2015年4月16日に発売されたカラオケ機種、LIVE DAM STADIUM(ライブダムスタジアム)にはパワーアップした採点機能である「精密採点DX-G」が収録されています。
この採点にはボーナス点といわれる項目があり、総合得点にこのボーナス点が加わった点数が最終的な採点の得点となります。このボーナス点ですがあまり詳しく知られていません。今回はこのボーナス点について詳細に説明しますので参考にしてください。
カラオケ精密採点DX-Gのボーナス点には3種類ある
新たに加わったボーナス点には、実は種類が3つあります。それぞれ以下の通りです。
②表現力ボーナス点
③ビブラートボーナス点
それぞれのボーナス点は最大で3点まで点数を持っています。例えば、最初に出た点数が94.123点でボーナス点が2.123点の場合を考えて見ましょう。
94.123という数字が出た後に、点数が変わり、最終的には96.246点となります。そのため、精密採点DXに比べて点数が伸びやすいです。(精密採点DXにはボーナス点の概念がないので、前述の例では94.123点となる)
また、95点を越えると変わるBGM音ですが、ボーナス点適用後の点数が基準となります。前述の例では、95点を越えたときのBGMが流れます。
カラオケのボーナス点、その違いについて
全部で3つあるボーナス点ですが、音程、表現力、ビブラートのうち、もっとも高い要素がボーナス点になりやすいです。例えば、音程が95%、表現力が80点、ビブラートの評価が7の場合は高確率で音程ボーナス点が出やすいです。音程が85%、表現力が80点、ビブラートの評価が10の場合はビブラートボーナス点が出やすいですね。
ですが、例えば音程が95%、表現力が93点、ビブラートの評価が8というように、全ての項目が高い場合はどのボーナスが出るのかは分かりません。必ずしも一番高い要素がボーナス点になるわけではないので、ここは注意ですね。
どのボーナス点がもっとも高くなりやすいか?
ボーナス点は音程、表現力、ビブラートの3つがありますが、一番点数が出やすいのは表現力ボーナスです。そのため、採点で得点を伸ばしたいのならまずは表現力を練習することをおすすめします。
表現力による点数の増加と表現力ボーナス点での増加の2つが合わさるので、爆発的にスコアを伸ばしやすいです。表現力の上げ方については以下の記事で詳細に説明しています。上げ方を知らない方は参考にしてください。
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ボーナス点を加えると100点をこえる場合、カラオケの採点の点数はどうなる?
ボーナス点が採点の点数に加算されるので、「じゃあ100点を越えるの?」と思うかもしれません。結論から述べると、最終的な点数は100点になるように調節されます。
例えば、ボーナス点が適用される前の点数が99.979だとします。次にボーナス点が表現力で、仮に1点と仮定しましょう。ですがボーナス点は0.021点となり、最終的な点数は100点になります。ボーナス点を加えてちょうど100.000点となるようになっているようですね。
精密採点DX-Gの裏加点の仕組み ~おわりに~
カラオケでの採点ゲームは、精密採点DX-Gが少しずつ主流になってきています。友人や家族とカラオケに行くときでも、この採点ゲームを目にすることが多いと思います。
以前までの精密採点DXで遊んでいた方は知っていると思いますが、以前はこのボーナス点の概念がありませんでした。そのため、今のカラオケの採点では、昔に比べて1点~2点ほど得点が高く出せるようになっています。
この1点~2点のボーナス点はとても大きいです。どのボーナス点が出やすいかを知っていれば、さらに点数を伸ばせることでしょう。表現力が高くなりやすい歌唱を試して、高得点を狙ってみるのもいいかもしれませんね。そうすれば、カラオケで注目されますよ!