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「インフェルノ / Mrs.GREEN APPLE」の歌い方【音域】

「インフェルノ / Mrs.GREEN APPLE」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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男性の平均的な声域

「インフェルノ / Mrs.GREEN APPLE」の楽曲データ

インフェルノ
Mrs. GREEN APPLE
2019/07/18 ¥255

アーティストMrs.GREEN APPLE
リリース2019/7/18
タイアップアニメ「炎炎ノ消防隊」OPテーマ 
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音lowE(E2) ※Cメロで登場
地声最高音hiB(B4) ※Cメロで登場
裏声最高音hiE(E5) ※ラストサビで登場
スピードBPM185(とても速い)
ラップなし
インフェルノについて

2019年7月18日にリリースされたシングル曲です。
アニメ「火炎ノ消防隊」のOPテーマに起用され、知名度を上げました。
カラオケで良く歌われるアニソンランキングに入っていることもあります。

YouTubeに公式チャンネルが音源を投稿しています。
再生回数は7000万回を越えていて、ヒットしていることがよく分かります。
赤い光の中で演奏をするMrs.GREEN APPLEのメンバーが印象的なPVです。

タイトルの「インフェルノ」は英語で「火炎、地獄の業火」という意味です。
歌詞にも「火」や「地獄」といったキーワードが多く登場します。
アニメとのタイアップを意識して作られたことがよく分かります。

曲調はアップテンポで、疾走感のあるナンバーです。
BPM(曲の速さ)も185とかなり速く、早口での歌唱が必須となります。

知名度が高いのでカラオケで披露すると周りからの反応を期待できます。
さらに疾走感のある曲なので、歌っていて楽しい曲となっています。

「インフェルノ / Mrs.GREEN APPLE」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ(2回)→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ

広い音域が特徴的です。
フレーズの最初でlowG#(G#2)のキーを出しながらも、高いところはmid2C#(C#4)まで上がります。

歌詞は好き詰めていて、スピードも速いです。
低音から中音域への急激な音程の変化はありますが、中音域では変化は激しくありません。
また低音部分は一瞬しか登場しないので合わなくても気にしなくてOKです。

低音部分は力を抜いて、中音部分でアクセントを入れた歌唱をしています。
低音部分は歌詞を敷き詰めているので子音を強調して歌唱していきましょう。

歌詞の切れ目が歌唱の切れ目です。
切れ目は一致しているものの、切れ目同士の間隔は広めです。
とはいえほぼ早口で駆け抜けるように歌っていくので、肺活量は苦しくはなりません。
原曲よりも速く歌いすぎないようにだけ注意しましょう。

Bメロ

低音が連発します。
AメロでのlowG#ほどではないので、低音が苦手でも苦しさは感じないでしょう。

歌詞の敷き詰めはなくなり、余裕が持てるパートです。
音程変化も緩やかで、合わせやすいですね。
歌いにくいということもなく、どちらかというと休憩できるパートです。

全体的にAメロと同じく少しだけ力を入れた状態で歌唱していきます。
キーは低いので口ずさむように歌唱するとらしさが出てくるでしょう。

かなり余裕のあるパートです。
歌詞と歌唱の切れ目が一致していますし、歌詞を敷き詰めても居ません。
リズムも取りやすいですし、歌いやすい部分ですね。

サビ

張り上げる部分が多く、その部分で裏声のhiC#(C#5)、地声の最高音であるhiB(B4)が登場します。
張り上げる部分以外はキーはそこまで高くなく、mid2E(E4)です。
急激な音域の変化にどれだけ対応できるかが問題ですね。

スピードは速いものの、音程変化のパターンは一定です。
歌いにくい位置に配置はされていないので、1つのパターンを覚えてそれを使いまわす方法が効果的です。
張り上げる部分が外しやすいですが、逆に言えばそれ以外の部分は難易度はそこまで高くはありません。

発声は強いものに変わり、地声の部分で力を貯めつつ、裏声高音の部分は抜けるように出します。
力任せに裏声を出すと聴こえが悪いのみならず、リズムも狂いやすいので要注意です。
裏声のキーはhiC#(C#5)なので、裏声を出すことに慣れている必要があります。

前半部分は全く同じ音程が続くので歌い方を覚えてしまうのがおススメです。
一方で後半の中音部分は母音の伸ばす場所が多いです。
やや強めの強調を行ってリズムが狂わないようにしましょう。

Cメロ

Cメロと、キーを下げたサビの2種類に分かれます。
Cメロ部分は音域が高く、最高でhiB(B4)まで上がります。
加えてhiBでのロングトーンもあります。

ややラップのような音程配置しをしていて、細かい音程を外しやすいです。
曲中で音程が最も難しい場所と言えるでしょう。
早口での歌唱になるので、完璧に合わせるのは難しいですね。

キーを下げたサビの部分で地声最低音のlowE(E2)が登場します。
この最低音も一瞬なので出せなくても気にしなくてOKです。
サビと同じ音程配置ですが、上がり切ってもmid2C#(C#4)です。
この部分はさして高さを感じないでしょう。

前半部分の歌詞を敷き詰めている部分が問題だと思います。
母音を伸ばす部分がフレーズの最後を除いて前半に2つあるので、そこを意識すると歌いやすいです。
hiBのロングトーンはかなり力の強い発声です。全力で歌唱してOKですね。

後半部分はサビと全く同じ音程で歌い安でしょう。
あまり力を入れないリラックスした発声で、ラストのサビへと繋げていきましょう。
ちなみにですが、歌唱の切れ目が歌詞の切れ目と一致していないので、歌い方に関しては要注意な場所です。

ラストサビ

繰り返しはないものの、転調はあります。
一部転調し、その部分で裏声の最高音のhiE(E5)が登場します。
その後ろには同じく裏声ですがhiD#の音が待っています。

転調部分は一部なので音程に大きな違いはありません。
サビと同じ気持ちで歌唱して行けば音程を合わせることはできます。

転調部分の裏声はやや力を入れて出します。
ここまで高いとリラックスした裏声は難しいでしょう。

カラオケで歌う場合の「インフェルノ / Mrs.GREEN APPLE」の総評

曲中での音域はlowE(E2)~hiE(E5)と恐ろしく広いです。
地声最高音がhiB(B4)、裏声最高音がhiE(E5)です。
男性の平均音域と比較すると、上と下に大きく突き抜けた形になります。

ただし、中心となる音で考えてみると音域は一気に狭くなります。
後述します。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

パート内部で音域は激しくは変化しません。
サビが中音域から高音域にかけての激しい移動がありますが、それ以外は緩やかに変化します。
一瞬の低音がありますが、基本的にはどのパートも歌いやすくなっています。

地声最高音はhiB(B4)で、サビ、Cメロ、ラストサビで登場します。
基本的には裏声で高音を出した後の支えとして使用されます。
一方でCメロではロングトーンで登場です。

以上の点から、少なくともhiBの音をやや余裕をもって出せる必要があります。
Cメロのロングトーンやサビでの裏声の支えがないと、曲の再現は難しいでしょう。
とはいえhiBを余裕で出せる人はかなり少ないです。男性だとなおさらでしょう。

裏声はキーがhiE(E5)と突出していますが、ラストサビにのみ登場します。
転調前のサビでは裏声はhiC#(C#5)です。この時点で地声最高音より上です。
サビの構造がやや特殊で、地声→裏声→地声を繰り返します。

そのため一瞬での裏声への切り替えが必要になります。
裏声の実力はもちろんのこと、それを支えるための地声の実力もかなり高いものを求められています。

地声最低音はlowE(E2)とこちらも恐ろしく低いキーとなっています。
この音を最低音に設定している曲の方が少ないです。
しかし、幸いなことにこのキーは一瞬しか登場しません。

もっと言ってしまえば、他にもlowG#の音が登場しますが、こちらも一瞬です。
そういった一瞬のキーを除外すると、最低音はmid1B(B2)になります。

このように最高音と最低音を考えると、それでもまだ音域は広いことが分かります。
キーを下げるのが無難ですが、頻出するキーがmid1B(B2)なので、原曲キーですら低いです。
正直に申し上げると、キーを調整する余裕はないと言えます。

仮にBメロを捨てるということならばhiBが出し易くなるように4つ~5つ下げるのがおススメです。

音程難易度は普通となっています。
音程変化は緩やかで、難しい部分はありません。
ただ、スピードが速く歌詞は敷き詰め気味なのできちんと覚えたり練習をしないと満足には歌えないでしょう。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや難になると感じました。

速い話が、歌う人が限られる曲です。
相当低音が強くてキーを下げるか、かなり高音に対して自信がある必要があります。
例えばですが、GLAYやL’Arc~en~cielの多くの曲を余裕をもって歌える人ならば歌いこなせる可能性があります。

とはいえ地声の実力のみならず、裏声の実力も必要です。
さらにラストサビでの裏声のキーはhiE(E5)と、裏声で考えても高いです。

切り替えも一瞬で、地声、裏声に対してかなりの実力が必要になります。
例えばカラオケが好きで通っていて、地声が高く、さまざまな曲を歌唱しているので裏声もよく使う、という人だと歌いこなせる可能性が非常に高いです。

とくにL’Arc~en~cielはこれと同じか、これ以上に地声と裏声が高かったりするので、好きで歌っている人は可能性があります。

ですが、逆に言えばそこまでの実力や経験がないと手が出ない曲でもあります。