を通しての音域は標準的ですが、各パートでの音域は狭めです。最大まで広がっても1億ターブまでと、かなり歌いやすくなっています。
地声最高音はhiD#(D#5)で、サビで登場します。
登場頻度がやや多く、地声の高音域からシフトするために声が裏返りやすいですね。
hiD#(D#5)のキーは女性からしてもやや高いと思われますので、高音に自信がない方はキーを下げた方が無難です。その際は
これで地声最高音がhiB(B4)~hiC(C5)になりますので、かなり楽になると思われます。
地声最低音はmid2A#(A#3)です。
このキーは女性の平均的な低音域ギリギリですが、Bメロでのみの登場です。低音に余裕がある女性ならば問題なく歌唱できる高さかと思われます。
ただし、キー調整をすると低音部分が苦しくなる可能性はありますので、そこは注意です。
個人的にはキーの調節を最小限にして、最高音のhiD#(D#5)を裏声で歌唱するという手法でも構わないと思います。
音程難易度はやや易となっています。
全体的に音程が取りやすく、そして落ち着いたペースのために難しい部分があまりありません。長い音程バーも多めで、良心的な曲といえます。
原曲を聴くと独特なメロディなために難しいのかなと思いがちですが、そんなことはないと感じました。
以上を考慮して、
「丸ノ内サディスティック 」は長年カラオケ総合ランキングでTOPに入っているだけあって、難易度的には普通寄りのやや易といったところでしょうか。
全体的に音域狭めで歌いやすく、音程もそこまで難しくないので取り組みやすいですね。
ただ高音に関してはやや高めですので、裏声やキー調整などで対応していきたいところです。高音部分の問題を解決すれば、カラオケでも十分披露できるレベルまでは持っていけるでしょう。
独特なメロディラインがクセになる一曲です。歌っていた楽しいので、是非とも記事を参考にしてマスターしてみてください。
自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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