「アポロ / ポルノグラフィティ」の歌い方【音域】

「アポロ / ポルノグラフィティ」について歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

関連記事

このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]

曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「アポロ / ポルノグラフィティ」の楽曲データ

アポロ
ポルノグラフィティ
2013/11/20 ¥255

アーテイストポルノグラフィティ
リリース1999/9/8
タイアップなし
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid2A(A3) ※Aメロ、サビで登場
地声最高音hiA(A4) ※サビで登場
裏声最高音なし
スピードBPM190(とても速い)
ラップなし
アポロについて

1999年9月8日にリリースされたシングル曲です。記念すべき、ポルノグラフィティのデビュー曲になります。オリコン初登場時はタイアップもなく、順位は振るいませんでした。

しかし、後にリリースした曲がヒットしたり、歌番組で取り上げられたこともあり、メキメキと順位を上げ、最終的にはオリコン5位を獲得しています。

YouTubeにて、公式チャンネルがライブ動画を公開しています。
2020年10月現在再生回数が1200万回を越えています。ライブでも盛り上がる曲となっています。

曲のタイトルの「アポロ」は月面に着陸したロケット、アポロ11を指しています。歌詞の中にもそれを示唆するワードが複数登場します。歌詞の内容は社会風刺を混ぜたような内容になっていて、愛についても言及しています。

曲調はアップテンポで、カラオケでも盛り上がりやすいナンバーです。知名度も高いですし、披露しやすい曲ですね。

「アポロ / ポルノグラフィティ」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2G
  • 低音:地声最低音mid2A
  • 音程:普通(変化がやや複雑)

やや強い発声で歌唱していきます。弱めに叩きつけるように強調する部分が多く、歌い方を覚えるのが大切ですね。

歌詞の切れ目と歌唱の切れ目は一致しているので、歌いやすくはあります。ただし音程変化はなかなかに複雑なので、多少外すこともあるでしょう。採点ゲームをしている場合は気にしないようにしましょう。

Bメロ
  • 高音:mid2G
  • 低音:mid2B
  • 音程:普通(Aメロと同じ)

発声はAメロと同じです。ところどころ弱めのアクセントを入れているので、歌い方を覚えるのがおススメです。

ここでも歌詞と歌唱の切れ目が一致しているので歌いやすいでしょう。ただし、相変わらず細かい音程変化は多いので外しやすくなっています。

サビ
  • 高音:地声最高音hiA
  • 低音:地声最低音mid2A
  • 音程:普通(変化が複雑なものの、歌いやすい)

サビなので強い発声を意識して歌唱していきます。フレーズの最初に地声最高音が設定されていますが、この部分で強く発声してリズムを取るのが吉です。

フレーズ戦闘でやや強く叩きつけるように発声し、その後は自然体で歌唱して行くとらしさが出ますね。

Cメロ

ありません。

ラストサビ
  • 繰り返し:あり
  • 転調:なし

カラオケで歌う場合の「アポロ / ポルノグラフィティ」の総評

曲中での音域はmid2A(A3)~hiA(A4)とやや狭いです。
地声最高音がhiA(A4)で裏声は使われていません。高音が男性の平均的な音域をややオーバーしています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

パート内部で、音域は激しく変化しません。というよりも、地声最低音が高いので、音域的に苦しいとは感じないでしょう。

地声最高音はhiA(A4)で、サビで登場します。
フレーズの最初に登場し、張り上げるような高音です。声が裏返りやすいのが特徴ですが、長く発声するわけではないので、やや余裕があります。

個人的にはmid2G#のキーが出せるなら、このキーもギリギリ届く可能性があると思います。ただし、曲中ではmid2Gの高音がどのパートにも登場するので、苦しいなと感じる場合はキー調整をした方が無難です。

mid2Gのキーは男性の限界声域よりは低いですが、そのキーを連発されると流石に苦しくなります。

キーは、1つ~2つ下げるのがおススメです。

これで地声最高音がmid2G#(G#4)付近になります。地声最低音はmid2A(A3)なので、かなりの余裕があります。下げても全く問題はありません。自分の歌いやすい音域に調整してOKです。

音程難易度は普通になります。
スピードは速いのですが、歌詞の敷き詰めはそこまでではありません。しっかりと歌詞や歌い方を覚えれば、十分に対応できるレベルです。

歌詞の敷き詰め具合に関しては「サウダージ」や「アゲハ蝶」よりは難易度が低いと判断しています。ただし、細かい部分の音程は外しやすいと思います。完璧を目指すには向いていませんが、カラオケで盛り上がる目的ならば問題ないでしょう。

とはいえ全く練習せずに歌いこなせるほど簡単ではないので、ある程度のカラオケでの練習は必須と言えるでしょう。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通になると感じました。

キーがやや高めですが、地声最低音も同様に高いので、キー調整は容易です。音程がやや難しい印象を受けますが、それでも歌いやすい一曲です。知名度も高いために、カラオケで披露すれば周りから反応を得ることができるでしょう。

パートがAメロBメロサビしかないのも好印象です。覚える部分が少ないので、意外にも早く習得ができるからです。ぜひとも上の内容を参考に、練習してみてください。

カラオケのコツが詰まった教科書で
さらにレベルアップ!

詳細かつ丁寧な解説で、歌唱力も採点の点数もアップさせて、カラオケで注目を集めよう!