Whiteberry(ホワイトベリー)の大ヒットシングル「夏祭り(なつまつり)」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
「夏祭り / Whiteberry」の楽曲音域データ
アーティスト | Whiteberry |
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リリース | 2000/8/9 |
タイアップ | TBS系ドラマ30「ふしぎな話」主題歌 |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid2C(C4) |
地声最高音 | hiC(C5) |
裏声最高音 | なし(なし) |
スピード | BPM141(速い) |
ラップ | なし |
2000年8月9日にリリースされたシングル曲です。Whiteberryの3枚目のシングル曲です。Whiteberryを代表する一曲でもあり、最大のヒット曲でもあります。
元々はJITTERIN’JINN(ジッタリン・ジン)という別バンドの楽曲をWhiteberryがカバーした結果、オリジナルを大きく上回ってしまったという話があります。
現在でも大人気な夏を代表する一曲で、夏の季節になるとカラオケの総合曲ランキングTOP50にも見受けられます。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2023年8月現在、800万回を突破しています。このPVはカラオケでも流れることがあるので、見たことがある人も多いと思います。夏を全面的に押し出したPVですね。
「夏祭り」はアップテンポな調子で進んでいきますが、頭に残りやすいメロディをしているナンバーです。
「夏祭り / Whiteberry」カラオケでの歌い方について
- 1番:イントロ→Aメロ→サビ
- 2番:Aメロ→サビ
- ラスト:Aメロ→ラストサビ
- 高音:地声最高音hiC(C5)
- 低音:地声最低音mid2C(C4)
- 音程:やや易
音域はちょうど1オクターブに収まります。音域的にはとても歌いやすくなっています。
スピードはやや速く、歌詞も敷き詰めがちですが、音程の変化は最低音の変化はワンパターンで、かつ合わせやすくなっています。最初は驚くかもしれませんが、歌っているうちにかなりの精度で合わせることができるはずです。
声に力を入れて、リズムに乗って歌唱していくのが大切です。フレーズ途中で細かくですが切る部分があるので、どこで切っているのかを事前に確認しておくとさらに完璧に歌えると思います。
- 高音:地声最高音hiC(C5)
- 低音:mid2F(F4)
- 音程:やや易
音域は狭くなりますが、Aメロに比べるとやや高音域が多くなります。とはいえ極端に高いわけではないので、依然として歌いやすい印象です。
音程に関しても継続して難易度が低く、細かい変化こそありますが、合わせやすくなっています。歌い込むと音程正解率が90%を越えることも容易でしょう。
歌い方に関しては力を入れて歌唱します。フレーズの最後に伸ばす部分が多いので、そこで途絶えず発声することでロングトーンを上手にしていきましょう。余裕があればビブラートなどを入れるのも良いと思われます。
余談ですが、イントロもサビと同じ音程配置となっています。ただスピードが遅く、1音1音をはっきりと発声するのが大きな違いです。リズムが狂いやすい箇所ですので、落ち着いて歌唱しましょう。
- 転調:なし
- 繰り返し:あり
転調はしませんが、繰り返しはあります。繰り返しというよりも、最後にフレーズが1つ繰り返されているだけです。
ここまでのサビを上手に歌えているのならば、とくに問題はないと思います。ただイントロと同じようにスピードが変わりますので、サビと同じように速く歌ってしまわないように注意しましょう。
カラオケで歌う場合の「夏祭り / Whiteberry」の総評
曲中での音域はmid2C(C4)~hiC(C5)とかなり狭いです。
地声最高音はhiC(C5)で、裏声は使われていません。女性の平均的な音域から考えると、余裕をもって収まっています。
その狭い音域から、とても歌いやすい楽曲となっています。最低音のmid2C(C4)は女性でも余裕がある低音で、最高音のhiC(C5)は女性からすると出しやすいです。
男性からすると高いと感じるかもしれませんが、低音域の余裕がかなりあるのでキーを好きなだけ下げてOKです。キー変更で音程が合いにくくなるなら、オクターブ下で歌唱するのもアリですね。
音程難易度はやや易となっています。
音程変化は絶えずあり、スピードも速いですが、合わせやすい位置に配置されています。覚えやすいメロディラインですし、そもそもパートに関してもAメロとサビしかないので習得が容易ですね。
以上を考慮して、
「夏祭り 」は難易度的には易寄りのやや易といったところです。かなり難易度が低く、取り組みやすい楽曲です。またカラオケ採点でも高得点を狙える楽曲となっています。
取りやすい音程正解率に、フレーズ最後に置かれるロングトーンでロングトーン評価やビブラートを稼ぐことができます。
最初こそ難しく感じるかもしれませんが、しっかりと練習すれば音程正解率95%越えも夢ではありません。カラオケ採点で90点以上をとても取りやすい楽曲ですので、興味がある方はチャレンジしてみると良いかもしれません。
また採点を意識しなくても、楽しい気持ちで歌唱できる楽曲です。夏の季節にぴったりの楽曲ですので、気に入った場合はぜひとも習得してみてください。
自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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