「クリスマスソング / back number」のカラオケでの歌い方【音域】

「クリスマスソング / back number」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「クリスマスソング / back number」の楽曲音域データ

アーティストback number
リリース
2015/11/18
タイアップ
ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」主題歌
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★★☆
地声最低音mid1B(B2)
地声最高音hiA(A4)
裏声最高音hiC#(C#5)
スピードBPM77(やや遅い)
ラップなし
クリスマスソング について

2015年11月18日にリリースされたシングル曲です。back numberの14枚目のシングル曲で、ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」主題歌に起用されました。

back numberの知名度を一気に広めた曲になっており、この曲からback numberを知ったという人も多いのではないでしょうか。配信におけるミリオン認定も獲得しています。

またカラオケでの人気も高く、総合曲ランキングでも上位にランクインすることが多いです。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年11月現在、6000万回を突破しています。公式チャンネルにおいても「水平線」に次いで2番目の再生回数を誇っています。

「クリスマスソング」は恋人に対しての切ない気持ちを歌ったしみじみとしつつも壮大なバラードソングとなっています。

「クリスマスソング / back number」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2F#(F#4)、裏声hiA(A4)
  • 低音:地声最低音mid1B(B2)
  • 音程:やや易

音域はやや広く、最低音がこのパートで登場します。最低音の登場頻度はやや多く、それに準ずるキーも多いです。最低音が登場するところが全体的に低いので、歌いにくい印象を受けるでしょう。

それ以上に問題になるのが裏声部分で、裏声の発生時間が長く、さらにその上で音程が少し変化するようになっています。力を入れた状態の裏声をキープする必要があるので、やや難易度が高くなっています。

一方で音程の変化は緩やかなものが多く、合わせやすくなっています。多少は外すことがあるかもしれませんが、基本的には気にせずに歌唱してしまって構いません。

Aメロですが、裏声部分は力を入れ、それ以外の部分は力を抜くのがオススメです。もの寂しそうな雰囲気を出せるとらしさが出てGOODですね。

Bメロ
  • 高音:mid2F#(F#4)
  • 低音:mid1E(E3)
  • 音程:普通

音域はかなり広いのですが、ほとんどが中音域からなります。ただ急に低音に下がり、そしてすぐに上がる部分があるので、音域的には少し歌いにくくなっています。

低いキーを頑張って出そうとすると高音部分もそれに引っ張られて出しにくく感じるでしょう。低音部分に関しては無視をしてもよいという気持ちで歌唱するのがオススメです。

この低音のために音程もやや合わせにくくなっており、難しくなっています。最低音以外の部分は歌いやすいと感じるはずですので、やはり低音は無視するのが一番かなと思います。

Bメロですが、ほぼサビと同じくらいの力の入れ具合で問題ありません。特にサビに繋がる部分では張り上げるように歌唱して、スムーズにサビへと繋げていけるとよいですね。

サビ
  • 高音:地声最高音hiA(A4)、裏声最高音hiC#(C#5)
  • 低音:mid2B(B3)
  • 音程:やや難

音域は狭くなるものの高音域が頻出するようになります。このパートで地声最高音と裏声最高音が登場です。地声裏声どちらも長めの発声になっていて、苦しさを感じるでしょう。

音程に関してはジグザグに変化を繰り返す音程配置が出現し、急激な変化も多めです。歌詞も少し敷き詰めていて、全体的に難しめの印象を受けます。

歌い方に関しては力を入れて歌唱します。というよりも、入れて歌唱せざるを得ないと思います。サビが長いのにも関わらず、高音を維持し続けるので、かなり苦しさを感じると思います。

同じような音程配置で地声と裏声に分かれているところがあるので、どこが地声でどこが裏声なのかはしっかりと把握するようにしましょう。

Cメロ
  • 高音:mid2F#(F#4)
  • 低音:mid1G#(G#3)
  • 音程:普通

音域は狭く、主に中音域からなります。音域的には歌いやすいといえます。

音程に関しては細かい変化が多く、一部を外しやすくなっています。とはいえサビに比べると易しいので、ちょうどよい箸休めにはなるはずです。

Bメロと同じくらいの力加減がベストです。Cメロの最後にはロングトーンが待っていますので、そこで力を入れてサビへと繋げていけるとよいでしょう。

ただし、ラストサビは入り方が意図的に声量を抑えているので、その力加減のまま歌ってしまわないように注意です。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:あり

転調しませんが、繰り返しはあります。最初は静かな雰囲気で入っていき、繰り返し部分で盛り上がるイメージです。

歌い方もそれに合わせるように、最初は少し余力を残して歌唱し、繰り返し部分で力を出していきましょう。

地声、裏声の高音域が襲いかかるので、最後まで気を抜かずに歌いきってください。

カラオケで歌う場合の「クリスマスソング / back number」の総評

曲中での音域はmid1B(B2)~hiC#(C#5)とかなり広いです。
地声最高音はhiA(A4)で、裏声最高音がhiC#(C#5)となっています。男性の平均的な音域から考えると、上下に大きく広がっていると言えます。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域は広いですが、各パートでの音域は狭めです。Aメロが一番広く、歌いにくいと思います。全体的に音域は高めです。

地声最高音はhiA(A4)で、サビで登場します。
登場頻度がやや多く、更にそれに準ずるキーも多く登場します。サビでは高音域を連発するので、このhiA(A4)のキーがギリギリ出せるくらいでも歌唱はできますが、苦しくなると思います。しっかりとブレスはするようにしましょう。

このキーは男性の平均的な最高音を少し越えていますので、カラオケで歌唱してみて高いと感じた場合は下げた方が無難です。その際は

キーを2~3下げると良いでしょう。

これで地声最高音がmid2G(G4)~mid2G#(G#4)になりますので、やや楽になると思われます。

地声最低音はmid1B(B2)です。
男性の平均的な低音域から見ると低く、この最低音が登場するAメロは歌いにくく感じるはずです。無視できないのがきついですね。

先ほどキー調整の幅を紹介しましたが、少しでも下げるとAメロはキツくなると思います。とはいえサビの高さの方が問題ですので、多少低音を切り捨ててでも下げた方が良いかなと感じました。

もちろん原曲キーで歌唱するのが一番ですが、それをするには高音と音域に対して豊富な経験値が必要となるでしょう。

裏声最高音はhiC#(C#5)となっています。
サビで登場し、発声がかなり長めです。音程変化も多く、安定した裏声を出し続けられる力が問われています。

裏声はAメロでも登場し、こちらも同じように長めの発声となっています。どちらも難易度は少し高いと言えるでしょう。

音程難易度は普通〜やや難となっています。
難しめの音程変化が多く、そうした変化に釣られて他の部分も外しやすくなっています。

特にBメロでの急激に下がって急激に上がる変化や、サビでのジグザグの音程などは難易度が高く、完璧に合わせるのは至難の業です。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや難になると感じました。

「クリスマスソング 」はback numberの曲として考えるとなかなかに難易度が高い一曲となっています。

音域は広く、キー調整はしにくいですし、高音から低音まで隙がありません。かなり高い歌唱力が要求されていると思われます。

どれか一つの要素がずば抜けて難しいのではなく、全体的に高いレベルが要求されている印象ですね。メロディや歌詞を覚えるのは当然として、その上でカラオケで練習するのがオススメです。

まさに冬というイメージソングなのですが、気楽には歌えそうにもありませんね。

上記の内容を参考にしながら、チャレンジしてみてください!

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