「メリッサ / ポルノグラフィティ」について歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「メリッサ / ポルノグラフィティ」の楽曲データ
メリッサ
ポルノグラフィティ
2013/11/20 ¥255
アーテイスト | ポルノグラフィティ |
---|---|
リリース | 2003/9/26 |
タイアップ | アニメ「鋼の錬金術師」OPテーマ。 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid2A(A3) ※Aメロ、サビで登場 |
地声最高音 | hiA(A4) ※サビで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM170(とても速い) |
ラップ | なし |
2003年9月26日にリリースされたシングル曲です。前作「音のない森」からわずか約1ヶ月ぶりのリリースです。オリコンの順位で、週間2位の好成績を獲得しています。
後にOP曲がどれもヒットするアニメ「鋼の錬金術師」の初代OPに起用されました。それゆえ知名度もすさまじく高く、カラオケでもよく歌われるテーマです。
YouTubeにて、公式チャンネルがライブ動画を公開しています。
6年前に投稿された動画ですが、2020年10月現在再生回数が680万回を越えています。曲の始まりから盛り上がる、疾走系のナンバーです。
曲のタイトルの「メリッサ」はレモンバームという植物の別称になります。歌詞の中にもそれを示唆するワードが登場します。歌詞の内容はややダークで物寂しいものになっています。
一方で曲調はアップテンポで、AメロBメロは静かな印象、サビでは打って変わって盛り上がるナンバーです。
サビでの盛り上がりが良い味を出しており、カラオケでも盛り上がりやすい一曲となっております。
「メリッサ / ポルノグラフィティ」の構成と歌い方について
- 1番:イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ
- 高音:mid2E
- 低音:地声最低音mid2A
- 音程:やや難(音程変化は単調だが、歌詞を敷き詰めている)
力を入れずに、リラックスした状態で歌唱していきます。口ずさむように歌う感じですね。あまりアクセントは入れずに、自然体で歌唱していきましょう。
切れ目がやや多いパートです。リズムは取りやすいですが、しっかりと切れ目を意識しないと外してしまうこともあります。注意しましょう。
- 高音:mid2E
- 低音:mid2A#
- 音程:普通(前半は歌いやすいが、後半は歌詞を敷き詰めがち)
発声に関してはAメロと同じです。こちらもリラックスして、あまり感情を込めずに歌唱していきます。ただし母音の伸ばしは多いので、そこは強調しましょう。
前半はゆったりとしていてリズムも取りやすいでしょう。後半は歌詞を敷き詰めるようになります。ここは歌詞と歌唱の切れ目は一致しているものの、歌詞と歌い方は覚えておきましょう。ここもあまり感情を入れずに歌唱し、サビへと向かっていきます。
- 高音:地声最高音hiA
- 低音:地声最低音mid2A
- 音程:普通(変化は複雑だが、歌いやすい)
同じような音程配置が繰り返されます。一番最初の最高音に到達する部分のみ力を入れて、それ以外の部分では張り上げるところであっても力をおさえています。
最高音の部分が100%、それ以外が90%といった形です。最高音の部分ではやや強く叩きつけるような発声ができるとらしさがでます。
母音の伸ばしが多いので、そこでリズムを取ると歌いやすくなるでしょう。安定して発声できるロングトーンの実力が試されています。
ありません。
- 繰り返し:あり
- 転調:なし
カラオケで歌う場合の「メリッサ / ポルノグラフィティ」の総評
曲中での音域はmid2A(A3)~hiA(A4)とかなり狭いです。
地声最高音がhiA(A4)で裏声は使われていません。高音が男性の平均的な音域をややオーバーしています。
パート内部で、音域は激しく変化しません。というよりも、音域が狭いので激しくは変化できません。
地声最高音はhiA(A4)で、サビで毎回登場します。登場頻度が多いだけでなく、ロングトーンでも登場します。hiAが余裕を持って歌えるほどの高音の実力が必要です。
もしも苦しい場合はキーを調整するのがおススメです。
これで地声最高音がmid2G#(G#4)付近になります。地声最低音はmid2A(A3)なので、かなりの余裕があります。下げても低いと感じることはないでしょう。
音程難易度は普通になります。
歌詞はやや敷き詰めているものの、音程変化は単調で歌いやすいです。また同じような音程配置が繰り返されるので、覚えやすいのも良い点です。
以上を考慮して、
キー調整がしやすく、歌いやすい曲です。原曲キーではやや高いと感じるかもしれません。高音に自信のある人は、チャレンジしてみても良いかもしれませんね。
曲の知名度も高いので、カラオケで盛り上がりやすい曲です。好きな人も多いので、覚えておいて損はないですね。