カラオケで周りを驚かせよう!上達のために練習するべき8つの項目

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歌の上手さを決める要素は多岐にわたります。低音や高音、裏声にビブラートなどのテクニック、アクセントの付け方やラップ、ミックスボイスなど挙げればキリがありません。

もちろん全てを習得できればあなたの歌唱力は完璧に限りなく近くなるでしょう。ですが、これらの要素が必ずしもすべて必要かと言われるとそうではありません。

それぞれの要素は当然ですが習得すべき優先度があります。例えばですが、多くの曲で用いられる高音はラップよりも優先度は高いでしょう。習得すべき優先度を理解し高い順に練習するのが、正しい上達法と言えます。

今回はカラオケで歌を上達させる方法について、順序立てて説明していきます。この記事では広く浅くをモットーに説明しますので、より詳しい説明は文章中にあるリンクからたどるようにしてください。

※この記事が対象としているレベルは、少なくとも3ステップ練習法をクリアしている人を対象としています。具体的には、精密採点で音程を80%後半程度合わせることができ、一週間に一度、7時間程度の一人カラオケで歌いきれる喉の強さを持つ人です。

あなたがまだそのレベルに達していない場合は下の記事を読んで、練習をして3ステップ練習法で十分な成果を出してから戻ってくるようにしてください。

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カラオケ上達のために練習するのは8つ!優先度には注意

練習をする前に、歌いたいけど歌えないなぁと思う曲を思い浮かべてみましょう。その曲が、あなたにとっての課題曲になります。その曲が歌えるようになれば、目的は達成です。思い浮かべましたか?

それでは、いったんその曲は置いておいて、まずは歌の上手さの説明していきましょう。そもそも男性が歌が上達したい場合、練習する項目は全部で8項目あります。優先度の高い順から並べると次のようになります。

優先度重要度練習項目
高い重要声の安定
重要アクセント
重要高音
重要裏声
重要マイクの持ち方
重要でないテクニック
重要でない曲の速さについていく
低い重要でないラップ

優先度は、使う頻度が高いかどうかで判断しています。例えば、声の安定は全ての曲で必要ですが、ラップに関してはラップがある曲でしか使いません。

重要度は、その項目が上達すると歌が上手いと周りが評価してくれるかどうかで判断。例えば、裏声や高音はレベルの高いものを披露すれば回りも注目するでしょう。

ですが、例えばラップが完璧に歌えるというだけで歌が上手いと評価する人はいません。これらの点をふまえると上記のような順番になります。それぞれを説明していくので、あなたの歌いたい曲がどの項目を必要とするのかを確認したうえで練習するとより効果的です。

カラオケで重要な8つの項目について解説!

カラオケで重要な8項目①:声の安定

声の安定は、力強い声でしっかりと音を発声できているかを見ます。これは、歌を歌った経験値と密接な関係があります。あまり歌を歌った経験がない場合は音をしっかりと発声することなく、曖昧な歌い方になってしまいがちです。

歌った経験が十分にある人は声が安定していて、聴いただけで歌い慣れているかどうかが分かります。また、音痴だと思っていると声が安定しにくくなります。自信がなくなってしまうので声が小さくなり、発声もあいまいになってしまいがちです。

「音が合っていないのにはっきりと歌う場合と、それを隠して小さな声で歌うのとどちらが良いのか?」という質問をよく受けます。これに関しては、言うまでもなく前者の方が良いです。例え音が合っていなくてもはっきりと歌う事が大事です。

個人的には前者の方が後者よりも10倍は好感が持てます。また、はっきりとした発声は上達の第一歩です。音痴だからと自信を無くさないで、まずははっきりと発声しましょう。音痴であることはのちのち改善をすればよいだけなのですから。

・歌う回数を増やして、声を安定させよう
・歌の上手さは自信から!はっきりと大きな声での発声を心がけよう

カラオケで重要な8項目②:アクセント

アクセントとは、原曲を歌っているアーティストがどこで力を入れて、どこで力を抜いているかということです。カラオケで歌う際には、アーティストのアクセントを極力真似た方が周りへの影響が大きくなります。

一本調子で歌うと機械のように思われてしまい、下手であると思われやすいのは説明するまでもありません。声の安定さとアクセントでほぼほぼ歌の上手さが決まると言っても過言ではないでしょう。

とくに、音楽にあまり関りのない人(学生時代合唱団に所属していた、音楽関連の仕事についている、というわけではない人たち)とカラオケに行く場合はこの2つの項目を上達されるだけで注目の的になれます。

アクセントについてですが、3STEP練習法を行っている場合は、2STEP目の曲を口ずさむことがこの練習になっています。流れてくるアーティストの声に合わせて口ずさむだけで、アクセントの練習になります。実際にカラオケで歌う場合は、アーティストの真似をすることを心がけてみましょう。

・3STEP練習法が、アクセントの練習!口ずさむことでアーティストの癖も盗みましょう!
・カラオケで歌う場合は、アーティストの歌い方を真似してみましょう!

カラオケで重要な8項目③:高音

あなたの声域がどのくらいの範囲なのかによりますが、高音も曲によっては必要な上達項目です。とくに男性アーティストの曲は地声の最高音がhiAの曲も多く、そういった曲をカラオケで歌うにはそれなりに高音に自信がなくてはなりません。

高音については下記の記事でより詳細に説明しています。もしもあなたが高音に自信がない場合、力になれると思いますので参考にしてください。

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同時に、高音練習に必要な楽曲も紹介しているのでそちらもどうぞ。

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ここでは今すぐにカラオケでできる高音のコツについて説明します。一般に言われていることですが、力を入れるよりも力を抜いたほうが高音は出やすいです。高音にも地声の高音やミックスボイスの高音がありますが、どちらも同じく力を抜くのが有効と言われています。

ですが、あなたは歌っている途中に力を抜くのは難しいと気づいているかもしれません。実際にその通りで、歌っている以上喉はある程度の緊張状態になるので、力を抜きにくいです。

そんなときに有効なのが、目を瞑るというコツです。カラオケで歌う時、高音が厳しいなと思ったら目を瞑ってみましょう。リラックスでき、喉に意識が行くので高音が少しだけですが楽になりやすいです。

このコツは今すぐにも実践できるものなので、ぜひとも実践してみてください。ただし、過剰な高音練習は喉を壊す原因にもなります。あなたの声域よりも極端に高いキーを要求する曲を歌う事は控えましょう。

紹介した高音練習の記事の中でも述べていますが、少しずつステップアップしていく練習法が大切です。

・高音練習は少しづつキーを上げていく練習法がおすすめ!
・ハードな練習は喉へダメージを与えてしまうので絶対にNG!
・カラオケで高音がきついときは目を瞑るようにしましょう

カラオケで重要な8項目④:裏声

裏声も歌の上手さを伝える重要な要素です。裏声が上達すると綺麗な裏声で周りを魅了できます。男性アーティストの曲は裏声を使う曲も数が多いです。男性は声域が女性に比べて低いため、裏声を使う曲も必然的に多くなりますからね。

あなたの歌い曲の中にも、裏声を使っている曲がいくつかあるのではないでしょうか。裏声の上達に関しては別の記事で詳細に説明しているので、こちらを参考にしてください。

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裏声に関してコツのようなものはありません。ですが覚えてほしいことがあります。それは、地声から裏声に切り替えるときの綺麗さだけでなく、裏声から地声に切り替えるときの綺麗さも重要だという事です。

全ての曲に裏声があるわけではないので必然的に優先度は下がりますが、持っていて損はしない技術です。上達させておきましょう。

・裏声にコツはなし。地道な練習が成果を生む!
・地声から裏声への切り替えだけでなく、裏声から地声への切り替えも大事!

カラオケで重要な8項目⑤:マイクの使い方

このあたりから、歌の上手さではあるのですが、そこまで重要ではない項目へ移っていきます。そのひとつ目が、マイクの使い方です。カラオケではマイクを手に持って歌います。

意識している人は少ないのですが、このマイクの使い方ひとつで、カラオケルーム全体に響くあなたの歌声はかなり変わってきます。ベストな持ち方はマイクの柄を持つ持ち方です。球体部分を持つ人が居ますが、声がハウリングしてしまうので必ず柄の部分を持つようにしましょう。

良いマイクの持ち方悪いマイクの持ち方

また、マイクは口に対して垂直に向けるようにしましょう。感情を込めて歌っていると体が動くので、マイクの位置がずれやすいです。

良いマイクの位置

上の画像では、マイクの持ち方はともかく、向け方については合格です。持ち方を変えるとさらに良いですね!あなたの歌声をマイクにきちんと伝えるのも、歌の上手さの一つです。

マイクの使い方は、上達と呼べるほどの練習は必要ありません。ですが、実際に行えている人は少ないです。あなたも、マイクの使い方についてここまで考えてはいなかったのではないでしょうか。

だからこそ、意識することで他の人よりもレベルアップすることができます。すぐに修正できる項目ですので、意識してマイクを持つようにしてみてください。

・マイクの持ち方は柄を持って、口に垂直になるように向ける
・他の人が意識してないからこそ、やってみましょう!

カラオケで重要な8項目⑥:テクニック

カラオケにおけるテクニックとはしゃくりやビブラートの事です。これらの要素は必ず曲に必要というわけではありません。ビブラートを全くかけない歌い方をしたからといって、歌が上手くないなと思う人はまずいないでしょう。

ビブラートをかけることができればプラスの評価は得られますが、できなくてもとくに悪影響はありません。しゃくりやこぶし、フォールなどもそうですね。そのため、優先度はかなり低くなります。このサイトでも解説はしていますので、興味がある場合は読んでみてください。

・テクニックに関しては、できなくても下手とは思われない
・どうしても知りたい場合は専用ページをチェック!

カラオケで重要な8項目⑦:曲の速さについていく

これに関しても優先度は低めです。曲調が速い曲を歌うと、舌が回るか、滑舌は大丈夫かということが周りの評価になってきます。曲調がものすごく速い曲を歌わなければ対象にはなりませんし、仮についていけなくてもそこまで回りからの評価は下がりません。

声の安定やアクセントの方が重要度は上です。また、ついていけないほど曲調の速い曲というのは数が少ないです。そういった曲を何度も聴いて何度も歌っていると自然と身についてくるものです。

身に着けた歌い方などは他の曲調が速い曲でも使えるでしょう。とはいえ、優先的に練習するようなものではありませんね。

カラオケで重要な8項目⑧:ラップ

最後はラップです。曲の中にラップが使われているものがあります。あのラップが完璧に歌えるようになると確かにカッコいいでしょう。とはいえラップの曲も数は少なく、ラップがカラオケで完璧に歌えないから歌が下手、なんてことにはならないので安心してください。

またカラオケではラップの歌詞が表示されない曲というのもあります。練習する場合は事前に確認しておきましょう。練習する分には良いですが、別の曲でも使えるかと言われると微妙です。

少なくとも、優先的に練習するべきものではない、という事は分かっていただいているかと思います。

上達のために練習するべき8つの項目 ~おわりに~

個人的な意見ですが、歌の上手さというのは声の安定~裏声くらいまでの項目のレベルがどれだけ高いかで決まると考えています。もちろん音程が合っているというのは絶対条件ですが、ビブラートができるとかしゃくりができるというのはそこまで重要ではありません。

速い曲が歌えるとか、ラップが完璧に歌えるというのも、すごいなとは思います。とはいえ、それで歌が上手いとは判断しません。おそらく、あなたも同じような感想を抱いたのではないでしょうか。

そのため3STEP練習法をマスターしたあなたは「声の安定」「アクセント」「高音」「裏声」の四つをメインに練習しましょう。これらの項目が上達すれば、周りの見る目が変わります。

カラオケで「すごい!」と言われること間違いなしです。3STEP練習法でそれなりの歌の上手さは身に着けていると思いますが、さらにその先へレベルアップしましょう。

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