「カブトムシ / aiko」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
「カブトムシ / aiko」の楽曲音域データ
アーティスト | aiko |
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リリース | 1999/11/17 |
タイアップ | TBS「CDTV」EDテーマ |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1G#(G#3) |
地声最高音 | hiC(C5) |
裏声最高音 | hiF(F5) |
スピード | BPM74.5(やや遅い) |
ラップ | なし |
1999年11月17日にリリースされたシングル曲です。aikoの4枚目のシングル曲で、タイアップはありますが、そちらでの知名度は低めとなっています。
発売開始からしばらくして人気がめきめきと上がっていき、今ではカラオケの総合曲ランキングでTOP50に入るほどの人気となっています。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年12月現在、2000万回を突破しています。aikoさんの公式チャンネルの投稿動画の中で1番の再生回数を誇っています。
「カブトムシ」はカラオケでも人気の理由が分かるほどゆったりとしたペースで歌いやすい曲になっています。
「カブトムシ / aiko」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 高音:地声最高音hiC(C5)
- 低音:地声最低音mid1G#(G#3)
- 音程:やや易
音域はかなり広く、地声最低音がこのパートから登場します。Aメロから登場になるので、事前にしっかり息を吸って準備をするようにしましょう。
音程に関しては細かい変化こそあるものの、全体的に歌いやすい位置に配置されています。ペースも出てるとしているので、音程バーを見て合わせる余裕もあるでしょう。
歌い方に関してですが、ところどころに短めのロングトーンが配置されていて、そこでまっすぐな発声をすることが求められています。音程を変えることなく、一定のキーを出し続けるので安定した歌声が必要です。キーが高いこともありますが、歌い方の面から考えても事前に気持ちを落ち着かせて息を大きく吸うのは大事です。
ちなみに二番のAメロでは歌詞の切れ目と歌唱の切れ目が少しずれている部分が全部で二ヶ所あります。聞いているときは気づかないようなズレですので、実際にカラオケで歌唱すると「え?こんな風になっているの?」と思われるかもしれません。
それゆえに、カラオケで誰かの前で披露する前に。一人カラオケを行ってリハーサルをするのをオススメします。
- 高音:hiA#(A#4)
- 低音:地声最低音mid1G#(G#3)
- 音程:やや易
音域はやや狭くなるものの、依然として広めです。このパートでも最低音が登場します。ただ緩やかに上がり下がりを繰り返すので、音域的にはそこまで歌いにくさは感じないでしょう。
前述の通り音程に関しては急激な変化というものがほとんどなく、ゆるやかに変化して行く階段状の音程変化がメインとなっています。音域こそ広いもののゆったりとしたペースであることは変わらないので、全体的に合わせやすいと言えます。
Aメロと同じで所々に短めのロングトーンが入られています。そのロングトーンをしっかり合わせることを忘れずに歌唱して行くのがポイントです。さらにAメロに比べるとややキーの低い部分が目立ちますので、少しだけ力を抜いてAメロとの落差をカラオケで演出できるとさらにGOODです。
全体的に短いので、さっくりと歌い上げてサビに向かっていくといった印象で全然構いません。
- 高音:地声最高音hiC(C5)、裏声最高音hiF(F5)
- 低音:地声最低音mid1G#(G#3)
- 音程:やや易
音域はかなり広くなり、地声最高音と裏声最高音がこのパートで登場します。さらに最低音も登場するので曲中で一番広いパートになっています。
ただ、Bメロと同じように音域は広いのですが、ゆったりとしたペースで上がり、下がりを繰り返して行くのでそこまで歌いにくさは感じないはずです。
地声最高音に関しては登場頻度がやや多く、次第に上がっていく音階の一番上に位置するので、事前にしっかりと準備をしていないと声が裏返る可能性があるので注意です。
また裏声はサビの終盤で登場しますが、地声最高音からシフトする形で発声するので地声最高音の発声がギリギリだと上手く切り替えられない可能性もあります。キーもhiF(F5)と高めですので、裏声としての難易度はやや高めと言えますね。
音程は依然として難易度が低めです。ペースはゆったりとしていますし、ロングトーンが多めで合わせやすくなっています。曲全体を通して音程ではなく高音を意識する方がおススメですね。
ほぼすべてのフレーズの最後にロングトーンが配置されているので、それを最後まで発声しきるだけの実力が必要です。曲はペースこそゆっくりですが、息継ぎをする時間が長すぎるわけではないので、ブレスを忘れないようにしましょう。
また低音部分と高音部分の落差がはっきりしていて、高音部分に関しては叩きつけるように発声するとらしさが出ます。発声を短くしつつも、その次の少し下がった部分のキーを出す準備をするのがおススメです。
張り上げて歌唱した後に、音程を外してしまわないように注意をして歌唱していきましょう。
カラオケで歌う場合の「カブトムシ / aiko」の総評
曲中での音域はmid1G#(G#3)~hiF(F5)とかなり広く、2オクターブにまで達します。
地声最高音はhiC(C5)で、裏声最高音がhiF(F5)です。女性の平均的な音域から考えると、上下に広がっています。
曲を通しての音域は広く、各パートでの音域も広いのですが、緩やかな音程変化が多いために歌いやすくなっています。ただし、全体的に高音域が多めです。
地声最高音はhiC(C5)で、Aメロとサビで登場します。
登場頻度がかなり多く、更にそれに準ずるキーも多く登場します。このhiC(C5)のキーがギリギリ出せるくらいですと後述する裏声も相まってなかなかに厳しいと思われます。
安定して歌いこなすには、欲を言えばhiD(D5)くらいまでの高音が出せる必要があるかなという印象です。
ですので実際にカラオケで歌唱してみて、サビの歌唱で苦しさを感じた場合はキーを下げるのもアリかなと思います。その際は
頻出する高音が多いために、少し下げるだけでも一気に楽になると思われます。自分に合ったキーをカラオケで歌唱しながら探してみてください。
地声最低音はmid1G#(G#3)です。
登場頻度が多く、全てのパートで登場します。このキーは女性の平均的な低音域から考えるとやや低めです。「カブトムシ」は高音域が高いためにできればキーを下げたいのですが、最低音が低いためにキー調整の難易度が少し上がっています。
ただ曲全体として考えると、重要度としては低いといった印象です。高音の方が曲の中で占める割合が多く、歌えないとそもそも曲として成立しませんので、低音を無視してもキーを下げる選択肢もありだと思います。
裏声最高音はhiF(F5)となっています。
サビで登場し、頻度は少ないのですが、難易度は高めです。と言いますのも地声最高音からシフトする形での登場となるため、地声最高音の発声がおぼつかないとそもそもこの裏声を出すことが難しくなってしまいます。スムーズにシフトするとなると、地声および裏声の高い実力が求められますね。
裏声そのもののキーも高く、さらにその後にはhiD#(D#5)の裏声も登場します。「カブトムシ」において、この裏声は一つの見せ場でもありますので、できればこの部分をきれいにカラオケでは歌いきりたいところです。事前にしっかり練習をしたい部分ですね。
音程難易度はやや易となっています。
これまで音域に関しては難しいようなことばかり述べてきましたが、ゆったりとしたペースの曲で、音程は歌いやすい位置に配置されています。難易度は低く、事前にメロディーを聞いて覚えるだけでもほとんどの音程を合わせることができるはずです。
パートごとの歌い方のところでも解説しましたが、「カブトムシ」はカラオケで歌うとき、音程よりも高音の方を意識するようにしましょう。
以上を考慮して、
「カブトムシ 」は歌いやすい曲ではあるのですが、高音がかなりきつい印象を受ける一曲です。カラオケランキングで毎年上位い入るだけあって知名度は高いのですが、舐めてかかると痛い目を見るでしょう。
歌詞とメロディをさっくりと覚えた後に、一人カラオケで少し練習をする必要があると思われます。その際に、自分に合ったキーも見つけられると完璧ですね。
とはいえ決して歌いきれないほど高いわけではないので、やや高音が得意な女性の方にオススメできる一曲です。
しっかりと練習を重ねてマスターし、カラオケで披露して周りの目を集めてみてください!
自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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