「115万キロのフィルム / Official髭男dism」について歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう！専用システムで音域（声域）チェック！音域（声域）を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「115万キロのフィルム / Official髭男dism」の楽曲音域データ
| アーティスト | Official髭男dism |
|---|---|
| リリース | 2018/4/11 |
| タイアップ | ローム『electric landscape』編 CMソング。映画『思い、思われ、ふり、ふられ』主題歌 |
| 総合難易度 | ★★★☆☆ |
| 音程難易度 | ★★☆☆☆ |
| 地声最低音 | mid1A#（A#2） |
| 地声最高音 | hiC（C5） |
| 裏声最高音 | なし |
| スピード | BPM97（標準的な速さ） |
| ラップ | なし |
2018年4月11日にリリースされたアルバム曲です。CMソング、および映画主題歌に起用され、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。アルバム曲ながらストリーミングサービスでの人気が根強い曲です。
ちなみに同一のアルバムにはノーダウトが収録されています。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、7000万回を突破しています。チャンネルの投稿動画の中でも上位の再生回数を誇っています。
ゆったりとしたリズムを刻む、ラブソングとなっています。
「115万キロのフィルム / Official髭男dism」カラオケでの歌い方について
- 1番：Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番：Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト：Cメロ→ラストサビ
- 高音：mid2G#（G#4）
- 低音：地声最低音mid1A#（A#2）
- 音程：普通（変化が激しい部分があり、スピードも速めだが、歌いやすい）
音域はやや広めになっています。地声最高低音が登場しますが、全体的にキーは高めです。上下に揺れる激しい変化も多いですが、歌いやすくなっています。
音程は単調ですが、歌詞を引き詰めていて、一部を外しやすいです。曲の切れ目と歌詞の切れ目が一致していないので、慣れていないと思ったようには歌えないかもしれません。
歌い方としてはAメロですが、力を入れて歌唱して行くのがおすすめです。リズムに乗って、はっきりとした声で歌唱しましょう。
- 高音：hiA#（A#4）
- 低音：mid1G#（G#3）
- 音程：やや易（変化が少なく、全体的に歌いやすい）
曲調はAメロとそこまで変わりません。全体的に高音のキーが多く、Aメロと同じ調子のまま進んでいくと考えてOKです。ただしAメロに比べると高音の張り上げるようなロングトーンが多いので、そこは注意しましょう。
音程に関してはAメロほど難しくはなく、リズムに合わせて歌うことである程度合わせることができるでしょう。ただしキーの高い部分があるので、そこで声が裏返らないように注意です。
歌い方に関しても、Aメロと同じように力を入れて歌唱します。特に張り上げる部分では声が裏返りやすいですが、しっかりと発声をしてきれいな高音を出していくことを意識しましょう。
- 高音：hiA#（A#4）
- 低音：mid2A#（A#3）
- 音程：やや易（変化が少なく、全体的に歌いやすい）
ちょうど一オクターブの音域ですが、ほぼほぼ高音域にとなっています。高音でのロングトーンもBメロ以上に多く、苦しくなりやすいパートです。また一フレーズ一フレーズがかなり長く、息継ぎをする暇があまりありません。息継ぎをする場所でしっかりと息を吸って高音域の準備をするようにしましょう。
音程の変化は絶えずありますが、歌いやすい位置に配置されていて、リズムに乗って歌うことである程度合わせることが可能です。しっかりと音程を合わせることを意識するよりも、高音域に集中して声を出すことに集中しましょう。
サビのパートになりますので、ほぼほぼ全力での歌唱になると思われます。声を張り上げる場面も多いですが、特に高音でのロングトーンで声がかすれてしまわないように、しっかりと息を吸って準備するようにしましょう。
- 高音：hiA#（A#4）
- 低音：mid1G（G3）
- 音程：やや易（変化が少なく、全体的に歌いやすい）
音域と曲調はBメロとほぼ同じです。音程配置は若干難しいものの、比較的合わせやすい位置に配置されていて、流れに任せて歌うことで音程を合わせることができます。
歌い方に関してもBメロと同じで、跳ねるような軽快な声で歌唱してゆくのがおすすめです。この後にラストサビが待っていますので、そこに向けて心の準備をして、ラストのサビに入っていきましょう。
- 転調：あり（地声最高音hiC（C5））
- 繰り返し：あり
転調はありますが、一部のみです。ここで地声最高音が登場します。キーはhiC（C5）とやや高めですが、はっきりとした発声をするのがポイントです。
繰り返しがあるので息切れしやすいですが、最後まで頑張って歌唱して綺麗に締めていきましょう。
カラオケで歌う場合の「115万キロのフィルム / Official髭男dism」の総評
曲中での音域はmid1A#(A#2)～hiC(C5)とかなり広いです。
地声最高音はhiC(C5)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、上下に広がっています。
曲を通しての音域は広めで、各パートの音域もやや広くなっています。しかし、各パートでは高音が多く。どちらかというと歌いやすくなっています。急激な変化は少ないですが、全体的にキーは高めです。
地声最高音はhiC（C5）で、ラストサビで登場します。
Official髭男dismとして考えると普通なのですが、一般的に考えると恐ろしく高い音域です。ただし地声最高音が登場するのは一回のみで、どちらかというとhiA#（A#4）のキーの登場が多めとなっています。
地声最高音で考えるよりもhiA#（A#4）のキーが、やや余裕を持って出せるぐらいの実力が欲しいところです。もしもサビを歌っていて苦しいなと感じる場合には、キーを下げることをお勧めします。
これでhiA#（A#4）のキーがmid2G#（G#4）まで下がります。このキーは男性の平均的な高音域ですので、かなり楽になると思われます。
地声最低音はmid1A（A#2）です。
男性の平均的な低音域から考えるとかなり下の方に位置しています。ただし、登場頻度はかなり少なめです。そのため無視して下げて問題ありません。「115万キロのフィルム」はどちらかというと高音域がきついので、苦しいと感じる場合には調整してしまいましょう。
音程難易度はやや易となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化が少なく、リズムに合わせて歌うと音程が合います。ただし曲のスピードは速く、歌詞は敷き詰めているので。音程をしっかりと合わせる余裕はありません。
以上を考慮して、
「115万キロのフィルム」はOfficial髭男dismの他の曲から考えると、キーは低めとなっています。サビでの最高音がhiCが多いアーティストなので、そのキーが一回しか登場しないのがその証拠です。ただし全体的にキーは高めなので、なめてかかると痛い目を見ます。
歌っていて楽しい曲ですので、自分に合ったキーを見つけるとカラオケで盛り上がれるでしょう。知名度も高めですので、自分だけでなく周りのみんなと一緒に盛り上がる目的で入れてみるのもアリだと思われます。
