「ヴァンパイア / Janne Da Arc」について歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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「ヴァンパイア / Janne Da Arc」の楽曲データ
ヴァンパイア
Janne Da Arc
2003/02/13 ¥255
アーティスト | Janne Da Arc |
---|---|
リリース | 2003/2/13 |
タイアップ | なし |
総合難易度 | ★★★★☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1G(G3) ※Aメロで登場 |
地声最高音 | hiA#(A#4) ※サビとCメロで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM185(とても速い) |
ラップ | なし |
2003年2月13日にリリースされたアルバム「ANOTHER STORY」に収録されている楽曲です。タイアップはないものの、ファンの間ではとても人気な曲で、ライブでは盛り上がっていました。またカラオケでの人気度も高く、Janne Da Arcの曲の中でも上位に入るほど有名な曲となっています。
曲調としてはアップテンポで、速めのBPMと相まって疾走感のある曲です。早口で歌唱する部分も多く、高音もきつい、難易度の高いナンバーです。
「ヴァンパイア / Janne Da Arc」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
全体的にキーは高めで、mid2D#(D#4)やmid2G(G4)といったキーが登場します。ですが同時に地声最低音のmid1G(G3)も登場します。音域の差は広めですね。
スピードが速いためにやや歌詞を敷き詰めているように感じます。音程変化はやや複雑で、素早く音程を切り替えなくてはいけません。リズムに乗って歌いつつ、音程を合わせる必要がありますね。
全体的に力を入れた発声を意識します。その発声の中で、フレーズごとにそのまま歌う部分と、やや叩きつけるように歌う部分に分かれます。サビの前などはそのまま歌唱、タイトルコール部分はやや叩きつけるような歌唱ですね。
細かい変化ですが、再現できると一気にらしさが出ます。歌詞の切れ目の他に、細かい切れ目が各フレーズに平均で1つ出てきます。そこでしっかりと切れると、リズムを取りやすいでしょう。
音域はAメロとほとんど変わりません。高音はmid2G#(G#4)まで登場しますし、地声最高音のhiA#(A#4)も登場します。Aメロよりもやや高いくらいで、高音で喉にダメージを与えてきます。
Aメロよりもやや早口気味になります。スピードがもともと早いので、舌が回るかどうかが問題ですね。音程も簡単ではありません。細かい変化が多いので、流れに乗りつつ音程を合わせられるようになりたいところです。
微妙にAメロよりも力を入れていません。一方で高音に転じる場所で段々と力を入れていきます。サビ前の高音のロングトーンはほぼシャウトのような発声ですね。
低音部分は歌詞も敷き詰めているので流れるように歌い、高音部分は母音を伸ばす音が多いので響かせるイメージで歌唱するのがおススメです。
Bメロと同じように高音が連発します。mid2G(G4)やmid2G#(G#4)の音が多く、地声最高音も登場します。サビの間はずっと高音を出しているような形になります。
歌詞の敷き詰めはなくなりますが、スピードは速いので余裕は持てません。ここでも流れに乗って歌唱して行くのが大切です。高音がきついので、高音を維持しながら音程を合わせられる必要がありますね。
全体的に発声は強めです。高音部分が多いので、ややシャウト寄りの発声になります。ただし高音のロングトーンでは母音は強調しません。出して次へと向かうイメージです。
歌詞の切れ目がよく分かるパートです。フレーズ1つ1つが長いので、母音を伸ばすところでリズムを取っていくといいでしょう。1音1音は長いので、安定した発声を意識して歌唱していきましょう。
Cメロですが、音程配置はサビと同じです。そのため全体的にキーは高く、サビと同様に地声最高音も登場します。それ以外にもmid2F(F4)やmid2D#(D#4)のロングトーンもあります。Cメロなので伴奏は静かですが、高音はなかなかにきついですね。
音程平地はサビと変わらないので、サビをしっかりと覚えていれば対応できるはずです。
Cメロなのでやや力をおさえた発声をしますが、高音部分に関しては力を入れて発生してもOKです。ただし力みすぎたり、無理やりは出さないようにしましょう。低音部分に関しては力を最大限抜いて、高音部分でやや力を入れていくような力加減がベストです。
繰り返し、および転調はありません。
カラオケで歌う場合の「ヴァンパイア / Janne Da Arc」の総評
曲中での音域はmid1G(G3)~hiA#(A#4)とやや広めです。
裏声は使用されていません。音域的には平均音域を上の方に移動した形になります。
パート毎の音域の変化はAメロがやや複雑なだけです。どのパートも音域は高めですね。
地声最高音はhiA#(A#4)で、Bメロ、サビ、Cメロで登場します。
登場頻度は多く、もちろん中心となる音域も高めです。とくにAメロから高い音域が出てくるのが難しいところですね。
中心となるキーが高いので苦しい場合はキーを下げるのが無難です。仮にhiA#(A#4)が出せるとしても、余裕を持って出せるのでなければ下げたほうが無難でしょう。ギリギリ出せる形だと、かなり苦しく感じるでしょう。
これで最高音がmid2G(G4)くらいまで下がるので歌いやすくなります。
地声最低音はmid1G(G3)です。
かなり低音域に余裕があり、2つか3つ下げてもまだ余裕があるでしょう。苦しさを感じるときは気楽にキーを下げてOKです。
音程難易度は普通となっています。
音程そのものは難しくないのですが、スピードが速いので音程を合わせる余裕はありません。しかし、しっかりと練習をすれば流れに乗って歌うだけで音程をある程度合わせることは可能です。
以上を考慮して、
キー調整をしなければかなり難しい曲ですが、調整をすると余裕が出てきます。もちろんその状態でしっかりと歌詞や歌い方は覚える必要があります。しっかりとした練習が大切ですね。
Janne Da Arcの曲はキーが高い曲が多いです。ですが同時に地声最低音が高い曲も多く、キー調整がしやすくなっています。この「ヴァンパイア」はその代表的な曲ですね。
キー調整さえすれば練習もしやすいですし、レパートリーに加えやすいともいえるでしょう。ぜひともチャレンジしてみてください。