「エメラルド / back number」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「エメラルド / back number」の楽曲データ
エメラルド
back number
2020/10/12 ¥255
アーテイスト | back number |
---|---|
リリース | 2020/10/12 |
タイアップ | ドラマ「危険なビーナス」主題歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1E(E3) ※Aメロ、Bメロで登場 |
地声最高音 | hiA(A4) ※Bメロ、ラストサビで登場 |
裏声最高音 | hiB(B4) ※Aメロで登場 |
スピード | BPM131(やや速い) |
ラップ | なし |
2020年10月12日にリリースされた配信限定のシングル曲です。
前作「HAPPY BIRTHDAY」から約1年半ぶりの新曲になります。
YouTubeにて公式チャンネルが音源を公開しています。
音源ですので、映像は切り替わりません。しかし、最後まで聴くことができます。
2020年10月現在、再生回数は150万回を突破しています。
曲調はややアップテンポ気味ですが、少しダークな印象もあります。
「エメラルド / back number」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:裏声最高音hiB
- 低音:地声最低音mid1E
- 音程:普通(歌いやすいものの、変化は複雑で一部を外しやすい)
Aメロながら音域がやや高く、力を入れたはっきりとした歌い方で歌唱していきます。
1音1音をしっかりと発声し、音程を取っていく歌い方がおススメです。
裏声最高音はここで登場しますが、1番のみでそれ以降は登場しません。
やや力を抜きながらも芯のある裏声で、発声する時間も長めです。
しっかりとした裏声の実力が必要になっています。
切れめは多いですが、ゆったりと息継ぎをする暇はありません。
しっかりと切って、リズムを取りつつ、瞬間的にブレスができるならするつもりで歌っていきましょう。
- 高音:hiA(裏声)
- 低音:地声最低音mid1E
- 音程:普通(変化が多く、細かい部分を外しやすい)
前半は低音が中心で、地声最低音もここで登場します。
しかし、かなりはっきりと発声されていて、Aメロと同じ調子で歌唱するのがおススメです。
やや力を入れて、音程を取るように歌唱していきましょう。
Aメロよりも歌詞は敷き詰め気味です。
そのため、流れるように歌唱しつつはっきりと発声する必要があります。
切れめは多いですが、息継ぎをする箇所は少ないです。
苦しくならないように注意しましょう。
後半は一気にキーが上がり、hiAまで到達しますが、この部分は裏声で歌唱しています。
Aメロの裏声と同じなので、やや力を抜いて発声するようにしましょう。
- 高音:mid2G#
- 低音:mid1G#
- 音程:やや易(急激な変化が少なく、歌いやすい)
ここもはっきりとした発声で歌唱していきます。
リズムには乗りつつも、1音1音、音程を合わせるように歌唱するのがおススメです。
音程変化は多く、音を合わせる歌い方でも十分にらしさがでます。
裏声は使われていませんが、サビの後のフェイク部分では用いられています。
しかしこの部分は歌詞にも表示されず、採点ゲームの音程バーにも表示されないので、歌うかどうかはお好みでどうぞ。
- 高音:mid2G#
- 低音:mid2B
- 音程:普通(変化は多いが、歌いやすい)
ここもはっきりと発声して歌唱します。
各フレーズ前半は歌詞を敷き詰めていますが、後半は母音を伸ばす部分が多めです。
母音の伸ばしはしっかりと最初から最後まで発声するつもりで、ていねいに歌唱しましょう。
このあと、すぐにラストサビへと移行します。
あまり休む暇はないので、後半の母音を伸ばす部分で心の準備をしておきましょう。
- 繰り返し:なし
- 転調:あり(全体+1)
- 高音:地声最高音hiA
カラオケで歌う場合の「エメラルド / back number」の総評
曲中での音域はmid1E(E3)~hiB(B4)とやや広いです。
地声最高音がhiA(A4)で裏声最高音がhiB(B4)となっています。
高音が男性の平均的な音域をややオーバーしています。
パート内部で、音域はやや激しく変化します。
低音域にも高音域にも多く配分されていて、広い音域を出せる必要があります。
とはいえ、最低音がやや高いために、そこまで音域で苦しむことはないかなと思いました。
地声最高音はhiA(A4)で、ラストサビで登場します。
ラストサビ自体が+1転調しているので、それまでの最高音はmid2G#です。
転調前の段階でもやや高く、高音が苦手な人は少し苦しさを感じるでしょう。
最高音の登場頻度は低いですが、少なくともmid2G#の音は安定して出せる必要があります。
もしも苦しい場合はmid2G#を意識して下げていきましょう。
これで最高音はmid2G#になり、転調前の音もmid2Gになります。
もしも高いと感じる場合でも1つ下げれば格段に歌いやすくなると思います。
地声最低音はmid1E(E3)なので、下げる余裕があります。
2つ下げてもまだ余裕はあると思いますので、遠慮なく下げてOKです。
キー調整はしやすいですね。
裏声最高音はhiBですが、この音は1番のAメロにのみ登場します。
またサビ後のフェイクを歌唱する場合はそこでも登場しますが、今回は割愛します。
登場は一か所ですが、発声する時間はやや長めです。
しっかりとした裏声の実力が必要ですね。
歌いかたはAメロのところで紹介したので、そちらを参考にしてください。
音程難易度はやや易~普通になります。
全体的に音程の変化が少なく、歌いやすい配置になっています。
ただし歌詞を敷き詰めている部分や変化が激しい部分もあるので、やや易よりの普通に設定しました。
以上を考慮して、
ノリノリで歌える曲です。
高音がややきつめですが、キー調整はしやすいです。
裏声も使用されていますが、1回しか登場しないので難易度は高くはありません。
かなりはっきりと歌唱するので、音程の練習にもなります。
その上でスピードも速いので、スピードに乗りながら音程を合わせる練習にもぴったりですね。
難易度は低くはありませんが、さらに上の歌唱力を手に入れたい人におススメの曲です。