「INVOKE / T.M.Revolution」の歌い方【音域】

「INVOKE / T.M.Revolution」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「INVOKE / T.M.Revolution」の楽曲データ

INVOKE
T.M.Revolution
2002/10/30 ¥255

アーテイストT.M.Revolution
リリース2002/10/30
タイアップアニメ「機動戦士ガンダムSEED」OPテーマ
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid2A#(A#3) ※サビで登場
地声最高音hiA#(A#4) ※サビで登場
裏声最高音なし
スピードBPM152(やや速い)
ラップなし
INVOKEについて

2002年10月30日にリリースされたシングル曲です。
アニメ「機動戦士ガンダムSEED」に使用された曲の中では最大のヒット曲となっています。
オリコンでは週間ランキング2位の好成績を獲得し、知名度も高めです。

カラオケでは機種にもよりますが、アニメ映像が流れることもあります。
アニメを見ている人からすると、嬉しい演出ですね。

YouTubeにて公式チャンネルがPVを公開しています。
PVですので、アニメとは関係がありません。
カラオケではPVが流れる場合もあれば、アニメ映像が流れる場合もあります。
再生数は2020年現在700万回を突破していて、人気が伺えますね。

曲調はアップテンポなのですが、明るいというよりも疾走感のあるイメージです。
AメロBメロから使われている楽器の数がかなり多く、合奏的なメロディが特徴的です。
サビでは一気に疾走感が増し、スピードの速い音が気持ちを高ぶらせてくれます。

「INVOKE / T.M.Revolution」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:hiA
  • 低音:mid2B
  • 音程:普通(歌詞を敷き詰めて、変化は複雑だが歌いやすい)

Aメロながら音域がやや高く、はっきりとした歌い方がおススメです。
Aメロの入りは優しく自然体で、呟くような歌い方ですね。
全部で2回Aメロを繰り返しますが、後半になればなるほどキーが上がり、力を入れていきます。

スピードは速くはないものの、歌詞を敷き詰めていて余裕がありません。
一方で音程変化が複雑なので、歌い方さえ覚えてしまえば抑揚はつきやすいです。
歌詞と歌唱の切れ目が一致しているので、リズムは取りやすいでしょう。

Bメロ
  • 高音:hiA
  • 低音:mid2C#
  • 音程:やや難(歌詞を敷き詰めていて、変化が激しい)

Bメロ自体がかなり短く、すぐにサビへと移行します。
歌い方はAメロと同じで、はっきりとした発声を心がけましょう。
ただし、高音のキーが多いので力は入ると思います。

かなり歌詞を敷き詰めていて、スピードも速いです。
短いパートですが、しっかりと歌い方を覚えておきたいですね。
やや早口で歌いますが、焦りすぎると原曲よりも速く歌いすぎてしまいます。注意しましょう。

サビ
  • 高音:地声最高音hiA#
  • 低音:地声最低音mid2A#
  • 音程:普通(変化は複雑だが、歌いやすい)

全体的に力を入て、はっきりと発声して歌唱します。
ほとんど高音なので、苦しく感じると思います。
ややシャウト気味に発声してもOKですし、力んで出してもOKです。

それぞれの切れ目の前に母音を伸ばします。
なので母音の伸ばしと切れ目の両方でリズムを取っていきましょう。
切れ目は多いですが、リズムは取りやすいです。
ただ歌詞は敷き詰めているので歌詞と歌い方は覚えておきましょう。

Cメロ

ありません

ラストサビ
  • 繰り返し:あり
  • 転調:なし

カラオケで歌う場合の「INVOKE / T.M.Revolution」の総評

曲中での音域はmid2A#(A#3)~hiA#(A#4)とかなり狭いです。
地声最高音がhiA#(A#4)で裏声は使用されていません。
1オクターブしか音域がなく、高音が男性の平均的な音域をややオーバーしています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

パート内部で、音域は激しく変化しません。
というよりも、曲全体の音域が狭いので、変化しようがありません。

地声最高音はhiA#(A#4)で、サビで登場します。
ラストサビでの転調がないために、登場頻度は多くなります。
やや力んで発声していますが、しっかりと発声しているので安定して出せる必要があります。

とはいえhiA#は男性の地声の限界を軽く超えています。
サビではhiA#以外のキーも高めに設定されていて、ほとんどの人はキーを調節したほうが歌いやすいです。

キー調整をする場合は、3つ~4つ下げるのがおススメです

これで最高音はmid2G(G4)まで下がるので、かなり余裕が生まれるはずです。
もしもサビが気持ちよく歌えない場合は2つ下げるなどでもOKです。

地声最低音はmid2A#(A#3)なので、下げる余裕がかなりあります。
正直、4つ下げる程度ならば余裕で、高音が苦手ならさらに下げてもOKです。
キー調整はとてもしやすいです。

音程難易度は普通になります。
全体的に歌詞を敷き詰めていますが、しっかりと歌詞と歌い方を覚えれば流れに合わせて歌っても音程を合わせることができます。

とはいえ簡単ではなく、カラオケでの歌い込む練習は必要です。
むしろ原曲を聞いて歌い方と歌詞を覚えただけではやや危険です。
このようにスピードが速く、歌詞を敷き詰めている曲は体で覚えるのが大切です。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通になると感じました。

高音は苦しいですが、最低音が低いためにキー調整がしやすい曲です。
T.M.Revolutionは音域が狭い曲が多く、キー調整がしやすいです。
そのため、普段からカラオケでキー調整をしている人にはおススメできるアーティストです。

スピードは速いですが、疾走感のあるカッコいい曲です。
歌っていて楽しい曲でもありますし、盛り上がりやすい曲でもあります。
またタイアップのガンダムは知っている人も多く、話題にしやすいのも良い点ですね。

気に入った場合はおそれずにチャレンジしてみてください。
まずは自分に合うキーをカラオケで探して、実際に歌って、歌い方を詰めていきましょう。
細かい部分まで再現できれば、カラオケで披露するには十分なレベルです。

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