「オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ」のカラオケでの歌い方【音域】

新しい学校のリーダーズ(あたらしいがっこうのリーダーズ)の大ヒットシングル「オトナブルー」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ」の楽曲音域データ

アーティスト新しい学校のリーダーズ
リリース
2020/5/1
タイアップ
なし
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★☆☆☆
地声最低音mid2A#(A#3)
地声最高音hiC(C5)
裏声最高音なし(なし)
スピードBPM130(やや速い)
ラップなし
オトナブルー について

2020年5月1日にリリースされたシングル曲です。新しい学校のリーダーズの6枚目の配信限定シングル曲で、タイアップはありません。

リリース当初は人気というわけではなかったのですが、2023年1月にTikTokにてダンスが有名になり、人気に火がつきました。

2023年6月現在では、カラオケ総合曲ランキングTOP50に入るほどの人気を誇っています。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は現在、2000万回を突破しています。投稿されたのは2023年の3月ですので、わずか二ヶ月程度の期間でこの再生数は目を見張るものがあります。

不思議な雰囲気となっている作品でして、作中ではTikTokで有名になった首振りダンスも目にすることができます。

「オトナブルー」は昭和を彷彿とさせるような、今ではあまり見ないメロディラインが特徴の一曲です。それでいてとても頭に残りやすく、思わず口ずさんでしまいそうになります。

「オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ(2回)→サビ
  • 2番:Aメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:hiB(B4)
  • 低音:mid2D(D4)
  • 音程:やや易

音域は狭めとなっていますが、高音域が多く登場します。一般的な曲のAメロと比べて平均的に高めのキーで構成されているために、いきなりカラオケでこの曲を歌唱するのは厳しいでしょう。

他の曲を歌唱するなどして、ある程度喉を温めておくのは必須と言えますね。

音程の変化は絶えずあるのですが、基本的に合わせやすい位置に配置されています。歌唱時間が短い、いくつかのブロックに分かれているので息継ぎの余裕もあります。

難易度はそこまで高くはないので、高音の方に備えるため、息継ぎや心に準備に気持ちを割いていきましょう。

Aメロですが、声に力を入れて歌唱していきます。リズムに乗ることは大事ですが、それ以上にしっかりとした発声が求められます。流れるように歌いつつも、しっかりと1音1音を大事に歌唱していくイメージです。

特に歌唱の途中でやや長めの発声が入り乱れますので、そこではまっすぐな発声をしっかりと決めるとらしさが出てきます。

また一番のみ Aメロが二回繰り返され、最後に低音地帯があります。二番以降は繰り返しがなく、低音地帯もありません。注意してください。。

サビ
  • 高音:地声最高音hiC(C5)
  • 低音:地声最低音mid2A#(A#3)
  • 音程:普通

音域はAメロに比べて広くなり、このパートで地声最低音と地声最高音の両方が登場します。ただ音域はある程度集中していて、急激な音域の変化というのは少なめです。

低音に関してもmid2A#(A#3)と、低音が男性に比べて苦手な女性からしてもやや余裕があるキーとなっています。全体的に歌いやすいパートです。

また、前半が低音、後半が高音と明確に区別が出来るので、サビに入りやすいというのも良いポイントです。Aメロと比較するとサビの歌い始めではサビの方が楽だと感じることでしょう。

ただし、音程に関しては少し難易度が上がります。音程の変化の程度はAメロからそこまで変わりませんが、歌詞が長めになり、敷き詰めがちになり、さらに息継ぎをする余裕もあまりありません。

流れるように歌唱することが要求されるので、音程バーを見て合わせる余裕がないのも辛いところですね。ただ合わせやすい位置には配置されているので、歌い慣れていくうちに自然と合わせられるようになるでしょう。

Aメロとは違い、リズムが重要となるパートです。やや速いスピードに遅れないように、流れるように歌唱していきましょう。

しっかりとした発声を意識しなくても、原曲の歌い方をある程度再現できればかなりらしさが出るパートです。楽しんで歌唱していくのが良いですね。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:あり

転調はしませんが、繰り返しはあります。繰り返しの際に長めのロングトーンがあり、カラオケでは繰り返し部分への移行の仕方がやや特殊ですが、初見でもそこまで戸惑うことなく歌唱できるでしょう。

転調もなく、これまでのサビからの大きな変化もないので、リズムに乗って歌唱していきましょう。

最後のタイトルコールの中音部分はしっかりと息を吸って、サビのアップテンポとは対照的に厳かな雰囲気で〆ていければ完璧です。

カラオケで歌う場合の「オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ」の総評

曲中での音域はmid2A#(A#3)~hiC(C5)と少し狭いです。
地声最高音はhiC(C5)で、裏声は使われていません。女性の平均的な音域から考えると、丁度収まっていて低音にやや余裕があります。

参考:女性の平均声域

女性の平均的な声域

曲を通しての音域は狭く、パートそのものが少ないために歌いやすい印象が強いです。ただし高音の登場頻度は全体的に多めとなっています。

地声最高音はhiC(C5)で、サビで登場します。
登場回数は曲中で全部で4回。ただそれに準ずるキーも多く登場します。このhiC(C5)の音はカラオケで歌い慣れている女性ならば何とか出せる高さではあります。

ただ「オトナブルー」はAメロもキーが高めのために、人によっては最後まで喉が持たないという場合もあるでしょう。もしも高音に自信がない場合は、キー調整をすることも可能です。その際は

キーを1~2下げると良いでしょう。

これで地声最高音がhiA#(A#4)~hiB(B4)になりますので、余裕をもって歌唱できるでしょう。

地声最低音はmid2A#(A#3)です。
このキーは女性の平均的な低音域から見るとやや余裕があり、キーを2つ下げたとしてもmid1G#(G#3)で、出せる方も多いです。

1つか2つならば下げても問題はないと思いますので、高音がきつい場合は遠慮せずキー調整をしましょう。

音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化が少ないのが特徴です。最初に歌ったときは難しく感じるかもしれませんが、2回、3回と歌っていくうちに音程正解率も上がっていくでしょう。

ある程度合わせられるようになった後は、音程よりも高音の方を意識すると良いですね。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通になると感じました。

「オトナブルー 」はメロディラインを覚えやすく、さらに歌いやすい楽曲です。裏声も使われていませんし、あまり難しい要素がないために取り組みやすいかなと思います。

ただ、サビはキーが高く、歌詞も敷き詰めているのでこの部分の練習は必要かなと思います。いずれにせよ、カラオケが趣味な女性の方ならばそこまで苦もなくマスターできるかなといった印象です。

最近知名度が高くなっただけでなく、独特のメロディは最近の人気曲にはないものとなっています。新しい曲調を楽しみたいときなどにオススメの一曲ですね。

気に入った場合にはぜひとも練習をしてみてください!

自分のキーを知っているとよりカラオケが楽しくなります

自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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