歌がうまくなる練習法は、有名なところだとボイストレーニングですね。 けれどこの方法はお金がかかる、時間が固定される、という問題があります。
そうなると残る方法はカラオケで練習です。 ですが、がむしゃらに練習したところでうまくはなりません。
カラオケで練習するときは、いろいろなことに気を付けないと歌はうまくなりません。 それを知らなかったので歌がうまくなるのに2年以上の時間をかけてしまいました。
今回は2年以上の時間をかけて見つけた、カラオケでの正しい練習法を紹介します。 間違った練習方法と一つ一つ比較しますので、参考にしてください。
まずは練習をする場所、時間を確保する
【間違った練習法】練習する時間は短くてOK?
うまくなるには練習あるのみ、です。 しかしボイストレーニングを受けるにはお金がかかりすぎるのは知っていました。
なのでカラオケに行って練習をするしかない、と昔の私は決心しました。 学校の帰りにカラオケに行き、2時間ほど一人カラオケする。 1週間に1回、あるいは2回でしょうか。
半年ほど経過しても、うまくなっていません。 自分でも、他の人に聞いてもらっても、以前とは変わっていませんでした。
これはかなりの衝撃です。一体あの練習は何だったのか……。 そこで考え方を変えてみました。
【正しい練習法】カラオケの練習時間は長いほど良い
カラオケでは、どれくらい練習すると良いのでしょうか? 私の中には、はっきりとした時間はありません。
しかし、行く回数を増やすとお金がかかります。 2時間を4回に分けていくよりも、8時間で1回行った方が安上がりです。 さらに練習の密度も濃くできます。
料金に関しては平日のフリータイムの方が1000円くらいと安くなりがちです。 大学生で翌日が休みなら夜のオールも同じくらいの料金で行けます。
近くのカラオケの料金をネットで調べて、どの時間帯にフリータイムがやっているのかを知り、利用してみましょう。
また機種が固定されているカラオケ店舗の利用もおススメです。
ビッグエコーとカラオケ JOY SOUNDですね。 ビッグエコーはDAM、カラオケJOYSOUNDはJOY SOUNDしか置いていません。
- ビッグエコー店舗検索 https://big-echo.jp/shop_search/
- カラオケJOYSOUND店舗検索 https://www.joysound.com/web/shop
どうやって歌い続けるかを考える
【間違った練習法】適当に歌っていればうまくなる?
カラオケの場所と長い練習時間を確保したところで、さっそく練習です。 とはいえ昔の私はどうすればうまくなるかなんて知りません。
愚かなことを考えた私はひたすら歌い続けます。 好みの炭酸系ジュースを片手に、最初から好みの高いキーの曲を入れて、歌いたい曲を歌い続けること30分。
私は初回の練習を30分でギブアップするという結果になりました。 最悪の結果です。これを続けても上手くはなりません。
そこで考えました。さすがにこれでは練習した気にもならない。 なんとか長時間歌える方法を考えよう、と。
【正しい練習法】喉へのダメージに気を付ける
今だから言えます。昔の私がダメな点は次の3点です。
実は炭酸の飲み物は喉にダメージを与えます。 そのような飲み物を飲み続けていれば、喉が枯れる時間を早めるだけです。
飲むべきは水やお茶です。 ジュースも、喉にダメージを与えますが、飲んだ後に水を飲めば大丈夫です。
喉は常に最高のパフォーマンスができるわけではありません。 運動するときに、アップというちょっとした運動をしますよね?あれと同じです。
準備運動をしないで運動すると、ものすごく疲れます。 これは喉も同じです。急に高い曲を歌うと、喉は大きなダメージを受けてしまいます。
カラオケで歌うとき、はじめは無理のない曲を歌いましょう。 そして喉が温まってきたら高めのキーの曲を入れていくのがおススメです。
間違った練習では「もったいない!」と思って連続で曲を入れていました。 ですがこれは喉が枯れるのを早める原因です。
1曲歌って、1曲休んで、と休憩を入れながら歌いましょう。
この休憩の間は歌った曲や次に歌う曲をイヤホンで聞いて口ずさむのがおススメです。
喉へのダメージを与えることなく、休憩中でも練習するのがコツです。
- どこがうまく歌えなかったのか
- 次の曲はこんな風に歌うのか
ということを考えることで、復習と予習にもなります。
歌える曲を増やして練習の密度を上げる
【間違った練習法】レパートリーなんて少なくていい?
問題点を解決して、昔の私は1時間以上のカラオケ練習ができるようになりました。
歌ってないときも曲を聴いて練習しているため、本当に少しずつですが確実にうまくなっているという感覚が生まれました。
そんなわけで壁を乗り越えた数回目のフリータイムのカラオケ練習。 またしても壁にぶつかりました。
開始4時間。残り時間は4時間。まだ喉は大丈夫そうです。 ですが、歌える曲がもうありません。
【正しい練習法】曲を増やさないと、練習ができない
8時間歌い続けるには喉へのケアだけでなく、その間、歌い続けるだけの曲が必要です。 仮に1曲を5分と仮定し、休憩をはさむと1時間に6曲。8時間では48曲必要になります。
そのため、歌える曲を増やす必要がありました。 増やし方は次の2種類を考えました。
私はGLAYというアーティストが好きでした。 そこで有名な曲だけでなく、知らない曲にも手を伸ばしました。
あまり喉に負担をかけないであろう「Special Thanks」 聴いてみて非常に気に入った「Beautiful Dreamer」
そういった曲を知り、レパートリーに加えました。 このように知っているアーティストの知らない曲を使いましょう。
①の方法では、知っているアーティストの曲しか増えません。 そこでCDTVやMステなど、歌番組を見ることで新しい曲を増やしました。 今は歌番組よりも動画サイトで探した方が新しい曲の発見があるかもしれません。
以上がレパートリーの増やし方です。 しかし、これはカラオケの時間が長くなる意外に大きなメリットがあります。
今回は一人カラオケの練習がメインなのでレパートリーに関するまとめを述べました。 詳細な内容は以下の記事にまとめてあります。参考にしてみてください。
どうも神田です!レパートリーは数え切れませんが、5000くらいはあります。これだけ多くのレパートリーを持っていると得をしたことも多いです。今回はレパートリーを増やす方法を紹介しています。自分に合いそうなものを[…]
誰かと一緒に行く機会は逃さない
【正しい練習法】他人とカラオケに行ってモチベUP!
無事に8時間歌い続けるだけの曲数を覚え、練習も軌道に乗ってきました。 そんなとき、友人たちとカラオケに行く機会が生まれました。
歌がうまくなっていることを友人から指摘され、はっきりと成長を実感できました。
このときの達成感は経験した人にしか分からないでしょう。 またこのとき、他にも発見がありました。
他人と行くカラオケは、積極的に参加するようにしましょう。 1人ではできない成長ができます。
一人カラオケでの練習方法 ~おわりに~
歌がうまくなりたいなら練習は必須です。 ですが、がむしゃらに歌っていればよい、というわけではありません。
今でも私はこの視点を忘れていません。 積極的に考えて、さらに上達していきます。