「桜 / コブクロ」について歌い方や音域を解説しました。 カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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「桜 / コブクロ」の楽曲データ
桜
コブクロ
2005/05/11 ¥255
アーテイスト | コブクロ |
---|---|
リリース | 2005/11/2 |
タイアップ | ドラマ「Ns’あおい」主題歌 |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1B(B2) ※Aメロで登場 |
地声最高音 | mid2F#(F#4) ※サビで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM84(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2005年11月2日にリリースされたシングル曲です。 前作「ここにしか咲かない花」から約半年ぶりのリリースです。 ドラマのタイアップはありますが、歌番組などでの知名度が高めです。
前作が大ヒットしたことにより注目されていましたが、「桜」はそれ以上のヒット曲となりました。 初週こそ3位でしたが、最終的には約1年にもわたるロングヒットを記録しています。
この「桜」で日本レコード大賞の金賞も受賞しています。 こういったニュースも含めて、とても知名度が高い作品となっています。 ちなみにですが、売上ではこの後に発売される「蕾」に次ぐ2位を記録しています。
YouTubeにて公式チャンネルが音源を公開しています。 音源ですので、映像は変化しません。 ですが、最後までしっかりと聴くことができます。
タイトルの「桜」にもある通り、桜を連想させるワードが多く登場します。 桜と自分の成長にスポットを当てたような歌詞が特徴的です。
曲調としては静かな雰囲気で、バラードのような印象です。 しかし失恋ソングのようなさみしい雰囲気はありません。 心にしみるような、やや壮大なメロディが特徴ですね。
「桜 / コブクロ」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ(2回)→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ→アウトロ(ほぼAメロ)
- 高音:mid2D#
- 低音:地声最低音mid1B
- 音程:やや易(音程変化はやや複雑だが、合わせやすい)
力を抜いて、リラックスして歌唱していきます。 口ずさむような調子で歌えるとベストですね。 ゆったりとしたペースですが、フレーズそのものが長く、息切れを起こしやすいです。 余計な力を入れないためにも、落ち着いて歌唱するのがおススメです。
- 高音:mid2D
- 低音:mid1F#
- 音程:普通(音程変化が複雑だが、依然として歌いやすい)
母音の伸ばしが多くなるので、やや力を入れて感情を込めていくとらしさが出ます。 Aメロよりも切れ目は多くなるので、息継ぎの余裕はでてきます。 ここもゆったりとしたペースなので、しっかりとした発声で歌唱していきましょう。
- 高音:地声最高音mid2F#
- 低音:mid1F#
- 音程:やや易(変化が単調で、歌いやすい)
Bメロと同じく、やや力を入れて歌唱します。 フレーズごとに音程が張りあがり、そこで少し力を入れるようにするとらしさがでます。
サビもゆったりとしたペースで、歌唱しやすいパートです。 落ち着いて、ていねいに歌いあげていきましょう。
2番のサビは1番のサビよりも力を入れて、感情的に歌唱していきます。 「桜」は歌いやすく、音程が単調な曲ですが、感情の強弱をつけていくと、よい感じに表現ができます。
ありません。
- 繰り返し:なし
- 転調:なし
転調はありませんが、強調をする部分はあります。 1音1音を区切りを強くして歌唱することにより、かなり強調を行っています。 ここはしっかりと原曲を再現していきたいですね。
アウトロは1フレーズのみで、Aメロと同じメロディ、音程配置となっています。 Aメロと同じく、やさしく口ずさんで歌うことで、ラストサビとの対比を際立たせていきましょう。
カラオケで歌う場合の「桜 / コブクロ」の総評
曲中での音域はmid1B(B2)~mid2F#(F#4)とやや広いです。 地声最高音がmid2F#(F#4)で裏声は使われていません。 低音が男性の平均的な音域をややオーバーしています。
パート内部で、音域は激しく変化しません。 全体的に歌いやすい印象です。
地声最高音はmid2F#(F#4)で、サビで登場します。 頻度は多くはなく、高音にはかなりの余裕があります。 mid2F#は男性でもだせる人が多いキーです。 高音が苦手な人でも、チャレンジしてみるのがおススメです。
ちなみに、地声最低音がmid1B(B2)となっていますが、登場は少しだけです。 さらに一気にキーが上がってしまうので、この付近の音が多いわけでもありません。 低音が苦手な人でも、低くて歌いにくいとは感じないでしょう。
音程難易度はやや易になります。 細かい変化が多いですが、全体的にゆったりとしたペースで余裕があります。 歌いやすい位置に配置されていて、多くの曲の中でも合わせやすさはTOPクラスの曲です。
あまり練習せず、初見でもそれなりに歌いこなすことができると思います。 しかし、カラオケで練習をすれば、さらに完成度を上げることができるでしょう。
一方で、シンプルな音程の曲なので、表現力はやや重要になります。 とくにサビに関しては1番2番、ラストサビで力の入れ具合が変わっています。 しっかりと意識することで、さらに上の再現をすることができます。
以上を考慮して、
コブクロの曲の中でもかなり歌いやすいナンバーです。 音程が合わせやすく、採点ゲームなどでは高得点が狙いやすい曲でもあります。
コブクロの曲にしては珍しく、裏声も使用されていません。 なのでコブクロの曲をこれから歌っていきたい!という場合にもおススメできる一曲です。 知名度も高いので、カラオケでも選びやすい曲ですね。