「ハネウマライダー / ポルノグラフィティ」について歌い方や音域を解説しました。 カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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「ハネウマライダー / ポルノグラフィティ」の楽曲データ
ハネウマライダー
ポルノグラフィティ
2006/06/28 ¥255
アーテイスト | ポルノグラフィティ |
---|---|
リリース | 2006/6/28 |
タイアップ | 大塚製薬「ポカリスエット」CMソング |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1F#(F#3) ※Aメロで登場 |
地声最高音 | hiA(A4) ※ラストサビで多く登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM126(やや速い) |
ラップ | なし |
2006年6月28日にリリースされたシングル曲です。 前作「ジョバイロ」から約半年ぶりのリリースです。 オリコンでは2位の好成績を記録しています。
タイアップは「ポカリスエット」のCMです。 ポルノグラフィティは以前に「ミュージック・アワー」で「ポカリスエット」のCMとタイアップしています。
YouTubeにて、公式チャンネルがライブ動画を公開しています。 6年前に投稿された動画ですが、2020年10月現在再生回数が580万回を越えています。
タイトルの「ハネウマライダー」はバイクを指しています。 このシングルは収録曲全てが「ライダー」で終わっていて、 この曲は「ハネウマ」+「ライダー」です。
「ハネウマ」が暴れん坊のバイク、「ライダー」がバイクに乗る人、のイメージです。 歌詞の中にもバイクを指す単語が多く登場します。
曲調はノリノリで歌えるアップテンポな曲です。 カラオケでは盛り上がりやすく、さらに歌って楽しい曲です。 楽器にはギター、ベース、ドラム以外にもバイオリンを使用しています。
バイオリンを使用する曲は基本的には壮大なイメージになりやすいのですが、 この曲はポップな調子で演奏していて、アップテンポに拍車をかけています。 このようにバイオリンを使用する曲は珍しいですね。
「ハネウマライダー / ポルノグラフィティ」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:mid2F#
- 低音:地声最低音mid1F#
- 音程:やや易(変化が緩やかで、歌いやすい)
やや力を入れた発声で歌唱していきます。 1音1音をはっきりと歌唱しつつ、リズムに乗るイメージですね。 歌詞と歌唱の切れ目も一致していて、歌いやすいパートです。 さっくりと歌いあげて、Bメロへと向かいましょう。
- 高音:地声最高音hiA
- 低音:mid2A
- 音程:普通(変化はやや激しいが、歌いやすい)
Aメロ同様にやや力の強い発声で歌唱していきます。 やや音程が複雑ですが、ポルノグラフィティのボーカルである岡野さんの歌い方を真似するのがコツです。 声の出し方の真似をすることで、音程が合わせやすくなるでしょう。
ここでも歌詞と歌唱の切れ目が一致しているので歌いやすさを感じるでしょう。 高音部分がありますが、はっきりと発声するよりも、一瞬だけ発声するイメージです。 発声したら母音を伸ばさずに、すぐに次の音を発声するようにしましょう。
- 高音:地声最高音hiA
- 低音:mid2A
- 音程:やや易(変化がほとんどなく、合わせやすい)
ここでも強い発声で流れるように歌唱していきます。 前半はフレーズ最初の4音でわずかな切れ目を入れます。 歌唱を一旦止めて、すぐに再開するようにしましょう。
中盤は前半と同じような音程配置ですが、 4音での切れ目がなくなっています。 同じ感覚で歌唱するとリズムが狂うので、注意しましょう。
後半は張り上げるフレーズが頻繁に登場します。 次第に張り上げる音が上がっていくので、それに合わせて力を入れていきます。 3番目の張り上げが最高潮なので、ここを全力で歌唱して行くようにしましょう。
- 高音:地声最高音hiA
- 低音:mid2A
- 音程:やや易(変化がほとんどなく、合わせやすい)
伴奏が静かになりますが、発声はやや強く、安定しています。 あまりアクセントを入れずに歌唱して行くのがポイントです。 自然体で、しかし安定した発声で歌唱していきましょう。
最後のフレーズはかなり力を入れて歌唱していきます。 段々とキーが上がっていき、最終的には地声最高音に到達するので、 そこで全力を出すイメージですね。
- 繰り返し:なし
- 転調:なし
カラオケで歌う場合の「ハネウマライダー / ポルノグラフィティ」の総評
曲中での音域はmid1F#(F#3)~hiA(A4)とやや狭いです。 地声最高音がhiA(A4)で裏声は使われていません。 男性の平均的な音域よりもやや高くなっています。
パート内部で、音域は激しく変化しません。 全体的にキーは高めで、高音が得意な人ほど歌いやすい曲です。
地声最高音はhiA(A4)で、Bメロとサビ、Cメロで登場します。 かなり登場頻度が高く、ロングトーンでも登場します。 hiAのキーが余裕を持って、かつ安定して発声できる必要があります。 高音の難易度はなかなかに高いと言えますね。
hiAを余裕をもって出せる人は少ないと思います。 なので高音にかなりの自信がなければ、キー調整をするのがおススメです。
これで地声最高音がmid2G(G4)程度になります。 それ以外の部分のキーも下がるので、歌いやすくなるはずです。
地声最低音はmid1F#(F#3)なので、やや余裕があります。 少なくとも、キーを2つ下げたくらいでは低さは感じないでしょう。
音程難易度はやや易になります。 あまり難しい部分はなく、合わせやすく、歌いやすい曲です。 流れに任せて歌っているだけでも、歌いこなせるレベルです。
練習をすれば、思ったように歌うことも可能でしょう。
以上を考慮して、
ポルノグラフィティの曲の中でも高音はややきつめの曲です。 とはいえキー調整はしやすいので、下げて歌うことでこの問題は解決できます。 音程変化は複雑ではなく、歌いやすい曲となっています。
これからポルノグラフィティを歌っていきたい人におススメできる一曲です。 曲を覚えやすいために、習得しやすいという特徴があります。 とはいえ練習なしで歌いこなせるほど簡単ではありません。 あくまでも練習をすると身に付けやすい、ということです。
なかなかに歌っていて楽しい曲で、カラオケでも盛り上がりやすいナンバーです。 このようにノリノリで歌唱できる曲は覚えておきたいですね。