「流星 / コブクロ」の歌い方【音域】

「流星 / コブクロ」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「流星 / コブクロ」の楽曲データ

流星
コブクロ
2007/06/13 ¥255

アーテイストコブクロ
リリース2010/11/17
タイアップドラマ「流れ星」主題歌
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★☆☆☆
地声最低音lowF#(F#2)
地声最高音mid2G#(G#4)
裏声最高音mid2G#(G#4)
スピードBPM77(標準的な速さ)
ラップなし
流星について

2010年11月17日にリリースされたシングル曲です。
オリコンは週間3位の好成績を残しています。
この曲で、年末の紅白歌合戦にも出場しました。

タイアップのドラマ「流れ星」は複雑な境遇にいる男女2人が出合い、恋に落ちる様子が描かれています。
この曲はドラマを元にして書き下ろされたナンバーで、
それゆえに歌詞にも恋愛を示唆する内容がちりばめられています。

YouTubeにてWarner Music JapanがPVを公開しています。
2020年10月現在、再生回数は2000万回を越えています。
とても多い再生回数で、人気な曲であることが伺えます。

曲調はしんみりとしたバラード調ですが、
サビでは大きく盛り上がります。
壮大なメロディが特徴の曲ですね。

「流星 / コブクロ」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2C#
  • 低音:地声最低音lowF#
  • 音程:やや易(変化が緩やかで、歌いやすい)

低音が多めですが、安定した歌声で歌唱していきます。
音量は小さいながらも、はっきりとした歌い方ができるとなお良いです。

切れ目が多いのが特徴です。
息継ぎをするほど長いわけではないので、リズムを取るつもりで、しっかりと切っていきましょう。

Bメロ
  • 高音:mid2F#
  • 低音:mid1F#
  • 音程:やや易(変化が緩やかで、歌いやすい)

Aメロよりもキーが高くなり、やや力を入れた歌い方へとシフトします。
力を入れつつも、安定した歌い方で歌唱していきましょう。

Aメロよりは切れ目の数が減るので、やや歌いやすくはあります。
ただし高音のキーが多めなので、出すことに夢中にならないようしましょう。

サビ
  • 高音:地声最高音mid2G#、裏声最高音mid2G#
  • 低音:mid1F#
  • 音程:普通(急激な変化はあるが、ゆったりとしていて歌いやすい)

やや力のこもった声で歌唱していきます。
母音の伸ばしがかなり多いので、安定したロングトーンができるかが問われています。
切れ目が短いので、そこで瞬時に息継ぎをして、ロングトーンに備えていきましょう。

裏声はロングトーンで登場します。
力を抜きつつも、芯を入れない状態で優しく発声します。
綺麗な裏声を響かせることを意識すると良いですね。

切れ目も母音の伸ばしも多いのが特徴です。
リズムは取りやすいですが、ロングトーンが多いので苦しくなって無意識に速く歌わないように注意です。
焦らずに、ていねいな歌い方で歌唱していきましょう。

Cメロ
  • 高音:mid2E
  • 低音:mid1D#
  • 音程:やや易(変化が緩やかで、歌いやすい)

やや力を抜いて歌唱していきます。
リズムに乗って、口ずさむように歌唱するとらしさがでます。

音程の変化がほとんどないので、歌いやすいパートです。
歌詞と歌唱の切れ目も一致していて、余裕が持てます。
ここで余力を残しつつ、ラストサビに向けて心の準備をしましょう。

ラストサビ
  • 繰り返し:なし
  • 転調:あり(一部)

カラオケで歌う場合の「流星 / コブクロ」の総評

曲中での音域はlowF#(F#2)~mid2G#(G#4)とかなり広いです。
地声最高音、裏声最高音ともにmid2G#(G#4)となっています。
低音が男性の平均的な音域を大きくオーバーしています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

パート内部で、音域は激しく変化しません。
高いところは高い、低いところは低いと分かれています。
しかし、Aメロは低音が集中しています。

地声最高音はmid2G#(G#4)で、サビで一瞬だけ登場します。
頻度が多いのはmid2F#やmid2Gなどです。なので最高音がギリギリ出せる場合でも、意外と苦しくは感じないはずです。

mid2G#は男性の限界の音域で、この音が出せる人も多いです。
なので基本的にはキー調整は必要ないように思えます。
もしも高音が苦手な場合は

キーを1つ下げると、歌いやすくなるでしょう。

地声最低音はlowF#(F#2)とかなり低いです。
low音域まで低音が届く曲は珍しいですね。
当然、下げる余裕はあまりありません。

このキーが一瞬の登場なので、無視をしてキーを下げるのもありです。
ですがAメロにはそれ以外にも低音のキーが多くなっています。
キー調整はしにくいと言えますね。低音が得意な人ならばありかもしれません。

裏声最高音もmid2G#(G#4)で、サビで登場します。
ロングトーンの形で登場するので、綺麗な裏声が必須です。
とはいえ地声との切り替えが激しいわけではありません。

音程難易度はやや易になります。
曲中全体を通じて緩やかに変化する音程が多めです。
歌いやすい位置に配置されていて、しっかりと練習すればほとんどの音程を合わせることも可能です。

メロディや歌い方を覚えてしまうと、歌いこなせるようになるでしょう。
もちろん、練習なしでは厳しいですが、練習をするとそこまで苦労せずに歌いこなせるようになると思います。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや易~普通になると感じました。

音域の広さが難関ですね。高音、低音の両方が得意な人からすると歌いやすいと思います。
スピードもゆったりとしていて、音程も難しくはありません。
裏声も一瞬の切り替えではないので、難易度も高くはありません。

コブクロの曲の中では比較的歌いやすい部類に入ると思います。
知名度も高いですし、コブクロの別の曲を歌って、自信がついてきたころに入れると良いでしょう。
裏声を使用しているので、裏声の練習にも使えます。

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