「世界が終るまでは… / WANDS(ワンズ)」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
「世界が終るまでは… / WANDS」の楽曲音域データ
アーティスト | WANDS |
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リリース | 1994/6/8 |
タイアップ | アニメ「SLAM DUNK」EDテーマ |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1E(E3) |
地声最高音 | hiA(A4) |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM104(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
1994年6月7日にリリースされたシングル曲です。WNDSの8枚目のシングル曲になります。アニメ「SLUM DUNK」のタイアップで有名ですね。歌番組などでもアニメ映像が良く流れます。
カラオケランキングにおいては、WANDSの曲の中でトップクラスの人気を誇ります。
驚異的なヒットを記録し、ミリオンヒットとなっています。WANDSの曲の内、ミリオンを達成しているのは「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」、そしてこの曲のみです。
YouTubeに公式チャンネルがMVを投稿しています。
WANDSは3人組ロックバンドなのですが、ボーカル、ギター、キーボードが全員入れ替わっている珍しいバンドです。上記のPVは第5期のPVとなっています。
こちらのPVですが、2022年12月現在100万再生を突破しています。まだ投稿されて2週間しか経っていないので、この再生数はすさまじいですね。
「世界が終るまでは…」は静かな雰囲気の中に壮大なイメージを内包した良曲となっています。
ちなみに本来ならば「おわる」は「終わる」と綴りますが、表題曲名では「終る」となっています。注意してください。
「世界が終るまでは… / WANDS」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 終盤:ラストサビ
- 高音:mid2D(D4)
- 低音:地声最低音mid1E(E3)
- 音程:やや易
音域はやや狭く、低音域~中音域に集中しています。最低音がこのパートで登場しますが、男性からするとややキーが高いため、低くて歌いにくいといったことはありません。音域的にはかなり歌いやすくなっています。
曲のペースがゆったりとしていて、息継ぎをする余裕も十分にあります。さらにそれぞれのフレーズの最後がロングトーンになっているのが特徴的で、そこで音程正解率を稼ぎつつ、リズムに乗ることができます。
音程バーを見て音程を合わせる余裕もあるくらいなので、音程難易度はかなり低めですね。
やや力を抜き、口ずさむように歌唱していけるとベストです。軽い調子で歌唱しますが、Bメロに繋がる部分ではキーが上がりつつ、やや声を張り上げます。この部分で母音を強調してBメロへと繋いでいきましょう。
- 高音:mid2F(F4)
- 低音:mid2A(A3)
- 音程:易
音域はAメロよりも狭くなるものの、中音域に集中するようになります。音域的には依然として歌いやすく、はっきりとした発声ができるはずです。
音程はAメロよりも優しくなり、同じような配置を繰り返すようになります。急激な変化がなくなるために、全ての音程バーを塗りつぶした上に、虹色に光らせることもできるのではないでしょうか。(音程バー全体に虹色の光が流れる場合は、音程正解率が90%を越えています)
Aメロ後半で張り上げた声量のままでBメロ全体を歌唱します。やや力を入れつつも、流れるような歌唱を意識できると良いですね。1音1音を伸ばす傾向が強いので、ゆったりじっくりと歌唱していくのがベストです。まっすぐとした発声をして、音程をしっかりと「踏む」(音程バーの端から端まで合わせることを言います)のを意識しましょう。
- 高音:地声最高音hiA(A4)
- 低音:mid1G(G3)
- 音程:やや易
音域はBメロよりも広がりますが、中心となる音域はBメロよりも高くなります。地声最高音もこのパートで登場しますが、中心になっているのはmid2G(G4)でやや高い印象を受けるかもしれません。
スピードがほんの少しだけ早くなりますが、音程の変化は相変わらず緩やかです。一部激しい部分もあるのですが、その部分は歌詞をほとんど敷き詰めていないので、しっかりと合わせることができるでしょう。
流石にBメロほど簡単とは思えませんが、Aメロと同じくらいの難易度だと思われます。
サビですので力の限り歌唱して問題ありません。全体的に高音域が多めですので、歌詞と歌詞の間でしっかりとブレスをして準備をしましょう。マイクを通して自分の歌声をカラオケルームに響かせるように、壮大な歌声を意識すると良いですね。
サビ最後は見せ場です。音域は低くなりますが、かなり長めのロングトーンで閉めるようになっています。このロングトーンに関しては途中からビブラートを入れても良いですし、ロングトーンと割り切って最後までまっすぐ発声するのも良いですね。1番2番で分けてみるのも良いかもしれません。
- 転調:なし
- 繰り返し:あり
転調はなく、繰り返しがあります。繰り返しというよりも、最後にフレーズが追加されている形です。
歌い方に関してはサビと変わりませんので、最後まで全力で歌唱して閉めていきましょう。
カラオケで歌う場合の「世界が終るまでは… / WANDS」の総評
曲中での音域はmid1E(E3)~hiA(A4)と標準的です。
地声最高音はhiA(A4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、上の方に少しだけずらした形になっています。
音域はかなり狭く、全てのパートがほぼ1オクターブに収まります。
地声最高音はhiA(A4)でサビで登場します。男性の平均的な音域よりも少し高く、中心となっているキーがmid2G(G4)であるために、高音が得意でない男性の方は苦しさを感じるでしょう。
もしもカラオケで歌っていて苦しいなと感じる場合は、キーを下げることをオススメします。
地声最低音はmid1E(E3)で、Aメロで登場します。登場頻度は少ないですし、キーも高いので下げる余裕があります。2つ下げてmid1D(D3)とようやく男性の平均的な低音域に到達しますので、高音が厳しい方は遠慮なく下げてOKです。
音程難易度はやや易となっています。
全体的に長めの発声が多く、しっかりと意識して音程を合わせることができます。かなり高めの音程正解率が狙えるので、採点ゲームでも高得点を取りやすい1曲です。
以上を考慮して、
「世界が終るまでは…」はカラオケで人気なのも頷けるとても歌いやすい一曲です。キー調整もしやすく、取り組みやすいのが良いですね。もしもこれからカラオケが上手くなりたい、という人が居ましたら、オススメの一曲です。
全体的に見てみると、サビのキーが少し高いのが唯一の問題で、それ以外に難しい部分は見当たりません。
高音に自信があるなら、採点で高得点が取れるでしょう。カラオケでの披露、あるいは練習、どちらの目的だったとしても、レパートリーに加えておきたいアニソンですね。
自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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