「ずっと2人で… / GLAY」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「ずっと2人で… / GLAY」の楽曲データ
ずっと2人で…
GLAY
1995/05/17 ¥255
アーティスト | GLAY |
---|---|
リリース | 1995/5/17 |
タイアップ | なし |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1C#(C#2)※Bメロで登場 |
地声最高音 | hiB(B4)※ラストサビで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM80(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
1995年5月17日にリリースされたシングル曲です。
前作「Freeze My Love」から約4か月ぶりのリリースになります。
発売当初はオリコンで上位ではなかったものの、その後、GLAYの曲の中でも人気な曲となりました。
タイアップはありません。
ですが、結婚式でよく歌われる曲として有名です。
普段とは違うルートで有名になった曲ですね。
結婚式で歌われた曲なので、ラブソングとなっています。
純愛を歌った曲で、結婚式のみならず、カラオケでも終盤に出すことで良い雰囲気を演出することができます。
YouTubeにて公式チャンネルが音源を投稿しています。
PVではないので画面は切り替わりません。
にもかかわらず再生回数は200万回を突破していて、根強い人気が伺えます。
静かなメロディと、その中で響き渡るTERUさんの歌声が良い味を出しています。
ゆったりとした、典型的なバラードソングですね。
「ずっと2人で… / GLAY」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ→アウトロ
全体的にキーは低めです。
中心となる音はmid1F#(F#3)で最高音でもmid2C#(C#4)などです。
GLAYの曲にしては低さを感じるでしょう。
スピードはやや速いものの、歌詞はそこまで敷き詰めていません。
全体的に余裕があり、音程も単調なので歌いやすいパートです。
音程も合いやすさを感じるでしょう。
力を抜きつつも芯のある安定した発声を意識して行きましょう。
あまり音量を上げないようにするとらしさがでます。
呟くような感じで歌唱していきたいですね。
かなり余裕があるのでリズムを外すことはないでしょう。
母音を強調した歌唱を意識しつつ、Bメロへとつないでいきましょう。
Aメロよりも少しキーが下がります。
地声最低音が連発し、最高でもmid2B(B3)までしか上がりません。
かなりキーが低いパートです。低音の方が苦しさを感じるでしょう。
Aメロよりもやや歌詞は敷き詰め気味です。
しかし依然として音程の変化はほとんどありません。
歌いやすい位置に配置されているので、上手に歌い上げていきましょう。
Aメロよりもやや力を入れた発声を意識します。
Aメロよりは歌詞を敷き詰めるものの、母音を強調する部分は多めです。
低音部分以外は母音を強調。
低音部分は流れるように歌唱するために子音の発声のみを意識する。
これを行うとらしさが出てくるでしょう。
全体的にキーが上がります。
一番高い部分はmid2G(G4)で、ロングトーンはmid2B(B3)です。
GLAYの曲からすると低い部分が多めです。
歌詞はやや敷き詰め気味になります。
しかし歌詞の切れ目はしっかりと用意されていて、まだ余裕があります。
音程変化も激しくはありません。
2番は後半が転調してmid2F#(F#4)のロングトーンが登場します。
しっかりとした高音が求められている曲ですね。
全体的に強い発声を意識します。
張り上げて歌う部分では叩きつけるように出す部分と、力を抜いて出す部分の2パターンがあります。
転調する部分は叩きつけるように出すイメージが強めです。
もしも高音に余裕があるのなら、張り上げて歌う部分の表現にも力を入れてみましょう。
ありません
繰り返しと転調があります。
最初は静かなサビから入り、後半の繰り返しで転調します。
ここで1か所のみですが地声最高音のhiB(B4)が登場します。
それ以外のキーはサビと同じですね。
曲中唯一の高音の見せ所です。しっかりと決めていきたいですね。
またラストサビ後にはアウトロが用意されています。
英語歌詞ですが、かなり長めです。
しかし1音1音の発声が長めにとられているので余裕があります。
しっかりとした発声を意識して、最後を綺麗に終わらせていきましょう。
カラオケで歌う場合の「ずっと2人で… / GLAY」の総評
曲中での音域はmid1C#(C#3)~hiB(B4)とやや狭めです。
地声の最高音がhiB(B4)で、裏声は使われていません。
GLAYの曲にしては珍しく、中心となる音が低い楽曲です。
サビでも中心となる音はmid2F#(F#4)で、最後のロングトーンもmid2B(B3)です。
音域はやや狭く、AメロBメロは低く、サビは高くなっています。
パート間での音域の変化は激しくないです。
急に変化する音程はほとんどないと考えていいでしょう。
地声最高音の音はラストサビで登場します。
1か所のみですが、張り上げて出します。
さらにその後にはhiA(A4)の音も待っています。
ラストサビの最高音をどうするのかという問題はありますが、全体的にキーはそこまで高くありません。
GLAYの曲として考えるとかなり低い部類に入るでしょう。
もしも「GLAYの曲をこれから歌いたい!」と思っている人が居るのならば、この曲を勧めます。
もちろん最後のラストサビの部分は裏声を使うといった対応が必要ですが……。
これで最高音がmid2G#(G#4)まで下がります。
とはいえ地声最低音がmid1C#(C#3)なので下げると低すぎる可能性があります。
さらにBメロにて地声最低音が連発されるので、この部分で低音が出せないと形にはなりません。
あくまでも高音にやや自信がある人向けですが、個人的には原曲キーで挑戦して欲しい1曲です。
音程難易度はやや易となっています。
曲全体を通して歌いやすく、余裕は十分にあります。
やや音程が合わせにくい部分もありますが、気にならないレベルだと思います。
ただし最後に待っている英語歌詞の部分に関しては、歌詞と歌い方をしっかりと覚えておくようにしましょう。
以上を考慮して、
「これからGLAYの曲を歌えるようになりたい!」
という人におススメの曲です。
最後の地声最高音は無視してもらって、練習するのがおススメです。
かなり歌いやすいナンバーで、知名度も抜群です。
典型的なバラードソングなので、カラオケでは中盤から終盤に出していきたい曲ですね。
大切な人と行ったときのカラオケなどで歌うと、心をつかみやすいでしょう。
覚えておいて損はない1曲です。