「花束のかわりにメロディーを / 清水翔太」のカラオケでの歌い方【音域】

「花束のかわりにメロディーを / 清水翔太」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「花束のかわりにメロディーを / 清水翔太」の楽曲音域データ

アーティスト清水翔太
リリース2015/10/28
タイアップNHK総合ドラマ10『デザイナーベイビー – 速水刑事、産休前の難事件 -』主題歌
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1D#(D#3)
地声最高音mid2G#(G#4)
裏声最高音hiC#(C#5)
スピードBPM130(速い)
ラップなし
花束のかわりにメロディーをについて

2015年10月28日にリリースされたシングル曲です。ドラマの主題歌に起用されましたが、結婚式で歌われる曲としても知名度が高くなっています。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、1700万回を突破しています。PVも結婚式を意識したものになっています。

「花束のかわりにメロディーを / 清水翔太」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:地声最低音mid1D#(D#3)
  • 音程:普通(緩やかな変化が多いものの、外しやすい配置をしている)

音域はやや広く、このパートで地声最低音が登場します。登場箇所は全部で四つで、すぐにキーが上がってしまうためにこれらのキーに関しては外してしまっても問題はありません。ただし、mid1D#(D#3)の音はどちらかというと高い部類に入りますので、できれば合わせていきたいところです。

音程は緩やかに変化します。ただし、曲全体で言えることなのですが、非常に細かい変化が多く、少し歌いずらそう感じるかもしれません。発声をする際に細かく音程が変わっていくような印象です。

上記のように歌いにくい印象を受けるものの、音程の変化が細かすぎて、それ以外の部分をきちんと合わせていればそこまで音程正解率は下がりません。しっかりと歌詞とメロディーを覚えて歌うのが大事です。

歌い方に関しては声量を抑えつつも、はっきりとした発声で歌っていきます。まあまあ余裕がありますので、音程を意識して歌唱するのがおすすめです。

Bメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:普通(緩やかな変化が多いものの、外しやすい配置をしている)

音域はかなり狭くなり、1オクターブに収まるようになります。主に中音域からなるパートで歌いやすい筈の高さです。

ただし、音程に関しては先にAメロで伝えた細かい変化がかなり多くなっていて、より歌いにくさを感じるでしょう。かなり細かい変化がありますので、多少は外しても気にせずになるべく原曲の歌い方を再現することを意識しましょう。

歌い方に関しては、Aメロと同じでOKです。ここでも音程を意識して歌唱しましょう。

サビ
  • 高音:mid2G(G4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:普通(急激な変化もあるが、音程は合わせやすい)

音域は狭まるものの依然として狭く、中音域が中心として登場します。高くもなく低くもなく歌いやすいパートと言えるでしょう。

音程に関しては急激な変化は見られますが、AメロBメロにあったような細かい音程変化は少なくなっています。そのため、どちらかというと音程に関しては合わせやすいと感じるでしょう。

前半から中盤にかけては力を入れてはっきりとした歌声で歌唱します。高音が多いので、そこでまっすぐな声を出せるとgoodですね。一方で、最後のフレーズに関してはAメロのように声を抑え気味で歌唱すると、よりらしさが出るでしょう。

Cメロ
  • 高音:地声最高音mid2G#(G#4)、裏声最高音hiC#(C#5)
  • 低音:mid2A#(A#3)
  • 音程:やや易(変化が少なく、音程を合わせやすい)

音域は高音にまとまっており。このパートで地声最高音と裏声最高音が登場します。裏声に関しましては裏声最高音の他にもそれに準ずるキーが多く登場しますので、かなり長い発声になります。

音程に関しては変化がそこまで多くはなく、サビ同様に歌いやすく感じるでしょう。ペースもゆっくりですので、音程をしっかり合わせる余裕もあります。このパートに関しては、音程よりも裏声の発声のほうに注力して行くのが良いでしょう。

声の出し方に関しては、サビの前半部分と同じように力を入れて発声します。一番最後に待っている裏声部分ですが、芯のある、それでいて抜けるような裏声となっています。かなり長めの発声ですので、きれいな裏声を響かせることを意識して、直前にはしっかりと息を吸うようにしましょう。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:なし

転調も繰り返しもありません。この曲の一番の見せ場であるCメロを超えていると思いますので、ラストサビもしっかりと歌い切って綺麗に締めていきましょう。

カラオケで歌う場合の「花束のかわりにメロディーを / 清水翔太」の総評

曲中での音域はmid1D#(D#3)hiC#(C#5)とかなり広いです。
地声最高音はmid2G#(G#4)で、裏声最高音はhiC#(C#5)です。男性の平均的な音域から考えると、上の方に広がっています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域は広めですが、各パートでの音域は狭めになっています。ただし、Cメロのみ音域が広くなっています。音域的に考えると、全体的に歌いやすくなっています。

地声最高音はmid2G#(G#4)で、Cメロで登場します。
ただし登場は本当に一瞬でして、どちらかというとmid2G(G4)の音のほうが登場頻度は多めです。このmid2G(G4)の音を最高音として考えた方が分かりやすいと思います。

mid2G(G4)でしたらカラオケで歌えないという人ならば、問題無く出せる高音と思います。ですので、

キー調整をしないで、まずはチャレンジしてみましょう。

地声最低音はmid1D#(D#3)です。
男性の平均的な低音域から考えると少しだけ上の方に位置しています。Aメロで登場するものの、登場頻度は少なめです。「花束の代わりにメロディーを」は地声の音域が狭めですが、キー調整は少しだけなら可能です。もしも高音部分が厳しいと思ったら、一つぐらいでしたらキーを下げても問題はないでしょう。

裏声最高音はhiC(C5)となっています。
サビではなくCメロで登場し、それに準ずるキーが多い、裏声の長めの発声となっています。その部分は最初から最後まで裏声ですので、しっかりと綺麗な裏声を響かせていきましょう。

音程難易度は普通となっています。
曲を通して細かい音程変化が多く、慣れないうちは歌いにくさを感じるかもしれません。しかし、変化が細かすぎるために、大まかに歌えればそこまで音程正解率が下がることもありません。

歌詞とメロディーを覚えた後に、カラオケで練習すれば十分に歌いこなせる難易度と言えます。歌詞もそこまで敷き詰めていないので、音程を合わせる余裕も十分にあります。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通になると感じました。

「花束の代わりにメロディーを」は一見、音域が広く感じられますが、しっかりとパート毎に音域が狭まっている曲です。裏声部分に関してもCメロのみで登場で、地声からの切り替えといった難しいこともありません。やや音程は難しめですが、しっかりと練習すればマスターできる難易度と言えます。

気に入った場合には、ぜひとも練習をしてマスターしてみてください。

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