「Habit / SEKAI NO OWARI」のカラオケでの歌い方【音域】

「Habit / SEKAI NO OWARI」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「Habit / SEKAI NO OWARI」の楽曲音域データ

アーティストSEKAI NO OWARI
リリース
2022/4/28
タイアップ
映画「ホリック xxxHOLiC」主題歌
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★★☆
地声最低音mid1C(C3)
地声最高音mid2F(F4)
裏声最高音なし
スピードBPM118(やや速い)
ラップなし
Habit について

2022年4月28日にリリースされたシングル曲です。SEKAI NO OWARIの16作目のシングルであり、映画「ホリック xxxHOLiC」の主題歌に起用されました。

ここ最近では一番のヒット曲となっており、その人気度はこれまで1位だった「RPG」にも迫る勢いです。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年10月現在、1億回を突破しています。公式チャンネルの中でも第2位の再生回数です。

SNSなどでこのPVでの特殊なダンスが話題となり、色々な人が真似をして人気を博しました。

「Habit」はやや奇妙なメロディラインをした、他にはない独特な世界観が魅力的な一曲となっています。

「Habit / SEKAI NO OWARI」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→Aメロ→Cメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→Aメロ→Cメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:地声最高音mid2F(F4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:やや難

音域はちょうど1オクターブに収まっていて、地声最高音がこのパートで登場します。Aメロからの登場ですが、mid2F(F4)のキーですので、そこまで高くは感じないでしょう。

ちなみにmid2D#(D#4)の音が高音では集中しています。いずれにせよそこまで高くはないので、問題はないでしょう。

音程変化はそこまで複雑ではないものの、とにかく歌詞を敷き詰めていて、なおかつスピードも早めです。息継ぎが問題ですので、フレーズとフレーズの切れ目はしっかりと息を吸うようにしましょう。

歌い方についてですが、とにかく流れるように歌唱するのがポイントです。なるべく口の形を作ることに重点を置いて、はっきりとした発声で歌唱しましょう

ちなみに二番の最初のAメロのみ歌詞の切れ目と歌唱の切れ目が一致してない部分があります。この部分に関してはしっかりと練習をして、どこで切るのかを体に覚えさせましょう。

Bメロ
  • 高音:地声最高音mid2F(F4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:やや難

ここでも音域は1オクターブに収まり、地声最高音も登場します。出てくる場所は一瞬ですが、張り上げる形になるので、声が裏返らないようにだけ注意してください。

音程に関してはAメロに引き続き変化は少ないものの、相変わらず歌詞を敷き詰めていて、息継ぎをする暇がないです。Aメロよりは少しだけ楽になりますが、正直辛いのはあまり変わらないと思います。

前半と後半で、歌い方が大きく分かれます。前半はAメロから継続するかのように軽快なリズムで歌唱し、後半はやや声を抑えて感情の起伏を少なくして歌唱するのがおすすめです。

Cメロ
  • 高音:mid2C#(C#4)
  • 低音:地声最低音mid1C(C3)
  • 音程:普通

音域は狭く、主に低音域からなります。このパートで地声最低音が登場です。最低音のキーは一瞬ですが、それに準ずるキーであるmid1C#(C#3)の登場は多めです。

音程に関しては歌詞は相変わらず敷き詰めているものの、スピードがかなりゆったりになるので余裕が出てきます。フレーズとフレーズの間も空いているので、ブレスの余裕もあります。

このパートでは、しっかりと音程を合わせていきたいところですね。 AメロBメロで失った音程を取り返すつもりで歌唱しましょう。

ここでも前半と後半に歌い方が分かれます。前半に関してはBメロ後半と同じように声を抑えて、なるべく感情の起伏をなくして歌唱して行きます。

一方で、後半に関してはサビにつながっていくために、少しずつ力を入れて歌唱するとらしさが出るでしょう。

ちなみに普通の曲と違い、Cメロがサビの前に来ています。曲の構成が普通と少し異なっているので、そこは注意が必要です。

サビ
  • 高音:地声最高音mid2F(F4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:やや難

音域はここも1オクターブに収まります。このパートでも地声最高音が登場です。登場頻度はかなり多く、準ずるキーの出現率も高いです。

音程変化は緩やかですが、相変わらず歌詞を敷き詰めていて、息継ぎの余裕がありません。ここでも音程を合わせる余裕はありませんね。

力を入れた状態で流れるように歌唱して行くのがポイントです。しっかりと口の形を作ってもごもごした発声にならないように注意しながら歌いましょう。

かなり息継ぎをするタイミングが難しいので。事前にどこで息を吸うか、というのを決めておくと良い感じに歌えるでしょう。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:なし

転調も、繰り返しもありません。これまでのサビと同じように歌唱して綺麗に閉めていきましょう。

カラオケで歌う場合の「Habit / SEKAI NO OWARI」の総評

曲中での音域はmid1C(C3)~mid2F(F4)とかなり広いです。
地声最高音はmid2F(F4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、下に少しだけ広がっています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域が狭いので、各パートでの音域も狭めです。基本的に1オクターブに収まっていて、音域的には歌いやすいですね。

地声最高音はmid2F(F4)で、Cメロ以外で登場します。
登場頻度がかなり多く、更にそれに準ずるキーも多く登場します。ただし、mid2F(F4)に関しては男性の平均的な音域から考えても低い部類に入ります。

なので出せる人は多いのですが、如何せん全てのパートが歌詞を敷き詰めて、ブレスの暇がないために息切れを起こしやすいです。

高音を出す余裕がなくなる可能性が高いので、ブレスをしっかりすると同時に、ある程度高音に慣れていく必要があります。

おそらくですが、mid2G#(G#4)くらいまでの音が出せるなら問題なく歌えるのではないでしょうか。以上を考慮して

キーは原曲キーで一度チャレンジしてみてください。

というのも、地声最低音はmid1C(C3)です。
男性の平均的な低音域を少し下回っていて、これに準ずるキーの登場頻度も多いです。下げると出しにくく感じるおそれがあります。

ただ低音が得意ということならばキーを1つか2つ下げるのは問題がないかなと思います。実際にカラオケで歌唱してみて決めてみると良いでしょう。

音程難易度はやや難となっています。
音程変化は緩やかなのですが、とにかく歌詞を敷き詰めていて、スピードが速めです。ブレスをする暇がないので息切れも起こしやすいです。

音程を合わせている余裕はないので、流れに乗って歌唱しつつ、音程を合わせる必要があります。とはいえ極端に難しいわけではないので、歌い込むことで音程正解率を上げることができるでしょう。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通~やや難になると感じました。

「Habit 」は音域や音程ではなく、スピードやブレスの問題で難易度が高い一曲です。結局のところ満足に歌うにはそれなりの高音の技術が必要なので、他のmid2F(F4)の曲よりも難易度は高いですね。

歌詞やメロディは完璧に覚える必要がありますし、その後にカラオケで実際に歌唱してみるのをオススメします。やはり歌って覚えていくのが一番ですね。

ただ、完全にマスターして披露すれば周りからの反応は良いものになります。「あんな難しい歌を歌いこなせるなんて!」という視線も感じるはずです。

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