「赤い糸 / コブクロ」について歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「赤い糸 / コブクロ」の楽曲データ
赤い糸
コブクロ
2008/11/05 ¥255
アーテイスト | コブクロ |
---|---|
リリース | 2008/10/29 |
タイアップ | 日本生命CMソング |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1C#(C#3) ※Aメロで登場 |
地声最高音 | mid2F#(F#4) ※Bメロ、サビで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM78(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2008年10月29日にリリースされたシングル曲です。「時の足音」のカップリング曲として収録されましたが、カラオケでの人気が爆発した曲になります。CMソングにも起用されていて、そのCMを見たことがあるかもしれません。
YouTubeにて公式チャンネルが音源を公開しています。
音源ですので映像は変化しません。
タイトルの「赤い糸」は恋人との間にある「赤い糸」を指しています。恋愛小説などでよく話題に出ますね。歌詞には恋人と付き合いつつも、素直になれない気持ちから一旦距離を置き、不安な気持ちになりながらも、やがて再会する一連の流れを記しています。
曲調はバラード調ですが、物寂しい雰囲気はあまりありません。落ち着いた雰囲気ではありますが、心に染み入るようなコブクロ特有のメロディが特徴的なナンバーです。
「赤い糸 / コブクロ」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ(2回)→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ
- 高音:mid2C#
- 低音:地声最低音mid1C#
- 音程:やや易(歌詞を敷き詰めているが、変化は単調)
Aメロながら音域がやや高く、力を入れた安定した歌い方がおススメです。低音部分もありますが、そこもしっかりと発声します。もしも低音を響かせるような歌い方ができる場合は、実践してみましょう。
スピードはゆったりとしていますが、フレーズの前半部分は歌詞を敷き詰めています。この部分は流れるように歌唱していき、後半の母音を伸ばす部分が多い箇所は落ち着いて歌唱していきましょう。Aメロが曲の導入になるので、ここで流れを掴んでいきたいところです。
- 高音:mid2E
- 低音:地声最低音mid1C#
- 音程:やや易(急激な変化が少なく、歌いやすい)
かなり長く、前半後半で大きく音程とメロディが変わります。前半は静かなメロディで、歌唱もあまり力を入れない繊細な歌い方がおススメです。あまり感情を込めずに、淡々と歌唱して行くとらしさがでます。
一方で後半はやや力強いメロディと歌い方へとシフトします。音程の変化が激しく、緩やかに上がり下がりしますが、上がり切ったところで強調するような歌い方をするのがおススメです。
全体的に長いですが、切れ目は多く余裕は持てるパートです。息継ぎをする時間も十分にあるので、落ち着いて歌唱していきましょう。
- 高音:地声最高音mid2F#
- 低音:地声最低音mid1C#
- 音程:やや易(急激な変化が少なく、歌いやすい)
サビですが、全体的にあまり力を入れない優しい裏声で歌唱していきます。サビの最初に、段々上がって最高音へ到達する箇所がありますが、ここだけ力を入れる歌い方がおススメです。
声を張り上げる必要がないので、意外と余裕が持てるパートです。その分声の強弱のコントロールに力を割いていきたいですね。優しい歌い方で、周りを引き込んでいきましょう。
ありません。
- 繰り返し:あり
- 転調:あり(最後に一か所のみ)
ラストサビの最後の1フレーズのみ転調します。それまでのサビとは違い、張り上げてmid2Eのロングトーンとなります。
カラオケで歌う場合の「赤い糸 / コブクロ」の総評
曲中での音域はmid1C#(C#3)~mid2F#(F#4)とかなり広いです。
地声最高音がmid2F#(F#4)で裏声は使用されていません。低音が男性の平均的な音域をややオーバーしています。
パート内部で、音域はやや激しく変化します。低音部分が多く、Bメロでは中音域から低音域への急激な変化も多いです。高音よりも低音の実力が問われる曲ですね。
地声最高音はmid2F#(F#4)で、サビで登場します。
登場頻度はかなり少なく、このキーをギリギリに出せる人でも問題はありません。最高音以外のキーも高くはないので、高音に関しては苦しいと感じることはないでしょう。
もしも高いと感じる場合でも1つ下げれば格段に歌いやすくなると思います。
地声最低音はmid1C(C#2)なので、下げる余裕はあまりありません。
この最低音は登場回数が多いので、無視もしにくいです。なので、基本的には下げない方がおススメですね。
音程難易度はやや易になります。
全体的に音程の変化が少なく、歌いやすい配置になっています。
以上を考慮して、
難しい要素が少なく、コブクロの曲の中では難易度が低めの曲です。採点でも点数が取りやすい曲となっています。
かなり歌いやすい曲で、これからコブクロの曲を歌っていこう、という人におススメの一曲です。また知名度も高く、カラオケの人気度では上位のナンバーでもあります。歌い方を覚えて、カラオケで披露してみてください。