「カナタハルカ / RADWIMPS」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「カナタハルカ / RADWIMPS」の楽曲音域データ
アーティスト | RADWIMPS |
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リリース | 2022/10/28 |
タイアップ | 映画「すずめの戸締まり」主題歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1C#(C#3) |
地声最高音 | mid2G(G4) |
裏声最高音 | hiA(A4) |
スピード | BPM80(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2022年10月28日にリリースされた配信限定曲です。新海誠さんが手がけた映画「すずめの戸締まり」主題歌に起用されました。
11月11日には映画と同じタイトルのアルバム「すずめの戸締り」にも収録されています。こちらはCDベースですね。
RADWIMPSは新海誠さんの映画主題歌を「君の名は。」の頃から連続して手がけています。
当作品は映画「君の名は。」の「前前前世」「スパークル」、映画「天気の子」の「愛にできることはまだあるかい」に続いてのリリースとなります。
映画と同じタイトルのアルバムをリリースするのも「君の名は。」から続いている流れです。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年11月現在、350万回を突破しています。今後も驚異的なスピードで増えていくことが予想できます。もちろんフルで聴くことができるので、PVと共に楽しみながら聞いてみてください。
「カナタハルカ」はAメロBメロは物静かな雰囲気で進んでいきますが、サビで壮大なメロディーを響かせるナンバーとなっています。
「カナタハルカ / RADWIMPS」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ(2回)→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:mid2C#(C#4)
- 低音:地声最低音mid1C#(C#3)
- 音程:やや易
音域は1オクターブと狭めで、地声最低音がこのパートで登場します。長い発声ではあるのですが、mid1C#(C#3)のキーは平均的な低さとそこまで変わらないので、出すことはできるはずです。
音程の変化は緩やかな変化が多く、激しい変化はほとんどありません。曲のスピードも遅く、息継ぎをする暇がしっかりとあるので合わせやすく感じるでしょう。
ただ、普通の曲に比べて歌詞を切る場面が多いので歌い方には少し注意しましょう。
かなり力を抜いて歌唱していくのがおすすめです。音程を合わせることを意識してはっきりとした発声を意識しつつ、声量をなるべくセーブして静かな雰囲気を演出してみてください。
また一番のみ Aメロが二回繰り返され、二番以降は繰り返しがありません。 Bメロに移るタイミングを間違えないようにしましょう。
- 高音:mid2D(D4)
- 低音:mid2A(A3)
- 音程:普通
Bメロ自体がかなり短いために、音域もかなり狭くなっています。主に中音域の音がメインで、音域的に歌いにくさは感じないでしょう。
ただ音程に関しては難易度が少し高く、音程変化が複雑であったり、スピードが極端に速いわけではないのですが、歌詞の切れ目と歌唱の切れ目が一致していないので、「ここで切るのか」といったことを思われるでしょう。
この曲では要注意なパートですね。しっかりと聞いて歌い方を覚えるのがおすすめです。
声の出し方はAメロと同じく極力抑えめで歌唱します。ただし、リズムに乗って歌唱するのを意識してください。
声量を抑えつつリズムに乗って歌っていくのは難しいですが、Aメロとは逆に音程をあまり意識しないで歌唱するとそれっぽくなりやすいです。
- 高音:地声最高音mid2G(G4)
- 低音:mid1E(E3)
- 音程:やや易
音域は広いですが、中心となるキーは高音域が多めです。主にmid2E(E4)付近の音が多く登場します。また、地声最高音はこのパートで登場です。
地声最高音は登場頻度が高く、張り上げる形で登場するので声が裏返ったり、うまく発声できない可能性があります。事前にしっかりと息を吸って準備をするのが大切ですね。
音程に関してはBメロと比較すると少し易しくなり、緩やかな変化が多くなります。ロングトーンも多いために、ほとんどのキーを合わせることができるでしょう。
音程よりも、高音を綺麗に出しつつ、しっかりとRADWIMPSの歌い方を再現することに重点を置いていきたいですね。
歌い方に関しては力を入れて歌唱します。歌唱に関してですが、前半部分は原曲よりも早く歌ってしまわないように注意です。実際に歌ってみると、何度も聴いているはずのサビですらリズムが取りづらいことを感じるはずです。
また後半の地声最高音が連発する部分では、張り上げる部分の最高音をしっかりと発生するのがおすすめです。子音だけの張り上げだと軽く聞こえてしまうために、母音も含めてしっかりと発声しましょう。
ちなみに2番のサビには地声最高音の登場はありません。
- 高音:地声mid2E(E4)、裏声最高音hiA(A4)
- 低音:mid1E(E3)
- 音程:普通
地声の音域は狭いのですが、このパートで裏声最高音が登場します。曲全体を通じて、裏声が登場するのはこのパートのみです。
キーこそ低いものの、芯のあるしっかりとした裏声になっていて、発声後の音程変化もあります。相当余裕があれば地声でも構いませんが、裏声で歌唱した方がらしさは出ますので、一度裏声で挑戦してみると良いでしょう。
スピードがゆっくりとしていて、息継ぎをする余裕もあります。ただ、細かい変化が多いために一部の音程を外しやすくはなっています。
とはいえ裏声の方が重要かと思いますので、この部分は裏声の発声に注力するのがおすすめです。
力の入れ具合はAメロに近く、Aメロよりも少しだけ力を入れると良いでしょう。ゆったりとしたパートですので、落ち着いて歌唱しつつ、長い発声をまっすぐ綺麗に決めていきましょう。
- 転調:なし
- 繰り返し:なし
転調、および繰り返しはありません。ただし、サビよりも伴奏が盛り上がりますので、力を入れて歌唱していくのがオススメです。
個人的にはサビでは力を入れるものの余力を残し、ここでさらに訴えかけるような声で雰囲気を演出すると良いと思います。
この曲の一番の見せ所でもありますので、最後まで全力で歌唱して綺麗に締めていきましょう。
カラオケで歌う場合の「カナタハルカ / RADWIMPS」の総評
曲中での音域はmid1C#(C#3)~hiA(A4)と少し広いです。
地声最高音はmid2G(G4)で、裏声最高音がhiA(A4)です。男性の平均的な音域から考えると、上下にやや広がっていると言えます。
曲を通しての音域は広いですが、各パートでの音域は狭めです。全体的に歌いやすい音域ですが、サビは高音域が目立ちます。
地声最高音はmid2G(G4)で、サビで登場します。
登場頻度がかなり多く、更にそれに準ずるキーも多く登場します。RADWIMPSとして考えるとやや高めといった印象を持ちます。
最高音は男性の平均的な音域から考えるとそこまで高くはないのですが、カラオケに不慣れですと苦しさを感じるかもしれません。
もしもカラオケで歌唱してみて苦しさを感じる場合には、
ただ、カラオケに慣れていれば十分手が出せる音域かと思いますので、一度は原曲キーでチャレンジしてみることをお勧めします。
地声最低音はmid1C#(C#3)です。
Aメロでのみ登場し、男性の平均的な低音域ギリギリですが、登場頻度は少ないです。発生は長いのですが、この高さならば出せる人も多いでしょう。
ただし、曲のキーを下げると当然最低音も下がりますので、下げ過ぎには注意です。そういった意味でも、なるべく原曲キーでの歌唱をお勧めします。
裏声最高音はhiA(A4)となっています。
Cメロでのみ登場し、地声の低音から一気にシフトして発声します。発声はやや長めで、力を抜きつつも芯のある裏声となっています。
キーは高くないので、他の曲で裏声を出す経験を積んでいるならば特に問題はないと思います。裏声としての難易度はそこまで高くはないかと。
音程難易度は普通となっています。
絶えず音程変化し、その上で少し歌いにくい部分もあります。とはいえ初見で歌うのが難しいだけであり、しっかりと練習すれば確実にものにできると思われます。
歌詞やメロディ、そしてRADWIMPSの歌い方を覚えた後に、カラオケや自室などで歌唱してみることでマスターすることが出来るはずです。
曲を歌唱する際には、音程よりも高音や表現力の方を意識するようにするのがお勧めですね。
以上を考慮して、
「カナタハルカ 」はRADWIMPSの曲として考えると少し難易度は高めかなと思います。
とはいえ手も足も出ないほどではなく、しっかりと練習を重ねれば十分にマスターできるなと感じました。メロディや歌詞をさっくりと覚えて、カラオケでの練習に着手するのがよさそうです。
最近話題の人気曲でもあり、壮大なイメージも持っているのでカラオケで周りの視線を集めることもできます。
音域的にも歌いやすく、裏声の難易度もそこまで高くないので、気に入った場合にはぜひとも一度チャレンジしてみてください。