「Cry Baby / Official髭男dism」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「Cry Baby / Official髭男dism」の楽曲音域データ
アーティスト | Official髭男dism |
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リリース | 2021/5/7 |
タイアップ | アニメ『東京リベンジャーズ』主題歌 |
総合難易度 | ★★★★☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1F(F3) |
地声最高音 | hiC#(C#5) |
裏声最高音 | hiD#(D#5) |
スピード | BPM100(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2021年5月7日にリリースされたシングル曲です。アニメの主題歌に起用され、知名度を上げました。Official髭男dismが手掛けたアニメ主題歌として、真っ先に名前が上がる一曲です。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、1億1000万回を突破しています。数々のヒット曲を手掛けているOfficial髭男dismの曲の中でも、トップクラスの再生回数を誇ります。
「Cry Baby」はこれまでのOfficial髭男dismの曲とは一味違ったメロディラインで構成されています。そういった今までとは違うOfficial髭男dismに惹かれて歌いたいと思う人も多いでしょう。
「Cry Baby / Official髭男dism」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:裏声最高音hiD#(D#5)
- 低音:地声最低音mid1F(F3)
- 音程:普通(変化が少ないものの、一部急激な変化がある)
音域が広く、地声最低音から裏声最高音まで幅広いです。二番で少し転調するため、地声最低音は一番で、裏声最高音は二番で登場します。どちらも一瞬での登場になっていて、最低音に関しては外しても問題ありませんが、裏声の最高音に関してはなるべく合わせられた方が良いでしょう。
音程に関しては基本的に緩やかに変化するか、あるいは変化がないのですが、急激に変化する部分も見受けられます。一番と二番で音程の配置が少し異なっていますので、どちらもちゃんと覚える必要があります。
歌い方は、中音域の部分に関してはポップに流れるように歌唱して行くとGOODです。一方で二番では高音が多く登場しますので、その部分で声を張り上げてしっかりとした声で歌唱しましょう。
- 高音:hiA#(A#4)
- 低音:地声最低音mid1F(F3)
- 音程:やや易(変化が少なく、歌いやすい)
音域はやや広めになっていますが、中音域のキーが多いです。ただし、高音域でのロングトーンもありますので、そこに関してはしっかりと決めていきましょう。
音程に関しては変化が緩やかで、急激な変化は少なめとなっています。曲全体としてBメロは一回しか登場しませんが、比較的歌いやすいパートと言えるでしょう。
一番にしか存在しませんが、歌い方はAメロとそこまで変わりません。中音域は跳ねるように軽快なリズムで歌唱して、高音部分のロングトーンははっきりと発声して決めていくのが大事です。
- 高音:地声最高音hiC#(C#5)
- 低音:mid1G#(G#3)
- 音程:普通(急激な変化はあるが、合わせやすい)
音域が広くなり、最高音がこのパートで登場します。しっかりとした発声での地声最高音ですので、このキーに関しては比較的余裕を持って出せる必要があります。またそれに準ずるキーも多いので、高音に関してはかなりのレベルが要求されているといえるでしょう。
音程に関しては緩やかな変化が多いですが、一部低音域から高音域への急激なシフトが見受けられます。低音域に関しては外してしまっても問題はないかと思われます。外しても気にせずに歌唱を続けていきましょう。
笑い方に関してですが、中音域と高音域を二回繰り返すような形となっています。中音域に関してはAメロBメロと同じく、ポップに軽快な調子で歌いつつ音量を抑えた形にしましょう。高音に関しては声を絞り出して全力で歌唱して行くのがポイントです。特にサビの最後には高音のロングトーンが待っていますので、ここで声を掠れずにしっかりと出せるとよりらしさが出ます。そのためにも息継ぎは大事ですね。
- 高音:hiC(C5)、裏声hiD(D5)
- 低音:地声最低音mid1F(F3)
- 音程:やや易(急激な変化が少なく、歌いやすい)
かなり音域が広く地声最低音から高音まで幅広く登場します。前半は低音域、後半は高音域になっていますので、急激な変化はありません。そのため音域的に歌いにくいといったことはありません。
音程に関しても緩やかに変化しますが、後半の部分に関しては低音域から高音にフレーズの最初で急激に変化する部分が見受けられます。変化前が中音域ですので、この部分に関しては急激な変化とはいえ、合わせられた方がよいでしょう。
歌い方に関しては意図的に声の強弱をつけるのではなく、全体的にはっきりとした発声で歌唱します。声の強弱に関してはキーの高低差で勝手に付きますので、そこまで気にしなくてもOKです。どちらかというと後半での高音域や裏声の部分をきれいに発声できるように、息継ぎをしっかりする意識を持ちましょう。
- 転調:なし
- 繰り返し:あり
転調はありませんが、繰り返しはあります。繰り返しというよりも、最後の方にフレーズが追加されているといったイメージです。
追加フレーズにて高音のロングトーンが連発されますので、最後まで力を抜かずに掠れることなく綺麗に出したいですね。ロングトーン前にしっかりと息継ぎをするようにしてください。
カラオケで歌う場合の「Cry Baby / Official髭男dism」の総評
曲中での音域はmid1F(F3)~hiD#(D#5)とかなり広いです。
地声最高音はhiC#(C#5)で、裏声最高音はhiD#(D#5)です。男性の平均的な音域から考えると、かなり上の方に広がっています。
曲を通しての音域から分かるように、各パートでの音域も広めになっています。各パートに急激な変化はあるものの、全体的に歌いやすい位置にキーは配置されています。ただし、全体的に音域は高めです。
地声最高音はhiC#(C#5)で、サビで登場します。
Official髭男dismとして考えると普通なのですが、一般的に考えると恐ろしく高い音域です。最高音の登場頻度はそこまで多くないものの、やや長めの発声になっています。さらにそれに準ずるhiC(C5)などの音が多いのも喉にダメージを与えてきます。
正直、地声の高音に自信のある人でもやや厳しい高さだと思われます。特にラストサビで連発される高音のロングトーンはかなり厳しいと言えるでしょう。実際にカラオケで歌唱してみて、苦しいなと感じた場合にはキーを下げることをオススメします。
かなり下がりますので、調整をしつつ自分に合ったキーを見つけるのがおススメです。-2で合う人もいれば、-4で合う人も居ると思います。少しずつ下げることで、合ったキーを見つけられるでしょう。
地声最低音はmid1F(F3)です。
男性の平均的な低音域から考えるとやや上の方に位置しています。登場する回数も多めで、はっきりと発声できる必要性があります。「CryBaby」は高音域がきつい曲ですが、Official髭男dismの曲としては珍しく、キー調整がしにくいですね。キーを-5すると最低音がmid1C(C3)まで下がってしまうので、低音が慣れてない人からすると苦しく感じるかもしれません。
裏声最高音はhiD#(D#5)となっています。
サビではなく、Aメロで登場し、中音域の地声から裏声部分へと一気に変化します。その後すぐに地声になってしまうので、登場は本当に一瞬です。
一方で、CメロでもhiD(D5)の裏声が登場します。こちらは発声は長く、さらに音程も変化するといった裏声となっています。はっきりとした裏声となっていますのでm原曲をしっかりと聞いて出し方を確認しておきましょう。
音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化が緩やかな部分が多めです。急激な変化もありますが、中音域から高音域へのシフトが多いので、外しにくく感じるでしょう。
息継ぎをする余裕もありますので、音程を合わせる余裕もあります。ただ1番と2番でAメロの音程配置が異なっているので、覚える量そのものは多めとなっています。
以上を考慮して、
「CryBaby」はOfficial髭男dismの他の曲から考えると、キーそのものは標準的です。しかし、高音でのロングトーンが多く、地声での発声に相当自信がある人でも苦しさを感じるレベルです。キー調整をすることで一気に歌いやすくなりますので、まずは自分に合うキーを探すところから始めると良いでしょう。
Official髭男dismの他の曲にはないようなメロディラインで構成されていて、歌っていて楽しい曲です。なので自分に合ったキーを見つけると、カラオケで盛り上がれるでしょう。ややメロディや歌詞が複雑ですので、キー調整もかねて事前にカラオケで練習を積むようにするのがおススメです。