「恋人ごっこ / マカロニえんぴつ」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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「恋人ごっこ / マカロニえんぴつ」の楽曲音域データ
アーティスト | マカロニえんぴつ |
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リリース | 2020/2/7 |
タイアップ | コラボ「バイクに乗っちゃう?MUSIC FES.」ソング |
総合難易度 | ★★★★☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1F(F3) |
地声最高音 | hiA#(A#4) |
裏声最高音 | hiC#(C#5) |
スピード | BPM102(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2020年2月7日にリリースされた配信限定シングル曲です。タイアップがありますが、こちらでの知名度は低めとなっています。「恋人ごっこ」は2021年にリリースされた「なんでもないよ、」が大ヒットしたために、その影響を受けて知名度を上げました。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年10月現在、4200万回を突破しています。ちなみに再生回数だけならば「なんでもないよ、」を越えていますが、抜かれるのも時間の問題かもしれません。
「恋人ごっこ」はアップテンポな曲調で、跳ねるような軽快なリズムが特徴のナンバーとなっています。
「恋人ごっこ / マカロニえんぴつ」カラオケでの歌い方について
- 1番:サビ→Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:mid2F#(F#4)
- 低音:地声最低音mid1F(F3)
- 音程:普通
音域は約1オクターブと狭めになっています。地声最高音はこのパートで登場しますが、すぐに上がってしまいます。ただ地声最低音そのものがそこまで低いわけではないので、出しにくいと感じることはおそらくないでしょう。
音程に関しては一部急激な変化があるものの、どちらかというと緩やかな変化が多いです。ただし歌詞を敷き詰めていて、ややスピードも速いので細かい部分を外しやすくなっています。
歌い方に関しては音程を合わせている余裕はないので、意識せずにリズムに乗って歌唱するのが大事です。早口言葉のようにもなりますが、しっかりと発声を意識して歌唱をしましょう。ちなみに、Aメロそのものは曲中で一回しかありません。
- 高音:mid2G#(G#4)
- 低音:mid1G#(G#3)
- 音程:普通
音域に関しては相変わらず狭く、約1オクターブに収まっています。中音域の音が多く、全体的に歌いやすいと言えるでしょう。また音程変化に関しては細かい変化が多めですが、それでもほとんどの部分を合わせることができると思います。
曲のスピードは変わりませんが、Aメロよりも歌詞を敷き詰めていないので、どちらかというと音程を合わせる余裕があります。長めの発声をする部分が多めですので、そこでしっかりと音程を合わせれば音程正解率が下がらないでしょう。
歌い方に関してはAメロと同じように跳ねる感じで歌っていくのがオススメです。ただし、発音はしっかりとするのが良いでしょう。全体的にロングトーンが多めですので、そこをまっすぐと発声できると良いですね。
- 高音:mid2F#(F#4)
- 低音:mid1G#(G#3)
- 音程:普通
サビも音域が狭く、Bメロとほぼ同じで1オクターブぐらいです。ただし、音域が狭い中でも急激な変化は多めで、歌いにくさを感じるかもしれません。それに伴って音程の変化もやや複雑になっています。
ただ、歌いにくい配置かと言われるとそうではなく、全体的に歌いやすい配置にはなっています。
曲中で最も多く登場するパートです。合計で三回登場しますが、最初のサビに関しては力を入れずにAメロの一部と思って歌唱するのがお勧めです。逆にそのあとのサビに関しては、力を入れて歌唱すると落差が出来て良い感じに聞こえます。
ちなみに一番以降のサビに関しては、入るタイミングが伴奏とややずれているので注意が必要です。しっかりと伴奏を聞いて歌い始めるタイミングを図るようにしましょう。
- 高音:mid2F(F4)
- 低音:mid2A#(A#3)
- 音程:やや易
音域はかなり狭く。すべて中音域の音からなります。音程変更もあまり激しくないので、音程を合わせることも容易でしょう。全体的に歌いやすいパートと言えます
Cメロそのものがかなり短く、1フレーズしかありません。歌唱に関してはサビと同じくらい力を入れて歌唱するのがおすすめです。そのままラストサビに繋げていきましょう。
- 高音:地声最高音hiA#(A#4)、裏声最高音hiC#(C#5)
- 低音:mid2C(C4)
- 音程:やや難
普通の曲の場合、ラストサビというものはサビを繰り返したり転調するものなのですが、この曲に関してはラストサビそのものが全く新しいものとなっています。それゆえに新しいパートとして解説します。
音域に関しては狭めではあるのですが、全体的に高音域に固まっていて、地声最高音から裏声最高音まで登場します。この曲における高音がすべてこの部分に集約されていますので、全力で歌唱するのがおすすめです。
歌い方に関しては、サビから一転して力を入れて歌唱します。Cメロから流れて入り、最後なので全力で歌唱しましょう。サビと歌い方が全然違うといった風に意識しておくと良いですね。
カラオケで歌う場合の「恋人ごっこ / マカロニえんぴつ」の総評
曲中での音域はmid1F(F3)~hiC#(C#5)とかなり広いです。
地声最高音はhiA#(A#4)で、裏声最高音がhiC#(C#5)です。男性の平均的な音域から考えると、上下に広がっていると言えます。
曲を通しての音域は広いですが、各パートでの音域は狭めです。各パートは歌いやすく、急激な変化は少ないです。全体的に歌いやすいと言えるでしょう。
地声最高音はhiA#(A#4)で、ラストサビで登場します。
発声そのものが長めですが、それに準ずるキーの登場が少ないので、そこまで苦しい印象は受けないと思います。ラストサビでしか登場しないのも高音の難易度を下げていますね。
ただし、hiA#(A#4)は一般的な男性の方にから考えると、やや高めのキーになります。それゆえにカラオケで歌い慣れていない人からすると厳しさを感じるかもしれません。実際にカラオケで歌唱してみて、苦しいなと感じた場合にはキーを下げることをオススメします。
これで最高音がmid2G#(G#4)~hiA(A4)になりますので、やや楽になると思われます。
地声最低音はmid1F(F3)です。
男性の平均的な低音域から考えるとやや上の方に位置しています。登場頻度は少なめで、Aメロのみで登場します。極端に低いわけではないので、キー調整をする余裕は十分にあると言えるでしょう。
裏声最高音はhiC#(C#5)となっています。
ラストサビで登場し、高めの地声から裏声へとシフトします。登場は全部で2回の4か所です。裏声発声の後すぐに地声にシフトするやや難易度の高い発声になります。少し難しいので練習が必要ですね。ただし登場はラストサビのみとなっています。
音程難易度は普通となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化が少なく、リズムに合わせて歌うと音程が合います。歌詞は敷き詰めていますし、細かい変化もあるのですが、外してもそこまで正解率に影響はありません。ロングトーンを始めとする長めの音程バーを外さないことが大事です。
以上を考慮して、
「恋人ごっこ」はAメロやサビは難易度が低いのですが、ラストサビの難易度はかなり高いですね。あまりにも落差があるために、歌唱しているとラストサビでの難易度に少し戸惑うくらいです。
キー調整はしやすいので、ラストサビが難しいなと感じたら遠慮なく調整してしまってOKです。覚えるパートが多めですので、家で歌詞やメロディをしっかりと覚えた後に、カラオケで練習してみると良いでしょう。