「振り向けば… / Janne Da Arc」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「振り向けば… / Janne Da Arc」の楽曲データ
振り向けば・・・
Janne Da Arc
2006/02/08 ¥255
アーティスト | Janne Da Arc |
---|---|
リリース | 2006/2/8 |
タイアップ | 映画「HIRAKATA」主題歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1C#(C#3) ※Bメロで登場 |
地声最高音 | hiA(A4) ※サビで登場 |
裏声最高音 | hiA(A4) ※Cメロで登場 |
スピード | BPM103(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2006年2月8日にリリースされたシングル曲です。
「Destination」と両A面シングルとしてリリースされました。
タイアップはありますが、こちらよりも歌番組などで知った人の方が多いと思います。
YouTubeにavexがPVを投稿しています。
PVは学校の音楽室や体育館など、さまざまな場所で演奏を行うJanne Da Arcのメンバーを映し出した作品となっています。
オリコンランキングは「月光花」と同じく週間2位を記録しています。
卒業式をテーマにした曲で、落ち着いたメロディが特徴的なナンバーとなっています。
歌詞も卒業式を題材にしていて、明日から別々の道を行くけれど、今日という卒業の日は将来大事なものになるだろう、ということが読み取れます。
曲としての完成度が高く、卒業式に向いている壮大な曲です。
伴奏がとても綺麗で、耳に残りますね。
「振り向けば… / Janne Da Arc」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ→アウトロ
Aメロながらもキーは高めに設定されています。
最高でmid2F(F4)やmid2G(G4)といった高音が登場します。
歌詞はやや敷き詰め気味で、音程は頻繁に変化します。
しかし歌いやすい位置に音程は配置されていて、さらに音程も合わせやすいです。
Aメロからやや力を入れた発声で歌唱していきます。
口ずさむように歌唱して行けるとベストです。
高音部分では無理をして出さないようにだけ注意しましょう。
切れ目と母音の伸ばしが多いパートです。
そのため、この2つを意識して歌唱して行くとリズムが合いやすいですね。
音域はAメロとほとんど変わりません。
mid2E(E4)までキーが上がり、さらにmid2C#(C#4)やmid2E(E4)のロングトーンも登場します。
しかし一瞬落ちる部分もあり、そこが地声最低音となっています。
Aメロよりも歌詞を敷き詰めていますが、フレーズとフレーズの間には隙間があります。
息継ぎをするのにも十分な隙間で、意外にも余裕は持てます。
音程変化は複雑です。上下に激しく振れます。
発声の強さはAメロと同じくらいです。
ここでも口ずさむようにフレーズを歌いこなしていきたいですね。
歌詞の敷き詰めていますが、切れ目はAメロ以上に多いです。
一定のタイミングで切れ目が発生するので、歌いやすいと感じるでしょう。
その部分でリズムを取りながら、サビに向けて歌いあげていきましょう。
音域は高く、地声最高音のhiA(A4)を始めとして、mid2G#(G#4)やmid2F#(F#4)のロングトーンが登場します。最高音こそJanne Da Arcの曲の中では低めですが、中心となる音が高いですね。
歌詞は敷き詰めているものの、ややスピードが速いので息継ぎの場所まで苦しくなることはなりません。
どちらかというと高音の連発で苦しくなることの方が多いでしょう。
音程は頻繁に変化しますが、歌いやすい位置に配置されています。
フレーズの最後にはキーの高いロングトーンが配置されているので、そこまで息を持たせられるかが問題ですね。
発声はBメロと変わりません。高音の発声でも力強くではなく、自然な高音となっています。
シャウト寄りの発声ではないので、そこは注意点です。
このパートも切れ目と母音伸ばしが多くなっています。
口ずさむように歌唱して行けるのがベストですね。
音程変化や音域はサビと同じです。
サビを少しアレンジしたとも言えますね。
アレンジ部分は後半で、ここで裏声を使用してhiA(A4)の音を出しています。
Cメロですがほぼサビなので、やはり苦しくなりやすいパートです。
油断せずに、サビと同じだと思って歌唱しないと、厳しいでしょう。
サビと同じ音程なので、やや力を入れた状態で歌唱していきます。
ここも口ずさむような形での歌唱ですね。
裏声部分ですが、力を抜いてリラックスした裏声となっています。
あまり芯も入っておらず、自然な裏声ですね。
繰り返し、および転調はありません。
ただし最後にはアウトロが配置されています。
アウトロはAメロの1フレーズと同じです。
余談ですが、アウトロ前の「La」と発声する場所は、最後がhiB(B4)となっています。
しかしこの部分は歌詞では中途半端にしか表示されませんし、採点では音程バーが表示されません。
そのため除外しています。
もしも歌唱する場合には地声での発声になります。
この部分を発声するかどうかは歌う人次第ですね。
カラオケで歌う場合の「振り向けば… / Janne Da Arc」の総評
曲中での音域はmid1C#(C#3)~hiA(A4)とやや広めです。
地声最高音も裏声最高音もhiA(A4)です。
男性の平均音域と比較すると、上と下にやや突き抜けた形になります。
パート内部で音域は激しくは変化しません。
基本的には高音が多めで、曲中の音域は広いですが、中心となるキーはかなり上の方にあると言えます。
地声最高音はhiA(A4)で、サビで毎回登場します。
その前後にはmid2G#(G#4)やmid2F#(F#4)のキーが多く登場します。
高音が多いのが厳しいところです。
一瞬の高音ならば問題はないのですが、それよりも少し低いだけの音が連発されると苦しくなりがちです。
そのため、相当高音に自信があるのでなければ、キーを下げることを検討しましょう。
これで最高音がmid2G(G4)くらいまで下がるので歌いやすくなります。
多く登場するmid2G#やmid2F#もキーを1つ下げるだけでかなり楽になります。
それでも高い場合はもう1つ下げてみてください。
地声最低音はmid1C#(C#3)です。
やや低いですが、曲中には一瞬しか登場しません。
さらにすぐにキーが上がってしまうので外しても気にしなくてOKです。
なので低音にはやや余裕があると考えてOKです。
少なくとも、キーを2つ下げてもAメロを低いとは感じないでしょう。
裏声はキーがhiA(A4)と地声最高音と同じで、Cメロにのみ登場します。
少し休憩ができるので、気楽な気持ちで裏声を出すと良いでしょう。
音程難易度はやや易となっています。
音程の変化は複雑なのですが、歌いやすく、合わせやすい位置に配置されています。
息継ぎの余裕もあり、音程よりも高音が問題になりやすい曲と言えるでしょう。
以上を考慮して、
Janne Da Arcの曲にしてはキーはそこまで高くありません。
スピードも速くありませんし、歌いやすいと言えます。
曲の難易度的には「月光花」と同じくらいです。
ただし、そこまで高くないと言ってもJanne Da Arcの曲の中では、です。
一般的に考えてみるとやや高いと感じる人が多いはずです。
とはいえキー調整はしやすいので、練習はしやすいです。
「Janne Da Arcの曲を原曲キーで歌えるようになりたい!」
という人におススメできる1曲です。
キーを1つか2つ下げた状態で練習して、そこから上げていく方法が無難ですね。