難易度の高い女性曲についてまとめました。男性曲と同じく、全曲歌唱済みかつ、どこが難しいかのコメントを加えてあります。今回も、曲の難易度を段階に分けて表記しているので、参考にしてください。
※こちらは第2弾です。非常に難しい曲のみで構成されています。もう少し易しめの女性曲が知りたい場合は、以下の第1弾を参考にしてください。
難易度の高い女性曲についてまとめました。男性曲と同じく、全曲歌唱済みかつ、どこが難しいかのコメントを加えてあります。今回も曲の難易度を段階に分けて表記しているので、参考にしてください。※こちらは第1弾です。さらにレベルの高い女性曲が[…]
難易度A 最高の難易度
Rising Hope/ LiSA
技量を必要とする曲です。曲調が速く、歌詞を詰め込みすぎているので、息継ぎが苦しいです。歌詞の詰め込み具合がひどく、舌が回らないこともありました。
加えてラップ部分もあり、歌い上げるのは難しいです。音程の配置も複雑で、合わせながら歌うのは至難の技でしょう。
知名度が低く、知っている人が少ないのがつらいところです。アニメが好きな人なら知っている、くらいの曲。
ですが、知らない人からも「すごい曲歌うねぇ」や「これ、難しいねー」などの言葉はいただきましたので、披露してみるのもありだと思います。
いずれにせよ覚えた程度では満足に歌えないので、披露しようと思うなら練習は必須です。
誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル
宇多田ヒカルの曲では珍しい、バラード調の曲です。しんみりとした雰囲気を出すのが難しいです。Aメロ、Bメロはそこまででもないのですが、サビの地声のキーが高く、さらには裏声も必要となります。
曲調はゆっくりなのですが、キーの高さと雰囲気作りで歌い手の技量が問われる曲になります。
知名度は微妙ですが、このレベルになると知らなくても「すごいね！」「上手いね！」などのコメントは周りから出てきました。
バラード曲なので、ここぞというときに披露すると良いです。練習は必須ですが、上手くいけば周りの視線を独り占めできます。非常におすすめな曲です。
何度でも/DREAMS COME TRUE
高音で有名なDREAMS COME TRUEの曲です。高いキーは、ゆったりとした曲調ならばそこまでつらくはないのですが、この曲は曲調が速いです。
Aメロ、Bメロは曲調もゆっくりめで、キーもそこまで高くはありません。ですがサビになると速度が速くなり、詰め込んだ歌詞を高いキーで歌わなければならなくなります。
それを2番まで続ける必要があり、ラストのサビでは2倍の量歌わされるので、いつ終わるんだという気持ちになってきます。ラストのサビのあとは、しっとりとした感じで終わるので、印象はとても良いです。
周りに訴える力も強く、難しいことが周りによく伝わっていました。音程は難しくないので、肺活量との勝負です。
自分のレベルアップにはなりませんが、周りへの披露には使える曲です。練習する価値はあると思います。
My Dearest/ supercell
壮大な曲です。聴いた感じはバラードですが、歌ってみると雰囲気作りよりも、高いキーを出す方が難しいことに気付きました。
最初からサビが始まるので、急に高音が求められます。AメロBメロは対照的に低く、女性では厳しい低さです。
サビでは高さもそうですが、壮大さの演出も必要です。両方を出すとなると、かなりの技量が必要だと思います。
認知度は低いですが、曲のレベルが高いので、歌うだけで周りは画面を見てくれました。周りへの影響力は高そうです。練習するメリットの大きい曲だと思います。
小さきもの/ 林明日香
映画「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ」の主題歌です。
曲自体も、曲の難易度も上で紹介した「My Dearest」に非常によく似ています。
ゆったりめな曲調にもかかわらず、壮大な雰囲気を醸し出すのが難しいです。キーもかなり高いですね。
こちらの曲も覚えておきたい曲です。
花の唄 / Aimer(エメ)
聴いただけで分かる少しダークな雰囲気と、難しそうな音程。実際に歌いましたが、やはり音程は難しいです。
曲調が少し独特で、歌いづらい印象を持ちました。Aメロが低く、Bメロは少しキーが上がり、サビで最大のキーになります。
サビに関しては、ある程度高いキーのままアクセントをつけないといけません。歌い上げるまで練習が必要なのは、間違いないでしょう。
知名度は低いですが、このレベルの曲ならば周りに訴える力は抜群です。音程の練習にもなると思いますので、挑戦してみてはいかが？
聲 / 天野月(天野月子)
ホラーゲーム「零～青の刺青～」の主題歌だけあって、暗い雰囲気がただよいます。Aメロ、Bメロでは音が低くも、しっかりとした歌声で歌わなければなりません。
ゆったりとした曲調ですが、歌詞を詰め込んでいる部分もあり、そこは音程が難しいです。
サビからは一気に変調し、高めのキーが連続します。サビの最後には裏声が3連続するという徹底ぶりです。
ラストのサビでは同じように高めのキーが2連続するので、合計で4回高いキーを歌いきる必要があります。
そしてラストのサビ後、間髪を入れずに超低音が始まります。急な変化についていかなくてはなりません。さらには最後にその低音部分が変調し、また高音に戻るという流れです。
音程の変化が非常に大きく、地声低音、地声高音、裏声、全てに高いレベルが求められます。
肺活量も必要です。難易度はかなり高めですが、歌いきったときの周りへの影響力は大きいです。
普段周りの人が聴くような旋律ではないので、インパクトも大きく、周りの目が向くことは間違いないでしょう。
練習をすることで歌唱力のアップも見込めます。ぜひとも一度チャレンジしてみてください。
White Light/ Superfly
ゲーム「テイルズオブゼスティリア」の主題歌です。聴くと分りますが、かなり音程配置が複雑で歌いづらいです。Aメロ、Bメロ、サビの区切りがあるのかと疑うほど、全てのパートに高音があります。
音程を合わせるのに夢中になっていたら、高音に対応できませんでした。歌詞は完全に覚えていることが前提です。
高音が出せること。それを持続できること。その高音の中で、音程を合わせられることが求められます。難易度は非常に高いですね。
夜に駆ける/ YOASOBI
YOASOBIのデビュー曲にして、最も有名な曲です。知名度は抜群に高いといえます。
聞いただけで分かりますが、難易度は高めで、音域、音程、曲のスピード、息継ぎのタイミング、裏声など難しい要素が散りばめられています。
総合的な歌唱力が求められる一曲で、さらにその上でしっかりとした練習が必要になると言えるでしょう。
適当に練習しただけでは満足に歌いこなうことはできないと思いますので、一人カラオケなどで歌唱して、歌い方を体に覚えさせるのがおすすめです。
知名度は抜群なので、マスターすれば周りの視線を釘付けにできるでしょう。特に早口の部分を完璧に歌いこなせれば、拍手されることもあるかもしれません。
「夜に駆ける」は以下の記事で歌い方を詳細に解説していますので、練習したい方は是非とも参考にしてください。
「YOASOBI（よあそび）」の大人気楽曲「夜に駆ける（よるにかける/Into The Night）」について、カラオケでの歌い方や音域を解説しました。地声最高音や裏声最高音、各パート毎の音程の難しさなども解説していますので、ぜひ参考にして[…]
難易度EX 限界をこえた難しさ
I’m proud / 華原朋美
とてもキーの高い曲です。最初から高いです。にもかかわらず、最後はさらにキーが上がり、hiEまでいきます。
特に速くもなく、音程が難しいわけではありません。ですが、最高音のキーのまま長く歌い続けるので、非常に肺活量が厳しいです。
キーの高さという一点だけでこの位置に置きました。女性でも、相当高い声に自信がなければ歌いこなせないと思います。
Jupiter / 平原綾香(ひらはらあやか)
壮大な曲です。低音、地声高音、裏声まで幅広く要求されます。ゆったりとした曲調ですが、肺活量は必須ですし、雰囲気作りも必要です。
知名度も抜群で、この曲を人前で披露するハードルを上げています。歌いこなせれば、周りからの注目は独り占めです。
けれどもそれにはそれなりの技量と練習が必要になります。難易度はとても高いと言えるでしょう。難しい曲に挑戦したい方はぜひとも挑戦してみてください。
Wanderin’ Destiny/ globe
知る限り、最も難易度の高い曲です。女性パートと男性パートがあります。メインは女性で、男性の比率は少ないです。
ですが、カラオケではどちらも歌う必要があります。女性パートはキーがとても高く、男性パートはキーがとても低いです。
キーの上下差が大きく、一人で歌うには女性で低音がとても得意である。あるいは男性で高音がとても得意であるの2どちらかでないと無理です。
女性パートだけを見ても、キーの高さは群を抜いています。にもかかわらず最後にキーが上がります。ゆったりとした曲調で最後は何度もサビを歌わされるので、肺活量も必要になります。
男性の超低音、女性の地声での超高音、肺活量が必要になり、一番最後に持ってきました。
もし歌いこなせれば「Jupiter」や「I’m proud」同様、周りの視線は独り占めでしょう。高音や音程に自信がある方はぜひとも挑戦してみてください。
おわりに
数多い女性アーティストの曲の中でも、トップクラスの難易度の曲が並んでいます。オクターブ下で歌うことを前提と考えても、歌いきれれば周りからの喝采は間違いないでしょう。
レパートリーを増やすことは重要なので、その目的で覚えても良いかもしれません。
もしも「もう少し簡単な曲がいいなぁ」という場合は以下の記事を参考にしてください。この記事の曲よりは難易度が低いとはいえ、一般的には難しい曲をまとめてあります。
難易度の高い男性アーティストの曲をまとめました。全曲歌唱済みかつ、どこが難しいかのコメントを加えてあります。曲の難易度を段階に分けて表記しているので、参考にしてください。「ちょっと難しめの曲、練習したいな」、「難しめの曲披露したいな」と[…]
