「Shining ray / Janne Da Arc」の歌い方【音域】

「Shining ray / Janne Da Arc」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「Shining ray / Janne Da Arc」の楽曲データ

Shining ray
Janne Da Arc
2003/02/13 ¥255

アーティストJanne Da Arc
リリース2002/8/7
タイアップアニメ「ワンピース」EDテーマ
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1E(E3) ※Aメロ
地声最高音hiA#(A#4) ※サビ
裏声最高音なし
スピードBPM160(とても速い)
ラップなし
Shining rayについて

2002年8月7日にリリースされたシングル曲です。
アニメ「ワンピース」のEDテーマに起用され、そのタイアップにより、オリコン8位という好成績を残しました。

Janne Da Arcの曲の中で初のオリコンTOP10入りシングルです。
バンドの知名度を一段階上へと押し上げた作品と言えますね。

YouTubeにてavexがPV動画を投稿しています。
スタジオで演奏するJanne Da Arcのメンバーと、水の表現が特徴的なPVとなっています。

タイトルの「Shining ray」は英語で「輝く光」という意味です。
歌詞にも登場し、その光に向かって走っていこう!というような内容になっています。
元気をくれるような歌詞になっていますね。

アニメのEDテーマながら、とてもアップテンポで歌いやすい曲です。
疾走感があり、カラオケでは皆で盛り上がれる曲ですね。
機種にもよりますが、カラオケでアニメ映像が流れるのも良いところです。

「Shining ray / Janne Da Arc」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ(2回)→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ

音域は広いですが、基本的にキーは高めです。
Aメロながらmid2E(E4)やmid2G(G4)といったキーが登場します。
一方で地声最低音のmid1E(E3)もここで登場です。

スピードは速く、やや早口での歌唱になります。
音程は基本的には変化は緩やかですが、低音から中音域への急激な移動があります。
流れに乗って歌唱できるかがポイントですね。

やや力を入れた発声を意識します。
歌い方は弾むようで、流れるようにBメロに移動していきます。

フレーズの最中に「て」「な」などで歌唱が一瞬切れる場所が多いです。
息継ぎをするほどの切れ目ではありませんが、意識することでリズムが取りやすくなります。

Bメロ

音域はAメロよりもわずかに上がります。
全体的にキーは高く、mid2F(F4)のキーが多く登場します。
またサビに繋がる部分はmid2G(G4)のロングトーンです。

このパートも早口での歌唱です。
Aメロよりも音程は簡単なので、合わせやすく感じるでしょう。

発声の強さはAメロと同じくらいです。
最後の高音ロングトーンもあまり力を入れずに出しています。
力んで無理やり出さないように注意をしたいですね。

Aメロほど歌詞を敷き詰めていません。
切れ目も歌詞の切れ目と一致していて、フレーズの途中で切ることはありません。
かなり歌いやすいパートです。丁寧に歌い上げてサビへとつないでいきましょう。

サビ

基本的には高音が連発されますが、一瞬だけ低音が混じります。
高音部分はmid2G(G4)やhiA(A4)が連発されます。
地声最高音のhiA#(A#4)もここで登場です。

一瞬の低音から高音への移動はあるものの、基本的には緩やかに音程は変化します。
とはいえ早口で歌唱することには変わりはありません。
余裕がなくなりやすく、細かい部分を外しやすいと言えますね。

発声はBメロよりも強くなります。
高音が続きますが、楽しそうな声色で歌唱して行けるとベストです。
苦しそうなイメージはないので、高音がきつい場合はキーを下げたいですね。

英語部分はずっと同じフレーズです。
この部分の歌い方は重点的に覚えておきたいですね。
息継ぎの暇が少ないので、苦しくなりやすいパートです。
肺活量の問題も考えて、高音が苦しい場合はキーを下げたいですね。

Cメロ

ありません。

ラストサビ

繰り返し、および転調はありません。

カラオケで歌う場合の「Shining ray / Janne Da Arc」の総評

曲中での音域はmid1E(E3)~hiA#(A#4)とやや広めです。
地声最高音はhiA#(A#4)で、裏声は使用されていません。
音域的には上の方にやや移動した形になります。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

一瞬下がる音程はあるものの、全体的には高音が続くパートばかりです。
AメロBメロサビすべてを通してキーは高く、音域的には変化はほとんどありません。
そのため、歌いやすい曲です。

地声最高音はhiA#(A#4)で、サビで毎回登場します。
それ以外にもmid2G(G4)やhiA(A4)といった高音が連発されます。
AメロやBメロもキーが高いので、ほとんどの人はキーを下げたほうが歌いやすく感じるでしょう。

キーを下げる場合、2つ~3つ下げてみましょう。

これで最高音がmid2G(G4)くらいまで下がるので歌いやすくなります。
サビでの息継ぎが厳しいですが、キーを下げればやや余裕が持てます。
音程を合わせる余裕も出てくると思うのでおススメです。

地声最低音はmid1E(E3)です。
3つ下げてもmid2C#(C#3)になるので、やや余裕があります。
さらにこの音はAメロで一瞬しか登場しないために、そこまで気にする必要はありません。
苦しい場合は気楽にキー調整をしてOKです。

音程難易度は普通~やや難となっています。
歌いやすい配置ではあるものの、全体的にスピードは速く、余裕がありません。
音程を合わせるというよりも、歌い慣れていないと舌が回りません。

しかし、しっかりとカラオケで練習を積めば、流れに乗って歌うだけで音程を合わせられるようになります。
こういった速い曲はどれだけ速い曲を歌ってきたか、そしてどれだけ歌う練習をしたかが大切です。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通~やや難になると感じました。

スピードは速く、高音が連発される曲です。
原曲キーで歌唱すれば難易度は高いですが、キー調整はやりやすいです。
そのため練習がしやすい曲ですね。

Janne Da Arcはスピードが速い曲も多いです。
ですがこの曲はその中でもさらに速い部類に入ると思います。

練習がしやすいのが利点で、この曲の練習のみならず、速い曲を歌唱しつつ音程を合わせる練習にも向いている曲です。

聴いていると難しく感じますが、きちんとキー調整をして練習すると物にしやすい曲です。
ぜひともチャレンジしてみて下さい。

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