「coyote,colored darkness / GLAY」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「coyote,colored darkness / GLAY」の楽曲データ
coyote,colored darkness
GLAY
2004/03/24 ¥255
アーティスト | GLAY |
---|---|
リリース | 2004/3/24 |
タイアップ | なし |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1E(E3)※Aメロで登場 |
地声最高音 | hiB(B4)※Bメロ、サビで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM180(とても速い) |
ラップ | なし |
2004年3月24日にリリースされたアルバム「THE FRUSTRATED」に収録されている曲です。
タイアップはありません。
タイトルのうち「coyote」は「コヨーテ」という狼の名前です。
「colored」は「色」という意味で、歌詞に多くの色が登場します。
「darkness」は「闇」という意味で、「闇」がそのまま歌詞に登場します。
また曲調も少しダークな印象ですね。
曲はロック調で、ドラムやベースの音が響き渡るナンバーとなっています。
曲の長さは3分台と短めですが、その中で疾走するように曲が展開していきます。
とてもカッコいい曲ですね。
「coyote,colored darkness / GLAY」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Bメロ→サビ
1番にしかAメロはありません。
音域は全体的に低めで、地声最高音が多く登場します。
曲中唯一の低音パートです。
歌詞の切れ目が多く、余裕があります。
音程変化も単調で合わせやすいパートです。
すぐに終わるので、さっくりと歌いあげてBメロへと移行しましょう。
静かなメロディを意識して優しい歌声で歌唱していきましょう。
ささやくような小さな声で歌唱すると音程も合い、らしさも出ます。
歌詞の切れ目では母音を全く強調せず、切るようにしましょう。
Aメロに比べ、キーが一気に上がります。
mid2D#(D#4)やmid2F#(F#4)の音が中心です。
地声最高音のhiB(B4)もここで登場します。
英語歌詞の部分は歌詞はあるものの音程バーは割り振られていません。
採点ゲームをしている場合は驚く場所です。
事前に歌うかどうかを決めておくと戸惑わずに済みます。
歌詞はやや敷き詰め気味ですが、音程変化はほとんどありません。
高音を考えなければ、とても歌いやすいパートです。
英語歌詞を発声しない場合はかなり短く感じるでしょう。
Aメロとは打って変わって強い発声を意識します。
サビと同じくらいの発声でも構いません。
張り上げて歌う部分があるので、そこでアクセントをつけていきます。
全体的に早口で歌うので、子音の発声を強調して歌唱していきましょう。
あまり母音は強調せずに、アクセントで平坦ではないことをアピールしたいですね。
全体的にキーは高めです。
中心に登場するのはmid2G(G4)やmid2G#(G#4)など、Bメロよりも一段階高い音が連発します。
地声最高音はここでも登場します。
音程変化はやや複雑です。
歌詞を敷き詰めている部分の音程が歌いにくく、思ったように歌うのが難しいです。
高音を出すのに夢中になっていたり、切れ目の意識を忘れていたりすると歌い間違いをしやすいですね。
発声に関してはBメロと同じく強めを意識します。
高音の発声に関してはややシャウト気味の発声でらしさがでます。
歌詞は敷き詰めていて、疾走感があります。
リズムに乗りつつ歌唱していきますが、舌が回るように事前に練習はしておきましょう。
原曲を聴きつつ、歌詞を見ながら口ずさむだけでも良い練習になります。
ありません
ありません。
2番のサビで終了となります。
カラオケで歌う場合の「coyote,colored darkness / GLAY」の総評
曲中での音域はmid1E(E3)~hiB(B4)とやや狭めです。
地声の最高音がhiB(B4)で裏声は使われていません。
GLAYの曲として考えると最高音は標準的で、連発する音も高めです。
mid2G(G4)やmid2F#(F#4)の音が良く出てきます。
これらの音が中心に構成されてしまうと、高さを感じます。
音域的には男性の平均的な音域から考えると少しだけ上にずれているだけです。
しかし、高音の難易度は高めですね。
AメロBメロサビといったパートの中では音域はそこまで頻繁に変化しません。
Aメロは低めですが、Bメロからは高音が続きます。
またAメロは1番にしか登場しないので、曲の8割は高音となっています。
地声最高音の登場も一瞬ではなく、連発される部分もあります。
欲を言えばhiA(A4)までの音が安定して出せると良いでしょう。
なので、高音に自信がない場合にはキーを調節するのがおススメです。
これで中心となる音が下がり歌いやすくなります。
最高音はhiB(B4)なので2つ下げてもhiA(A4)です。
これでも高い場合は4つ下げてmid2G(G4)にすると歌いやすくなります。
地声最低音はmid1E(E3)なので余裕はあります。
ただし地声最高音は連発し、Aメロ自体も全体的に低いので、低音が苦手だと苦しさを感じるかもしれません。
ちなみにAメロは1番にしか登場しないので、別に気にしないと割り切るのもアリだと思います。
音程難易度は普通となっています。
全体的にスピードが速く、歌詞を敷き詰めています。
しかし音程はかなり単調で、合わせやすさを感じます。
一部は合わせやすいものの、歌いにくい部分もあるので、「普通」の評価にしました。
しっかりと練習をすれば太刀打ちできる音程難易度です。
以上を考慮して、
短く、キー調整がしやすい曲です。
高音が一番の問題ですね。キー調整をした後は表現に力を入れていくといいでしょう。
音程が単調なので、アクセントを使用しないと単調に聴こえてしまうのが難点です。
曲のスピードが速いのでアクセントを入れにくくしているのも難しい点だと思います。
「coyote,colored darkness」はかっこよく、歌っていて楽しい曲です。
もしも気に入った場合はぜひとも練習してカラオケで思ったように歌唱しちゃってください!