カラオケの点数を上げる超実践的手法を紹介!~実践して、今の点数から抜け出そう~

自分の歌声に点数をつけてくれるカラオケの採点機能。友達と点数を競うもよし、自分の点数に一喜一憂するもよし。そんな採点機能ですが、ここ最近はどんどん複雑化しています。

音程だけでなく表現力やビブラートなど項目は増え、かなり細かい単位で歌声を採点してくれます。そのため、点数を上げるのが以前よりも難しくなっています。

今回はカラオケでの点数を上げる方法をまとめました。

カラオケの点数の仕組みは?

疑問

一番気になるのは、カラオケの点数はどのように決まっているか、ですよね。2020年現在、カラオケの機種には2種類あります。

DAMシリーズの精密採点とJOYSOUNDシリーズの分析採点ですね。これらの採点で点数を上げるには、次の2点を意識するのがおススメです!

①点数を上げる一番の近道は、「音程」を鍛えること!

もっとも重要なのは「音程」になります。以下の結果を見てください。

DAMシリーズ 精密採点DX-G 採点結果


出展:精密集計DX-G 採点結果画面

安定性や表現力などで高い点数を取っていますが、音程が低いために点数は62点という低い点数になっています。DAMシリーズの精密採点が音程に比重を置いているのがよくわかります。

また、JOYSOUNDの精密集計ではより分かりやすく音程を重視しています。

JOYSOUNDシリーズ 分析採点マスター 採点結果画面

JOYSOUND MAX GOの採点結果画像
出展:分析採点マスター 採点結果画面

100点満点中40点が割り振られていて、どの項目よりも配点が高いのが分かります。音程の点数を上げれば、総合の点数も上がることがわかります。

このように、採点ゲームにおいて点数を上げるには「音程」を上げるのが一番の近道です。

②上げやすい表現力(抑揚)で点数アップ!

音程の他にもう一つ注目しておきたいのが表現力です。JOYSOUNDでは抑揚ですね。この項目は簡単に上がりやすく、点数を上げるにはオススメの項目です。

音程と表現力(抑揚)だけで90点も視野に入ってきます!この2つの上げ方を見ていきましょう!

カラオケの点数を上げる手法① ~音程~

歌唱時の音程バー

歌いやすい曲を選ぶのが点数を上げる鍵!

「カラオケで歌っても音程のスコアが伸びない。なんか上手く歌えない」

そういった方が多くいます。音程は採点において重要項目で、切り捨てることはできません。なので真摯に向き合っていくしかないのですが、ここで1つ注意点があります。

それは音程を取れない人のうち、多くの人が点数の出にくい曲を好んで聴いているということです。

テンポが速い曲、キーの高い曲、音程が難しい曲。こういった曲を好んで聴いている場合は要注意!

確かにこうした曲は聴いている分には疾走感があり、カッコいいです。ですが、自分のレベルよりも数段高い曲で高得点を取るのは無謀です。

曲には点数が取りやすいものと、点数が取りにくいものがあります。点数を取りやすい曲の特徴は、以下のようになります。

  • スピードがゆっくり
  • 息継ぎをする時間が十分にある
  • キーが高すぎない
  • 歌詞が日本語
  • 音程が頻繁に変化しない

こういった特徴のうち、多くを満たしている曲はカラオケで点数が取りやすいです。これと逆の要素ばかりある曲は点数伸ばすのが難しくなります。

音楽プレイヤーやスマホの中に高得点が出やすい曲がないか探してみましょう。もしも点数が取れそうな曲がなかったり、少ないなと感じた場合は以下の記事も参考にしてみてください!

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カラオケでは恥ずかしがらず、はっきりと発声しよう!

せっかく点数の出やすい曲をピックアップしても、それが生かされない場合があります。歌っているときに声が小さい場合です。

「自分は下手だから、恥ずかしいから……」という理由が多いようです。気持ちは分かりますが、その結果声が小さくなり何を歌っているのかよく分からなくなる最悪のパターンになります。

マイクが拾う音もはっきりしないので音程も安定せず、採点とはあまり関係がありませんが、聴いていて上手いとは言えないような歌声になってしまいます……。

例え恥ずかしくても、下手だと思っても、勇気を出して大きな声で歌いましょう。自信をもって歌うことが重要です。例え今が下手でも、その勇気が今後の上達に繋がります。

ごまかすのは絶対にNG

歌っているときに歌詞を間違えてそれをごまかすのもNGです。大きな声でごまかしたり、笑ってごまかしたり、これらはあまりよろしくありません。

気づかないフリをして歌い続けてしまいましょう。ごまかしているときに音程は合いません。マイナスを大きくしてしまっているだけです。

恥ずかしい気持ちもごまかしたい気持ちも分かりますが、ぐっとこらえて歌い続けましょう。そう言った気持ち1つ1つが、あなたの点数を上げてくれます。

カラオケの音程バーを意識しながら歌って点数アップ!


出展:第一興商 LIVE DAM Ai 精密採点Ai 歌唱中画面

精密採点では歌唱中に音程のバーが表示されます。このバーはおおまかな音程を表すもので、このバーを塗りつぶせないということは音程が合っていない、ということです。

歌う時に音程バーを意識すると音程が取りやすくなります。歌うときに目線は歌詞→音程バーの順に動かすようにするのがおススメです。

また、点数が取りやすい曲というのはカラオケでの十八番になりやすいですよね。そういった曲を歌う場合に、どの部分の音程が苦手かを覚えておくことで、その部分の対策も立てられます。

塗りつぶすことが難しい部分があるなら、そこを重点的に聴いて、練習をしてしっかりと対策を立てるようにしましょう。

ただし、音程バーを意識しすぎると歌詞への関心がおろそかになりやすいです。多少なら間違えても問題はありませんが、全く分からなくなって歌えなくなっては本末転倒です。

歌詞も音程もほとんど覚えてしまうぐらい、点数の取りやすい曲は覚えてしまいましょう!

カラオケの点数を上げる手法② ~表現力~

抑揚はカラオケ採点の中で、伸ばしやすい項目!

DAMシリーズの表現力もJOYSOUNDシリーズの抑揚も伸ばしやすい項目となっています。

この項目のコツは「アーティストの真似をして歌うこと」そして「マイクの扱いに注意すること」です。

アーティストの声ではなく歌い方を真似すると伸びやすいですが、ほとんどの場合はマイクの使い方で改善ができます。

点数を上げるために、マイクの扱い方に注意しよう

マイクが声を拾うものである以上、正しく使用しないと抑揚は伸びません。マイクの注意点はいくつかあります。

1:マイクの距離

マイクの距離が近づぎると声が大きいと判断され、表現力(抑揚)は一定とみなされてしまいます。

露骨な声の音量の調節は減点対象ですが、全く声の音量が変化しないのもNGです。歌う際には口とマイクの間隔をこぶし1つ分ほど空けた状態を意識しましょう。

2:伴奏の音量

カラオケではBGM音量や楽曲の音量を調節できますが、これが大きすぎると伴奏の音がマイクに入ってしまいます。

マイクに音が入ると、その音で抑揚がついていないと判断されてしまいます。

なので自分の歌声を邪魔しない、かつ大きすぎない音量に調節するようにしましょう。

3:マイクの持ち方

マイクの持ち方ですが、必ず棒の部分をもって歌うようにしてください。球体部分を持つ人が居ますが、自分の手によりマイクと口の間に密閉空間ができ、ハウリングが起こってしまいます。

無意識にマイクと口の距離が近くなりやすく、籠った声になるので表現力(抑揚)も良い評価をもらえません。デメリットばかりとなってしまいますので、きちんと棒の部分を持つようにしましょう。

マイクの角度にも注意が必要です。マイクを口と垂直に近い位置に持って行ってしまうと、マイクが声を拾ってくれなくなります。

歌っていないと判断されてしまうために、音程は当然低くなります。また、声が上手くマイクに入らないので抑揚も低い評価になってしまいます。

マイクと口は平行になるように持ちましょう。マイクの上側に自分の声が入るように位置を調節すると良いです。

マイクの位置や持ち方といった細かいことだけでも、点数に影響が出てきます。マイクの球体部分を持っていたり、口と垂直になるように持っていた場合は見直してみてください。

良いマイクの持ち方、悪いマイクの持ち方

カラオケの点数を上げるマイクの持ち方カラオケの点数を上げることはないマイクの持ち方

良いマイクの向け方、悪いマイクの向け方

正しいマイクの持ち方 間違ったマイクの持ち方

アーティストの歌い方を真似しよう!

マイクの扱いに注意していれば、あとはアーティストの歌い方の真似をすることで高い表現力(抑揚)を取ることができます。

曲の中でアーティストはどこに力を入れているか?どこで力を抜いているか?声を張り上げている部分はどこか?アクセントはどんな感じか?

などを意識して真似して行くことで、表現力(抑揚)をつけることができます。声を真似するのではなく、歌い方を真似して高得点を狙っていきましょう!

より詳しく表現力を攻略したい場合は専用記事を参照!

今まで紹介した点数を上げる手法はどの採点でも共通して使えるものです。ですが採点ごとに違う部分もあります。

そういった細かい部分に関しては専用記事にまとめているので、気になる場合は参考にしてみてください!

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カラオケの点数を上げる手法 ~まとめ~

ここまでカラオケの点数を上げる方法を紹介してきましたが、点数を上げるのに重要なのは音程と表現力の評価を上げることです。

「音程」の評価を上げるには

  1. 自分の歌いやすい曲を歌う
  2. 恥ずかしがらずにはっきりと発声する
  3. 音程バーを意識しながら歌う

の3つが有効になります。

「表現力」の評価を上げるには

  1. マイクと口の距離に気を付ける
  2. マイクの向ける方向に気を付ける
  3. アーティストの歌い方の真似をする

の3つが有効です。

まとめた手法を実践して点数を上げてみてください!

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