「Love so sweet / 嵐」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「Love so sweet / 嵐」の楽曲音域データ
アーティスト | 嵐 |
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リリース | 2007/2/21 |
タイアップ | ドラマ「花より男子2」主題歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1D#(D#3) |
地声最高音 | hiA(A4) |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM139(速い) |
ラップ | なし |
2007年2月21日にリリースされたシングル曲です。嵐の18枚目のシングル曲で、ドラマ「花より男子2」主題歌に起用されました。
嵐は「WISH」「One Love」とドラマ「花より男子」シリーズの主題歌を担当していますが、その2作目となります。
売上枚数は45万枚で、この記録は当時デビュー曲「A・RA・SHI」に次ぐ2番目の売上枚数でした。映画化した「花より男子F」の主題歌である「One Love」に抜かれるまでは、2位をキープし続けています。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年10月現在、4500万回を突破しています。この再生回数は公式チャンネルの再生回数ランキングで1位となっています。
この再生回数を見ると、「Love so sweet」がロングヒットを記録しているのがよく分かりますね。
「Love so sweet」はポップなイメージがありつつも、高らかに愛を歌ったイメージソングとなっています。
「Love so sweet / 嵐」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:mid2E(E4)
- 低音:地声最低音mid1D#(D#3)
- 音程:やや易
音域はやや狭く、地声最低音がこのパートで登場します。登場は4回と多めで発声も長めですが、キーがmid1D#(D#3)と高めですので、そこまで苦しくは感じないでしょう。
音程の変化はかなり緩やかで、歌いやすくなっています。フレーズも長すぎず、息継ぎの余裕も十分にあるので、合わせるのは容易でしょう。
跳ねるような軽快なリズムで歌唱していきましょう。体全体でリズムを取りながら楽しい気持ちで歌っていくのがベストですね。やや高音の部分がありますが、そこで力を入れすぎて声が裏返らないことだけ注意してください。
- 高音:mid2E(E4)
- 低音:地声最低音mid1D#(D#3)
- 音程:普通
音域はAメロと同じですが、中音域と高音域がどちらも同じくらいの頻度で登場します。Aメロほど音域的には歌いやすいとは言えないでしょう。ちなみに地声最低音は登場するものの、一瞬です。
音程に関しては緩やかに変化するのは継続していますが、変化の幅が大きく、中音域から低音域まで幅広く変化します。それゆえに細かいところは外しやすいですが、気にせずに歌唱を続けるのが大切です。
Aメロよりも声量をおさえて歌唱していくとベストです。跳ねるような歌い方ではなく、1音1音を大切にして歌唱していくとらしさが出ます。最後のロングトーンはサビにつながる重要な要素ですので、しっかりと決めていきましょう。
- 高音:地声最高音hiA(A4)
- 低音:mid1G(G3)
- 音程:やや易
音域の広さはAメロ、Bメロと変わりませんが、混液が多く登場します。地声最高音はこのパートで登場し、登場頻度こそ少ないものの発声が長く、さらにそれに準ずるmid2G(G4)のキーも多いです。
音程に関しては緩やかな変化を継続しているもののフレーズの一つ一つが長くなり、さらに息継ぎをする余裕がなくなります。五人で歌っているので、一人で歌う場合にはプレスのタイミングが重要になります。なので、どこで息継ぎをするかをよく考えておきましょう。
歌い方はサビですので、力を入れて歌唱しますが、流れるように歌唱できるとベストです。後半になるにつれて息切れを起こしやすくなりますので、なるべく前半では力をキープしつつ、後半になるにつれて力を入れて行くと全体的に余裕が持てるでしょう。
- 高音:mid2G(G4)
- 低音:mid1G(G3)
- 音程:普通
音域は狭く、1オクターブに収まっています。全体的に中音域にまとまっていて、歌いやすいパートです。
ただし、歌詞をやや敷き詰めていて、急激な音程変化もあります。しっかりと歌詞とメロディを覚えて、音程を合わせていきましょう。とくに最後のロングトーンは完璧に決めたいですね。
サビでの歌い方よりも少しだけ力を抜いて歌唱します。ただし後半に一気に音程が上がる部分がありますので、そこで力を入れて張り上げるような形で歌唱できるとらしさが出てくるでしょう。
- 転調:なし
- 繰り返し:あり
転調はしませんが、繰り返しはあります。繰り返しというよりも、最後にフレーズがいくつか追加されている形になります。
このフレーズ追加が厄介で、サビは元々息が苦しくなるくらい息継ぎに余裕がないのですが、この繰り返し部分のせいでさらに余裕がなくなっています。
複数人で歌唱する場合には問題ないと思いますが、一人で歌唱する場合には、苦しくなった段階で原曲の方は気にせずにプレスをしてください。
カラオケで歌う場合の「Love so sweet / 嵐」の総評
曲中での音域はmid1D#(D#3)~hiA(A4)と標準的です。
地声最高音はhiA(A4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、上に少しずらした形になっています。
曲を通しての音域からも分かるように、各パートでの音域は狭めです。歌いやすい音域で、高すぎず、低すぎないのが良いですね。
地声最高音はhiA(A4)で、サビで登場します。
登場頻度がやや多く、発声が長めで、更にそれに準ずるキーも多く登場します。このhiA(A4)のキーがギリギリ出せるくらいでも歌唱はできますが、苦しくなると思いますのでしっかりとブレスをするようにしましょう。
このキーは男性の平均的な最高音を少し越えていますので、高音が得意な人以外はキーを下げた方が無難です。その際は
これで地声最高音がmid2G(G4)~mid2G#(G#4)になりますので、やや楽になると思われます。
ただし、息継ぎが出来ないことによる苦しさは解消されませんので、ブレスが重要なことに変わりはありません。
地声最低音はmid1D#(D#3)です。
男性の平均的な低音域から見ると少しだけ余裕があります。登場頻度もやや多く、発声も長いですが、このキーならば出せる方も多いのではないでしょうか。
キーを1つか2つ下げたくらいでは問題はないと思いますので、遠慮なく下げてしまって問題はありません。
音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化そのものは緩やかで歌いやすいのですが、息が続かなくなって歌えずに音程が合わないケースが多いと思います。
嵐は5人で歌唱しているために、このような肺活量の問題は多くの曲で出てくるのですが、「Love so sweet」はその最たるものと言えます。
音程を合わせることも大事ですが、どこでブレスをするかを事前にしっかりと考えておくのがおススメです。
以上を考慮して、
「Love so sweet 」は歌いやすい曲ではあるのですが、やや高めの音域と、とにかく肺活量がきつい曲ですね。音域はキー調整で解決するのですが、肺活量に関しては解決法がないのが難点です。
この記事で何度も言っていますが、どこでブレスをして息を確保するかは重要です。歌詞を印刷して、ブレスのマークを入れてみても良いかもしれません。
ただし、このブレスの話はある程度歌い慣れていて、肺活量があることが前提です。まだ歌い慣れていないという人は、他の曲で練習をして、歌声を安定させてからこの曲を練習したほうが無難ですね。
カラオケが趣味というような方ならば、練習すればマスターできると思いますので、ぜひともチャレンジしてみてください!