「One Love / 嵐」のカラオケでの歌い方【音域】

「One Love / 嵐」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「One Love / 嵐」の楽曲音域データ

アーティスト
リリース
2008/6/25
タイアップ
映画「花より男子F」主題歌
総合難易度★★☆☆☆
音程難易度★★☆☆☆
地声最低音mid1D(D3)
地声最高音mid2G(G4)
裏声最高音なし
スピードBPM103(標準的な速さ)
ラップなし
One Love について

2008年6月25日にリリースされたシングル曲です。嵐の22枚目のシングル曲で、映画「花より男子F」主題歌に起用されました。

嵐はドラマ「花より男子」シリーズの主題歌を継続して担当していて、「WISH」「Love so sweet」に続く3曲目の主題歌となります。

売上枚数は56万枚を突破していて、「Love so sweet」の売上枚数を越えています。ドラマ「花より男子」シリーズの主題歌では一番の売上です。

カラオケランキングでも嵐の楽曲の中で上位にランクインしています。

「One Love」はシリーズの最後を締めくくるのにふさわしい、ゆったりとしたペースのラブソングになっています。

「One Love / 嵐」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ(短め)
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2D(D4)
  • 低音:地声最低音mid1D(D3)
  • 音程:やや易

音域は狭く、1オクターブに収まっています。地声最低音はこのパートで登場です。登場は2回のみで、発声も短く、すぐにキーも上がってしまいます。そもそもmid1D(D3)のキーならば出せる方も多いので、問題はないはずです。

音程の変化は緩やかで、とても歌いやすくなっています。一つ一つのバーが長いために、外しにくいのも良い点です。しっかりと音程バーを塗りつぶしていきましょう。

Aメロですが、やや声に力を入れてハキハキと歌唱するのがポイントです。ややわざとらしいくらいに発声を意識してもよいでしょう。フレーズの最後の方にロングトーンがありますので、その部分をしっかりと決めるのも大切ですね。

Bメロ
  • 高音:地声最高音mid2G(G4)
  • 低音:mid1G(G3)
  • 音程:普通

音域はほほ1オクターブに収まります。このパートで地声最高音が登場です。地声最高音の登場は一瞬ですが、それに準ずるキーも多く、このキーをやや余裕を持って出せる必要があります。

音程に関しては緩やかな変化が多めですが、細かい変化もあり、ところどころを外しやすくなっています。Aメロよりは難易度が高いですね。ただし長めの発声のバーも多いので、それを外さないようにするのが大事です。

歌い方に関してはAメロと同じくはっきりとした発声を意識して歌唱します。力強い発声はそのままにBメロの最後のロングトーンをしっかりと決めてサビへと繋いでいきましょう。

サビ
  • 高音:地声最高音mid2G(G4)
  • 低音:mid1G(G3)
  • 音程:やや易

音域はBメロから継続して狭く、1オクターブに収まります。ここでも地声最高音が登場しますが、ロングトーンの形で登場するので難易度は少し高めです。

mid2G(G4)は決して高いキーではありませんが、このロングトーンがあるのでギリギリ出せる実力だと相当つらいと思われます。

音程に関しては少し易しくなります。変化の複雑な部分はほぼなくなり、合わせやすく感じるでしょう。息継ぎもしやすく、音程を合わせる余裕も十分にあります。

ここでも歌い方は変わらず、力を入れてはっきりとした発声を意識します。1音1音を大切に歌唱し、高らかに歌い上げていきましょう。ロングトーンも綺麗に決められれば完璧ですね。

ちなみに2番のサビのみ、短めに終了します。1番のサビに引っ張られて余計な歌唱をしてしまわないように注意してください。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:あり

転調はしませんが、繰り返しはあります。繰り返しというよりも、最後に「ラ」のみで歌唱するサビが追加されている形になります。

歌詞は変わりますが音程配置は全く変わらず、地声最高音のロングトーンも健在です。最後まで油断せずに歌唱していきましょう。

カラオケで歌う場合の「One Love / 嵐」の総評

曲中での音域はmid1D(D3)~mid2G(G4)とやや狭いです。
地声最高音はmid2G(G4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、丁度収まっています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域が狭く、各パートでの音域も狭めです。1オクターブに収まっているパートがほとんどですね。音域的には歌いやすいと言えます。

地声最高音はmid2G(G4)で、Bメロとサビで登場します。
登場頻度がかなり多く、更にそれに準ずるキーも多く登場します。Bメロは一瞬の登場ですが、サビではロングトーンの形で登場しますので、このキーがギリギリ出せるくらいの実力だとやや厳しさを感じるでしょう。

実際に一度カラオケで歌唱してみて、高いなと感じた場合にはキーを下げることをオススメします。その際は

キーを1下げると良いでしょう。

これで地声最高音がmid2F#(F#4)になりますので、かなり楽になると思われます。もしもそれでもまだ高い場合にはもう1つ下げても問題ありません。

というのも地声最低音はmid1D(D3)なのですが、登場頻度が少なく、発声も一瞬のためです。正直キーを2つ下げた程度ならば気になりませんし、外しても問題はないかなと思います。

高音が厳しい場合にはキー調整の方に重点を置いて良いでしょう。

音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化が少なく、緩やかな変化が多めです。歌いやすく、音程を合わせる余裕も十分にあります。

息継ぎをする余裕もあり、落ち着いて歌唱できるのも良い点です。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや易になると感じました。

「One Love 」は嵐の有名曲の中ではかなり良心的な難易度の曲です。「Love so sweet」などは息継ぎをする暇がなく、苦しかったりするのですが、そういった難しい点もありません。

カラオケが苦手な人にもおススメできる良い曲です。これから先カラオケで楽しみたいという人におススメの一曲ですね。

知名度も高く、カラオケで歌唱すれば周りからの反応も期待できるので、ぜひとも練習してみてください!

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