「ホワイトノイズ / Official髭男dism」のカラオケでの歌い方【音域】

Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)のシングル曲「ホワイトノイズ」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「ホワイトノイズ / Official髭男dism」の楽曲音域データ

アーティストOfficial髭男dism
リリース
2023/1/11
タイアップ
アニメ「東京リベンジャーズ 聖夜決戦編」OPテーマ
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1D#(D#3)
地声最高音hiC(C5)
裏声最高音hiD#(D#5)
スピードBPM143(速い)
ラップなし
ホワイトノイズ について

2023年1月11日にリリースされたシングル曲です。Official髭男dismの9枚目の配信限定シングル曲で、アニメ「東京リベンジャーズ 聖夜決戦編」OPテーマに起用されました。

Official髭男dismは同アニメに楽曲「Cry Baby」を提供していて、それに次ぐ二作目となります。なお、前作「Subtitle」から3ヶ月足らずでの次曲リリースと短いスパンでのリリースとなります。

楽曲そのものは以前から存在していたらしく、その曲に対して歌詞を入れることで今回の「ホワイトノイズ」が完成した逸話があるそうです。

アーティストとしての人気の高まっているOfficial髭男dismの楽曲としてリリース当初から知名度がかなり高く、人気になっている一曲ですね。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2023年1月現在、500万回を突破しています。まだ投稿されて一ヶ月も経過していないので、これから先再生回数も伸びていくと思われます。

PVはOfficial髭男dismのメンバーが駐車場のような場所で高らかに歌い上げる様子が印象的な作品となっています。走り回る車や、彼らが身にまとうやや不良っぽい服装も印象的です。

「ホワイトノイズ」は「Cry Baby」と同じように終始アップテンポな調子で進んでいく、ノリノリのナンバーとなっています。

「ホワイトノイズ / Official髭男dism」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ(2回)→Bメロ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2G(G4)
  • 低音:地声最低音mid1D#(D#3)
  • 音程:普通

音域はやや広めですが、低音域~中音域に固まっています。ただOfficial髭男dismの音域から考えて中音域ですので、高音が苦手ですとこの段階から高さを感じ始めると思います。逆に高音が得意な方ですと低音部分が少し低いなと感じるかもしれません。

音程の変化はなだらかな変化が多くなっていて、低音部分に一気に変化する配置もありますが、おおむね合わせやすくなっています。外すとしたら低音部分かと思いますので、発声に注意していきたいですね。

Aメロですが、やや声に力を入れてリズムに乗って歌唱していきます。アクセントなどは駆使せずに、音程を合わせようと平坦な歌い方を意識するとらしさが出るでしょう。

音程や低音の発声に注力しつつ、軽い感じで歌いあげてBメロに繋げていきましょう。

また1番のみ Aメロが二回繰り返され、2番は繰り返しがありません。 Bメロに移るタイミングを間違えないようにしましょう。

Bメロ
  • 高音:mid2G#(G#4)
  • 低音:mid1G(G3)
  • 音程:普通

音域はほぼ1オクターブに収まります。中音域に集中していますが、ややキーは高めで、高音が得意な男性でも「高いな」と感じるくらいです。

音程に関しては緩やかな変化をAメロから継続しつつも、急激な変化も見受けられるために難易度的にはそこまで変わりません。ただ原曲のメロディラインはAメロ以上に頭に入りやすいので、再現はしやすいと感じると思われます。

Bメロなのですが、実際に歌唱してみると他の曲で言うところのサビ並みに声を張る形になります。キーがかなり高く、ロングトーンも多めです。

Aメロでは抑揚をなるべく抑えた平坦な歌い方をしていましたが、ここから一気にところどころに強弱をつけて歌唱をし始めます。

1番のBメロにてかなりのところまで盛り上げて、このままサビに行くかと思いきや、行かないのか…といった印象を周りに与えられるくらいには歌声で盛り上げていきましょう。

1番にはサビがないために、Bメロ歌唱後Aメロに戻ります。Bメロ盛り上がりの余韻を残しつつ、Aメロとの落差を演出していってください。

サビ
  • 高音:地声最高音hiC(C5)
  • 低音:mid1G(G3)
  • 音程:やや易

音域は広いのですが、ほぼ高音域に集中していて、地声最高音もこのパートで登場します。これ以外にもhiA#(A#4)のロングトーンが目立ち、パート的にはかなり高くて歌いにくくなっています。

一方で音程に関しては急激な変化がぐっと少なくなり、さらにロングトーンが多くなるのでかなり合わせやすくなります。音程はあまり気にせずに、高音の維持に注力するのが良いでしょう。

一番の盛り上がりですので、かなり力を入れて歌唱します。というよりもOfficial髭男dismの曲のサビを軽々しく歌える人などほとんどいないと思いますので、全力で歌唱して問題ありません。

高音が出ることを前提でお話しすると、フレーズがやや長く、さらに息継ぎのスパンが短いために空気の不足が起こりやすいです。

サビに入る前に口と鼻で大きく息を吸っておき、それぞれのブレスタイミングで空気を補充するという手法を取ると最後まで息が持ちやすく、高音の発声も安定しやすいです。

音程は気にしなくて良いので、高音の発声と、それを助けてくれる息継ぎに対して意識を割くようにしましょう。最後のロングトーンで体内の空気を出し切るくらいに声を響かせられると完璧ですね。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:あり(裏声最高音hiD#(D#5)

転調はしませんが、繰り返しはあります。繰り返しというよりも、最後にフレーズが1つ追加されている形になります。

ラストサビで最大の盛り上がりを見せたにもかかわらず、追加部分は伴奏が一転して抑えめになり、歌声も静かなものになります。

この部分で曲中唯一の裏声が登場し、これがhiD#(D#5)となかなかに高くなっています。張り上げる形での登場になりますが、これまで地声の高音を連発しているために裏返らないように注意が必要です。

裏声そのものはあまり力を入れない抜けるような短めの声となっていますので、目を瞑るなどして対応して行きましょう。

カラオケで歌う場合の「ホワイトノイズ / Official髭男dism」の総評

曲中での音域はmid1D#(D#3)~hiD#(D#5)とかなり広いです。
地声最高音はhiC(C5)で、裏声最高音がhiD#(D#5)です。男性の平均的な音域から考えると、上に大きく広がっていると言えます。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域は広いですが、急激に低音に振れる部分が多く、全体的には中音域から高音域にまとまっています。相変わらず全体的に高音域が多めですので、苦しくなりやすいです。

地声最高音はhiC(C5)で、サビで登場します。
登場頻度がかなり多く、更にそれに準ずるhiA#(A#4)のキーもロングトーンの形で登場します。

最高音そのものはOfficial髭男dismからするとよくある音域で、Official髭男dismを好んで歌うような人であれば特に問題はないと思われますが、当然一般的には高すぎる部類に入ります。

もしも高音に自信がない場合はキーを下げた方が無難です。その際は

キーを4~5下げると良いでしょう。

これで地声最高音がmid2G(G4)~mid2G#(G#4)になりますので、かなり楽になると思われます。

地声最低音はmid1D#(D#3)です。
Aメロで登場し、男性の平均的な低音域ギリギリでそれに準ずるキーの出現頻度も多いです。キー調整で4~5下げることを提案しましたが、5つ下げてしまうとmid1A#(A#2)にまで到達してしまい、かなり苦しさを感じるはずです。

Official髭男dismの曲にしては珍しく音域がかなり広く、更に低音域にもキーが集中しているために、キーを下げる場合にはAメロが出る可出ないかのギリギリのところを見極める必要があるでしょう。

ただし全体的にはサビの高音の方が重要度は高いために、可能な限り下げてもまだサビが苦しい場合は、Aメロを多少犠牲にしてでも下げるしかないように思われます。

裏声最高音はhiD#(D#5)となっています。
ラストサビで登場し、一回のみの登場です。短く抜けるような裏声ですが、段階的に上がって行って張り上げる形で出すので声が裏返らないように注意しましょう。

優しめの裏声を意識して、静かに曲を閉めていくことを演出してみてください。

音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化は基本的には緩やかで、低音部分への急激なシフトはあるものの、それを加味しても合わせやすい配置が多いです。

音程よりも高音や高音維持のためのブレスの方に意識を向けるのがおススメですね。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや難になると感じました。

「ホワイトノイズ 」はOfficial髭男dismの曲としては平均的ですが、一般的にはかなり高音がきつい曲です。

ただ好んで歌っている人からすると慣れ親しんだ音域や歌い方が多く登場するために、逆に歌いやすさを感じると思います。

また音域がかなり広く、低音部分にもキーが集中しているためにキー調整ができないのは大きな難点ですね。高音か低音、どちらかに特化していないとやや歌いにくさを感じるでしょう。

ある程度歌いこなせるようになってくると息継ぎが問題になってくると思います。その頃には音程はある程度マスターしていると思われますので、ブレスの方に注力するのがおススメです。

「Cry Baby」と同じく、高音を響かせるカッコいい曲となっています。周りに訴えかける力も十分ですので、気に入った場合にはぜひとも練習してマスターしてみてください!

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