「スパークル / RADWIMPS」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「スパークル / RADWIMPS」の楽曲音域データ
アーティスト | RADWIMPS |
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リリース | 2016/8/24 |
タイアップ | 映画「君の名は。」挿入歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1C#(C#3) |
地声最高音 | mid2G#(G#4) |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM124(やや速い) |
ラップ | なし |
2016年8月24日にリリースされたシングル曲です。映画「君の名は。」挿入歌に起用されました。
バージョンが2つあり、後ろに[movie ver.]か[original ver.]が付きます。当記事では音域やカラオケの観点では違いが大きくないので両方を同一として扱います。
[movie ver.]はアルバム『君の名は。』に収録されていて、文字通り映画のサントラの一部として収録されています。作中で流れるバージョンであり、途中の間奏が長めです。[original ver.]はアルバム『人間開花』に収録されていて、こちらは2016年11月23日にリリースされました。[movie ver.]よりも2分ほど短いので、カラオケでさっくりと歌い上げたいときはこちらを選曲するといいでしょう。挿入歌ですが、主題歌である「前前前世」よりもカラオケでの人気は高めです。主題歌の方に比べて歌いやすいのが理由だと思われます。
YouTubeに公式チャンネルが[original ver.]のPVを投稿しています。
再生数は2022年10月現在、1億5000万回を突破しています。映画の映像と組み合わせて作られており、3分という短い時間ながらも、楽しませてくれる作品となっています。
「スパークル」はしんみりとした調子で進んでいくバラードソングです。心にすっと入ってくるような歌声が特徴的ですね。
「スパークル / RADWIMPS」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ(2回)→Bメロ→サビ→Aメロ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:mid2F#(F#4)
- 低音:mid2B(B3)
- 音程:易
音域は狭めですが、中音域から高音域の音が多めです。音域的にはかなり歌いやすいパートと言えます。
音程の変化はあまり激しくなく、合わせやすくなっています。ただしフレーズそのものが長めですので、息継ぎはしっかりとするようにしましょう。長めのバーが多いので音程正解率が稼ぎやすいパートですね。
Aメロですが、音域が高めでまっすぐとした発声がポイントです。特に声を届けるようなのびのびとした発声を意識すると良いでしょう。
また一番のみ Aメロが二回繰り返され、サビの後にもAメロが入ってきます。もっとも登場ヶ所が多いパートとなっています。
- 高音:mid2F#(F#4)
- 低音:mid2B(B3)
- 音程:やや易
Aメロと全く同じ音域になります。こちらもAメロ同様に歌いやすいですね。
ただしAメロよりもスピードが速いので、音程の難易度が少し上がります。とは言え、急激な変化は少なく、緩やかな変化が多いので、合わせやすいことに違いはありません。このパートでもほとんどの音程バーを合わせて正解率を稼いでいきましょう。
力の入れ方を上げると同じですが、やや速めのペースで歌っていくので、リズムに乗って歌唱をする必要があります。流れるように歌唱してサビへと繋いでいきましょう。
特に終盤で待っているロングトーンは、一つの見せ場もありますので、しっかりとまっすぐとした発声を決めていきたいところです。
- 高音:地声最高音mid2G#(G#4)
- 低音:地声最低音mid1C#(C#3)
- 音程:やや易
音域は一気に広くなり、このパートで地声最高音と最低音が登場します。
まず最低音に関しては、登場頻度は少なく、さらに発声後すぐに上がってしまいます。バーも短いために。この部分に関しては合わせられなくても問題はありません。むしろ上がった後の長いバーのほうが問題ですので、こちらを外さないように注意しましょう。
地声最高音に関しても登場頻度は少なめです。原曲を聞いていると非常に裏声に近い地声となっていますので。この部分に関しては裏声で歌唱しても良いでしょう。もしも苦しいと感じる場合には、裏声での歌唱を試してみてください。
音程に関しては急激な変化が多くなるものの、全体的に合わせやすいのは継続しています。長めの音程が多めですので。息切れをしないように注意です。
歌い方に関しては力を入れて歌唱します。このパートが中音域からスタートした後に、低音域と高音域にシフトするのですが、中音域では力を入れた発声をして、低音域または高音域の歌唱の際に力を抜くとらしさが出てきます。
ただし、そのためには声量を継続させるための肺活量が必要で、それをするためのブレスの暇はあまりありません。ですので、そういった短いブレスのタイミングで可能な限り息を吸うように意識しましょう。
- 高音:地声最高音mid2G#(G#4)
- 低音:mid1F#(F#3)
- 音程:やや易
音域はサビほどではないものの披露目です。主に中音域~高音域からなります。このパートでも地声最高音が登場します。
登場は一瞬ですが、ここでの最高音に関しては裏声ではなく、地声で出した方がらしさが出るでしょう。
ここでも音程の変更は緩やかで非常に合わせやすくなっています。しっかりと音程を合わせてラストサビと繋いでいきましょう。
わざと力を抜いてもの寂しい雰囲気を演出する歌い方をするとベストです。声量を押さえて地声最高音を出すのは難しいですが、目を瞑るなどして抜けるような高音を再現しましょう。
- 転調:なし
- 繰り返し:なし
転調も繰り返しもありません。ただし地声最高音はこれまでのサビとは違い、かなり地声要素の強い声になっています。
もしも余裕があれば地声で歌唱したいところですが、もしも苦しければここも裏声でも問題はないと思われます。
カラオケで歌う場合の「スパークル / RADWIMPS」の総評
曲中での音域はmid1C#(C#3)~mid2G#(G#4)とかなり広いです。
地声最高音はmid2G#(G#4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、丁度収まっています。
曲を通しての音域は標準的ですが、各パートでの音域は狭めです。サビが広く、その他が狭いのは珍しいですね。
地声最高音はmid2G#(G#4)で、サビとCメロで登場します。
登場頻度がやや多いですが、発声は短めです。それゆえにこのキーがギリギリ出せるという人でも挑戦できる高さとなっています。
ちなみにサビの最高音は裏声でも問題ありませんが、Cメロとラストサビの最高音は地声の方がらしさが出ます。
高音に余裕があればすべて地声でも構いませんが、もしも不安がある場合は裏声を混ぜるのもアリです。以上を考慮して。
地声最低音はmid1C#(C#3)です。
サビで登場しますが、一瞬の発生の時にすぐ上がってしまうために合わせられなくても問題はありません。この最低音のキーを無視するとなると、低音域にはかなり余裕ができますので、もしもサビのキーが高いと感じる場合にはキーを下げるのも選択肢の一つに入ります。
全体的に高音のロングトーンを出している時間が長めですので、地声最高音がmid2G#(G#4)の他の曲に比べるとやや苦しく感じると思います。
高音が苦手な人ほど苦しいと感じるでしょう。低音域には余裕があるので、最悪キー調整をする、と考えて練習をするのがおススメです。
音程難易度はやや易となっています。
急激な変化が少なく、ゆったりとしたペースゆえに音程を合わせやすいです。長めの音程バーが多いのも良いですね。音程バーのほとんどを塗りつぶすことができるでしょう。
ただ発声している時間が全体的に長いので、ブレスに関しては気を付ける必要があります。息切れを起こしたら音程を合わせている場合ではないですからね。
以上を考慮して、
「スパークル 」はとても歌いやすく、メロディや歌詞も覚えやすいですね。カラオケでの練習もやりやすいように感じました。
平坦な音程ながら、声とアクセントで抑揚をつけている部分が多いので、歌い方を再現する練習にもなります。キーも高くないので、歌を練習するのに向いていると言えるでしょう。
カラオケではしみじみとした雰囲気を考慮して、終盤に入れると良いですね。完璧に歌い上げられれば、周りからの注目も得られるはずですよ。