「踊 / Ado」のカラオケでの歌い方【音域】

Ado(アド)の大ヒットシングル「踊(おど)」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「踊 / Ado」の楽曲音域データ

アーティストAdo
リリース
2021/4/27
タイアップ
NHK総合「夜光音楽 ボカロP 5min.」テーマソング
総合難易度★★★★★
音程難易度★★★★★
地声最低音mid1F(F3)
地声最高音hiF(F5)
裏声最高音hiG#(G#5)
スピードBPM128(やや速い)
ラップなし
踊 について

2021年4月27日にリリースされたシングル曲です。Adoの4枚目の配信限定シングル曲です。タイアップはありますが、そちらでの知名度は低めとなっています。

2020年に「うっせぇわ」で大ヒットしたAdoさんの「レディメイド」「ギラギラ」に次ぐ作品として発売前から注目を集めていました。

リリース後は予想通り人気楽曲となり、2021年、2022年の年間カラオケ総合曲ランキングでもTOP50に入る大ヒットとなっています。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年12月現在、1億5000万回を突破しています。Adoさんの公式チャンネルの中では「うっせぇわ」に次ぐ再生回数となっていて、人気度合いが伺えますね。

Adoさんの楽曲のPVは二次元のイラスト調のものが多くなっていて、「踊」もその例に漏れません。楽しめるPVになっていますので、是非とも一度ご覧になってみてください。

ちなみにこれで「おど」と読みます。

「踊 / Ado」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:サビ(後半なし)→Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Cメロ→Dメロ→Eメロ
  • ラスト:ラストサビ(前半短め)

※曲の構成が複雑です。上の構成は下記歌詞サイトのブロック別の解説になります。どの部分の解説かわからないときに参考にしてください。

Ado 踊 歌詞 ー歌ネット

歌い方解説
サビ
  • 高音:hiC#(C#5)、裏声最高音hiG#(G#5)
  • 低音:mid2C(C4)
  • 音程:やや難

音域は中音域から高音域にまとまっています。地声、裏声共に高音が登場するためにかなり高音が苦しいですね。

音程はこの曲中で一番易しく、まあまあ合わせやすい位置に配置されています。唯一音程を稼げる場所ですが、それでも一般的な曲と比較すると難易度は高めです。

曲の最初からサビのために、力を入れた歌唱が必要となります。事前にしっかりと準備をしたいですね。中音から高音への変化は急激なために少し歌いにくくもあります。

また最初のサビは後半部分がありませんが、1番のサビからは後半部分が追加されるので要注意です。

Aメロ
  • 高音:地声最高音hiF(F5)
  • 低音:mid2C(C4)
  • 音程:やや難

音域はかなり広いのですが、地声最低音はAメロの最後に登場するのみで全体的には低音域となっています。音域的には歌いやすいです。

一方で音程の変化は複雑で、合わせにくい位置に配置されています。スピードも速いですし、細かい部分を外しやすいのが難しいですね。

全体的にキーが低いのですがアクセントを駆使する部分が多く、Adoさんの歌い方を真似しないと音程が合いませんしらしさが出ません。原曲を聴きこんで口ずさむなどして体で覚えていきましょう。

Bメロ
  • 高音:hiC(C5)
  • 低音:mid2A#(A#3)
  • 音程:難

音域はAメロ同様に広く、低音から高音まで頻繁に変化します。高音の登場が少ないのでやや歌いやすくはあります。

音程に関しては難易度がかなり高く、歌詞を敷き詰めた上に変化が複雑となっています。Bメロはメロディを覚えにくく、Adoさんの歌い方を再現しても完璧に合わせるのは難しいでしょう。

まずはリズムに乗って歌えることが大切です。Aメロもそうですが、メロディと歌詞を完全に覚えたうえで実際に口に出して歌い方を覚えていきましょう。

Cメロ
  • 高音:mid2G(G4)
  • 低音:mid2A(A3)
  • 音程:やや難

ここから2番のパートです。正直どこがCメロでどこがDメロ、Eメロなのか判断が難しいですが、歌詞を確認して前半の低音地帯をCメロとしました。音域は狭いものの、低音域に集中しているのでやや歌いにくいパートです。

音程は「踊」全体としてみると合わせやすいですが、一般的には難易度は高めです。

フレーズの途中でやや長めの発声が繰り返されるために、そこをしっかりと発声することでリズムに乗ることが可能です。音程も一気に合わせやすくなるので、ぜひとも試してみてください。

Dメロ
  • 高音:hiC(C5)
  • 低音:mid2C(C4)
  • 音程:難

一応音域は1オクターブなのですが、全体的に発声がかなり短いためにかなり歌いやすい印象を受けるパートです。

音程の難易度も「踊」の中で最高で、細かすぎる音程バーをすべて合わせるのはもはや不可能に近いレベルです。。

正直音程を合わせるのは諦めてそれらしく歌唱したほうが良いくらいのパートです。採点では音程バーの画面がめちゃくちゃになると思いますが、ある程度らしさを出すことを意識しましょう。

上下に歌唱が振らされるので、上がる部分で意図的にアクセントを入れることでらしさが出ます。低音高音を繰り返すので力を抜いて、入れてを繰り返して強弱をつけていきましょう。

Eメロ
  • 高音:hiC#(C#5)
  • 低音:地声最低音mid1F(F3)
  • 音程:難

音域はかなり広く、前半は中~低音域、そして後半で高音域へとシフトしていきます。当然このパートも音域的に歌いにくいパートです。

Dメロに比べればまだ歌唱の連続性はあるものの、前半は中音域から低音域への急激な変化の部分で外しやすいですし、後半は後半で細かい変化が多く歌いにくくなっています。普通に歌唱しているのに多数の個所を外してしまうなんてことになりがちです。

一応しっかりと歌唱ができるパートではあります。歌詞と歌唱の切れ目が一致しているのでその部分でリズムを取っていきたいですね。

前半部分は発声の短い箇所が続くために外しても気にせずリズムと歌い方を意識して、そして後半はロングトーン多めですのでしっかりと発声することで声を響かせていきましょう。

ラストサビ
  • 転調:ない(地声最高音hiF(F5)
  • 繰り返し:あり

前半部分がかなり省略されていて、少し歌っただけで後半部分に移行するので注意が必要です。しっかりと歌詞やメロディを覚えておく必要があります。

繰り返し部分は後半部分で、これまで最大で2フレーズだったものが4フレーズに増えています。歌詞を見ると似たフレーズが続きますが、実際にはそれぞれのフレーズで後半のメロディが違うので注意してください。

地声最高音は1番のサビで裏声で発声していたhiF(F5)が地声にシフトしての登場となります。転調するわけではありませんし、この部分を1番サビと同じく裏声で歌唱しても問題はないと思います。

サビであることには変わりないために歌いやすくはあります。最後のサビですので声を張り上げて歌うのも重要ですが、歌い方の再現の方に重きを置いていきたいですね。

カラオケで歌う場合の「踊 / Ado」の総評

曲中での音域はmid1F(F3)~hiG#(G#5)とかなり広いです。
地声最高音はhiF(F5)で、裏声最高音がhiG#(G#5)です。女性の平均的な音域から考えると、上下に激しく逸脱しています。

参考:女性の平均声域

女性の平均的な声域

曲を通しての音域が広く、各パートでの音域も広めです。低音域から高音域まで頻繁に行き来します。かなり歌いにくい曲です。

地声最高音はhiF(F5)で、ラストサビで登場します。
登場頻度は1回で、ラストサビの部分でも述べましたが裏声での歌唱でも問題はないと思います。

一方でこのキーを除くと地声の高音はhiC(C5)~hiC#(C#5)あたりの登場が多くなります。こちらのキーは登場頻度がかなり多めで、多くのパートで登場します。

これらのキーは女性の平均的な最高音からすると少し高めですので、もしも苦しい場合はキーを下げるのもアリだと思われます。その際は

キーを2~3下げると良いでしょう。

各パートはスピードも速く息継ぎのタイミングもシビアですので、表記上の音域よりも苦しくなりがちです。

地声最低音はmid1F(F3)です。
Eメロで登場しますが、一回のみの登場で、中音域から急に下がっての登場なので無視しても良いレベルです。このキーを無視するとmid2A(A3)あたりが低音になります。

mid2A(A3)ならばやや高めのキーですので、前述したキー調整をしても対応できる方が多いと思います。仮に低音が苦手な方でも、「踊」は高音部分が厳しめですので低音部分は切り捨てるという選択肢もアリだと思います。

裏声最高音はhiG#(G#5)となっています。
サビで登場しますが、このキー以外にも裏声の使用箇所は多く、地声と裏声の切り替えが何度も求められます。そのため難易度は高めとなっています。

基本的には地声→裏声→地声の切り替えが多いので、どこで裏声が使われているかは事前にしっかりと把握しておくと良いでしょう。

音程難易度は難となっています。
あまり難易度で難をつけることはなく、この難易度は私の中で「歌いこなすのが困難なほど難しい」レベルを指します。全体的に変化が複雑でスピードも速く歌詞も敷き詰めています。かなり凶悪な曲ですね。

実際に何度かカラオケで歌唱してみたのですが、この曲に関しては何度練習をしても音程正解率90%を越えられる気がしません。

ただ最初は70%台だった正解率を80代後半までは上げることができたので、練習次第である程度歌いこなすことは可能です。ポイントはAdoさんの歌い方を真似することですね。

当然聴いただけでは再現など不可能ですので、口ずさむ、実際にカラオケで歌うといった本格的な練習をしてようやく歌いこなせるレベルだと思います。

以上を考慮して、

総合的な難易度では難になると感じました。

「踊 」はAdoさんの曲の中でも難易度はかなり高めですね。広い音域に難しめの音程。地声と裏声の切り替えの頻度の多さなど、難しい要素がかなり目立ちます。

実際、好きで聴いている程度では歌いこなすことは不可能だと思います。口に出して体で歌い方を覚えていくのが大切ですね。歌った量がそのまま再現度に直結すると言えるでしょう。

唯一キー調整がしやすいことくらいが救いでしょうか。それを考えても難しいことに変わりはありませんが……。

難易度の高さから、かなりカラオケで曲を歌い込んでいて多彩な声の出し方を習得している人向けの高難易度曲だと感じました。

かなりレベルは高めですが、もしも難しい曲に挑戦したい!と思われた場合には、チャレンジしてみてください。

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自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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