「RAIN / SEKAI NO OWARI」のカラオケでの歌い方【音域】

SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ/ セカオワ)の「RAIN(レイン)」について、カラオケでの歌い方や音域を解説しました。地声最高音や裏声最高音、各パート毎の音程の難しさなども解説していますので、ぜひ参考にしてください。

「RAIN / SEKAI NO OWARI」の楽曲音域データ

アーティストSEKAI NO OWARI
リリース2017/7/15
タイアップ映画『メアリと魔女の花』の主題歌
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1D#(D#3)
地声最高音mid2F#(F#4)
裏声最高音なし
スピードBPM98(標準的な速さ)
ラップなし
RAIN について

2017/7/15にシングルとしてリリースされました。アニメ映画『メアリと魔女の花』の主題歌に起用されています。

SEKAI NO OWARIがアニメ映画曲を手掛けるのはクレヨンしんちゃんの映画主題歌に起用された「RPG」以来になります。今作で日本レコード大賞を受賞し、さらにNHK紅白歌合戦にも出場しました。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
shoerバージョンですが、再生回数は4000万回に迫る勢いです。ショートですが、3分ほどあるので十分に聞くことができます。

「RAIN」はAメロBメロは静かな雰囲気ですが、サビで明るい雰囲気に変調する、心が晴れ渡るようなナンバーとなっています。

「RAIN / SEKAI NO OWARI」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 終盤:ラストサビ→アウトロ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:地声最低音mid1D#(D#3)
  • 音程:普通

音程は簡単でスピードも速くはありません。合わせやすい位置に配置されていて歌いやすくなっていますが、細かい部分は外しやすくなっています。外しても気にせずに歌唱していきましょう。

息継ぎをする余裕が十分にあります。Aメロながら曲中最高音に近いmid2F(F4)のキーが登場するのでしっかりとブレスはするようにしましょう。

極力力を抜いて歌唱していきます。その状態でアクセントをつけながら口ずさむような形で歌唱していきましょう。落ち着いて歌唱するのが大切ですね。

Bメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:地声最低音mid1D#(D#3)
  • 音程:普通

少し歌詞を敷き詰めるようになるので歌詞と歌い方を覚えておきましょう。とはいえ極端に歌詞を敷き詰めているわけではないので、リズムに乗って歌っていけば音程を合わせられるでしょう。

Aメロから継続してあまり力を入れずに歌唱します。早口での歌唱になるので小声で流れるように歌唱していきましょう。Aメロと違ってアクセントを意識する必要はありませんが、高いキーの部分では声を張り上げて歌声をカラオケルームに響かせていきましょう。

 

サビ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:地声最低音mid1D#(D#3)
  • 音程:やや易

スピードがまあまあ速いものの、歌詞の敷き詰めがなくなるのでBメロよりも歌いやすくなります。

キーは高めですが、最高音はまだ登場しません。意外と苦しくはならないはずです。

音程も歌いやすい位置に配置されていて合わせやすくなります。この部分も口ずさむように歌うことで音程を合わせやすくなります。

前半と後半で歌い方が分かれます。前半部分は各種フレーズの最後にロングトーンがあるので、その部分で母音の発声を意識しつつ歌唱するとリズムに乗りやすく、メリハリもつきやすいです。

一方で後半は母音を伸ばすことをせずに、意図的に発声を切ってリズムに乗ることを意識します。優しい歌声でサビの中でのメリハリをつけていきましょう。

ラストサビ
  • 転調:あり(地声最高音mid2F#(F#4)
  • 繰り返し:あり

転調してキーが1つ上がります。最高音はここで登場しますが、mid2F#なので成人男性でも出せる高さです。ただ頻度が若干多めですので、息継ぎの準備は忘れないようにしましょう。

これまでのサビでの歌い方を継続しつつ、優しい歌声で丁寧に歌い終えていきましょう。

カラオケで歌う場合の「RAIN / SEKAI NO OWARI」の総評

曲中での音域はmid1C#(C#3)~hiA(A4)と広めです。
地声最高音はhiA(A5)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、上に大きく広がっています。

参考:男性の平均的な音域

男性の平均的な声域

全てのパートで最低音と最高音が一致し、さらにラストサビのみキーが+1されて地声最高音になる珍しい構成をしています。

音域的には中音域が多く、比較的歌いやすい印象を受ける一曲ですね。

地声最高音はmid2F#(F#4)で、転調後のラストサビで登場します。
登場頻度は少ないのですが、この一つ下のキーであるmid2F(F4)の登場頻度はやや高くなっています。

ロングトーンの形で登場するわけではありませんが、それでも連発されると言って良いくらいの頻度ですので、mid2F(F4)がギリギリ出せるくらいだと厳しいかもしれません。

とはいえ男性の平均的な音域から考えると少し低く、カラオケで歌い慣れている人ならば問題なく出せる高さです。そのため

カラオケで歌唱する場合にはキーは調整しないで、まずは歌唱してみてください。

地声最低音はmid1D#(D#3)で、全てのパートで登場します。
登場頻度はが多いものの、キーはやや高めに設定されていて、男性の方ならば苦もなく出せる方が多いでしょう。カラオケで歌い慣れている人ならば尚更です。

またもしも高音域が厳しい場合は、キーを-1か2調整した程度ならば問題なく歌いこなせると思われます。低い人にも良心的な一曲ですね。

音程難易度はやや易〜普通となっています。
変化が緩やかで合わせやすい位置に配置されています。

ただしBメロは歌詞を敷き詰めていますし、Aメロも音程の細かい変化が目立ちます。あくまでも歌詞とメロディを覚えることが第一だと考えてください。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通になると感じました。

「RAIN」はかなりキーが低く歌いやすい曲となっています。喉に負担をかけずに歌いきることができます。

それでいてしんみりとしたバラード調の曲なので周りに訴えかけることができます。SEKAI NO OWARIの曲の中では難易度が比較的低めなので、入門としてオススメな曲ですね

歌っていて楽しいのも良い点ですね。

自分のキーを知っているとよりカラオケが楽しくなります。

自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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