「SPECIAL THANKS / GLAY」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「SPECIAL THANKS / GLAY」の楽曲データ
SPECIAL THANKS
GLAY
2000/11/29 ¥255
アーティスト | GLAY |
---|---|
リリース | 2000/8/23 |
タイアップ | 映画「劇場版未来日記」主題歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1E(E3)※Aメロで登場 |
地声最高音 | hiC(C5)※サビ、Cメロで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM86(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2000年8月23日にリリースされたシングル曲です。
前作「MERMAID」から約1か月ぶりのリリースになります。
かなり短いスパンでのリリースですね。
前作と同じく、今作もオリコン1位に輝いています。
タイアップは映画「劇場版未来日記」の主題歌に起用されています。
YouTubeにて公式チャンネルがPVを投稿しています。
貨物列車に乗りながら旅をするGLAYのメンバーが印象的なナンバーです。
バラード調の曲で、優しいメロディが特徴的な曲です。
アコースティックギターで奏でられた静かなメロディと、TERUさんの歌声が響き渡る良いナンバーです。
「SPECIAL THANKS / GLAY」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Bメロ→サビ
音域は全体的に低めです。
地声最低音が多く登場します。
mid2C(C4)の音が多く、上がり切ってもmid2F(F4)です。
やや歌詞は敷き詰め気味ですが、フレーズとフレーズの間には余裕があります。
しかし、急に張りあがる音程が多く、一部を外しやすくなっています。
かなり力の抜いた発声を意識します。
ささくように歌うように意識するとらしさが出てきます。
歌詞の切れ目が多めです。
切れ目の前は母音を強調しないようにします。
むりやり母音を切っても問題ありません。
Aメロよりも一段階キーが上がります。
最高でmid2G(G4)が、ロングトーンでmid2D(D4)が登場します。
さらに2番では転調しmid2G#(G#4)のロングトーンが登場します。
かなり余裕をもって歌唱できるパートです。
歌詞は敷き詰めていませんし、音程変化もそこまで複雑ではありません。
しかし、細かい部分を外しがちです。
歌い慣れることで、正確な音程を再現できるようにしましょう。
Aメロよりも力を入れた発声を意識します。
入れすぎないように注意しましょう。
その状態で、呟くように歌唱していきます。
口ずさむ、と考えてもいいかもしれません。
よく聴くと分かるのですが、1番の後半のBメロは前半のBメロよりも力をやや入れて強い発声となっています。
歌い方も呟くようにではなく、安定した歌声を出していますね。
この違いを余裕があれば再現していきましょう。
全体的にキーはやや高めです。
中心となる音はmid2E(E4)やmid2F#(F#4)などです。
ただし後半になるにつれてだんだんとキーが高くなっていきます。
mid2D(D4)やmid2G#(G#4)のロングトーンも登場します。
歌詞は敷き詰め気味ではありませんが、余裕があるわけでもありません。
丁度よい速さと言えますね。
音程変化もそこまで複雑ではありません。
しかし、一部ジグザグに変化する音程はあります。
流れに乗って歌っていると外しやすい部分なので、事前に場所を覚えて、ジグザグの個所では音程を意識して行きましょう。
全体的にBメロと同じく強めの発声を意識します。
しかし高音部分ではシャウトのような発声ではなく、リラックスした状態での発声を意識しましょう。
歌詞の切れ目が多いのでリズムに困ることはないでしょう。
問題はジグザグに変化する音程だと思います。
1音飛ばしで軽いアクセントを入れるとジグザグの音程が歌いやすくなります。
ありません
繰り返し、および転調があります。
最初は静かなサビから始まり、2回繰り返します。
最高音は転調後に登場します。
hiA(A4)のロングトーンや張り上げて出す地声最高音など、キーはかなり高いですね。
音程そのものは大きな変化はありません。
転調部分に関しても張り上げているだけです。
高音部分が一番の問題になるでしょう。
発声はこれまでのサビとあまり変わりません。
転調部分に関してはシャウトを極力しないようにします。
力を抜いた状態で高音を出すので、かなり高音の実力が必要だと言えるでしょう。
カラオケで歌う場合の「SPECIAL THANKS / GLAY」の総評
曲中での音域はmid1E(E3)~hiC(C5)とやや狭めです。
地声の最高音はhiC(C5)で、裏声は使用されていません。
地声最高音が登場するのはラストサビですが、その前のサビでもhiBの高音が登場します。
ロングトーンが多めで、高いものですとmid2G#(G#4)のロングトーンが登場します。
パート内部での音域の変化もやや複雑です。
ただし歌いにくいほど急激な変化は少なめです。
音域の変化による難易度は低いと言っていいでしょう。
地声最高音はhiC(C5)ですが、この音はラストサビにのみ登場します。
しかしサビにはhiB(B4)の音も登場します。
連発ではないものの、高さは感じるはずです。
hiB(B4)は張り上げて出します。
サビの中心となる音はmid2E(E4)やmid2G#(G#4)などです。
それでも一般的な男性には高い音域になります。
高音に自信がない限りは、キーを下げたほうが無難ですね。
中心となる音はかなり下がってしまいますが、最高音のhiC(C5)を考えるとこのくらい下げないと苦しいと思います。
地声最低音はmid1E(E3)とやや余裕があります。
ちょっと低さを感じるかもしれませんが、一回下げてみてチャレンジするのが良いでしょう。
音程難易度はやや易となっています。
少し音程配置が難しい部分がありますが、それ以外は簡単です。
音程も合わせやすく、歌いやすい曲になります。
以上を考慮して、
キーを下げることで一気に歌いやすくなる曲ですね。
もちろん原曲のキーで歌唱する場合は難易度は高くなります。
キーを調節して歌唱すれば、採点でも高得点が狙えます。
ただし周りに聴かせる場合は、表現の力が弱いと少し平坦に聴こえがちです。
カラオケで披露する場合には自主的に連取を重ねてからのほうが良いですね。